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倒すべき敵は「黒の剣士」キリト! プロモーションアニメの上映と,声優陣の舞台挨拶が行われた「Echoes of Aincrad」スペシャルイベントをレポート
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印刷2026/05/12 15:19

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倒すべき敵は「黒の剣士」キリト! プロモーションアニメの上映と,声優陣の舞台挨拶が行われた「Echoes of Aincrad」スペシャルイベントをレポート

 バンダイナムコエンターテインメントは,2026年5月9日に東京都内にて「Echoes of Aincrad」PS5 / Xbox Series X|S / PC)のスペシャルイベントを開催した。本稿では,プロモーションアニメ「Unanswered//butterfly」が上映され,豪華声優陣の舞台挨拶も行われたイベントの内容をお伝えしていこう。

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●「Echoes of Aincrad」スペシャルイベント 登壇者一覧
松岡禎丞さん(キリト役)
戸松 遥さん(アスナ役)
黒沢ともよさん(エミルン役)
内山昂輝さん(レックス役)
加藤礼愛さん(劇中歌担当アーティスト)
理名さん(劇中歌担当アーティスト)
吉平 “Tady” 直弘氏(ポリゴン・ピクチュアズ)
二見鷹介氏(バンダイナムコエンターテインメント 「SAO」ゲーム総合プロデューサー)
マフィア梶田さん(MC)


左から,マフィア梶田さん,吉平 “Tady” 直弘氏,戸松 遥さん,松岡禎丞さん,黒沢ともよさん,内山昂輝さん,理名さん,加藤礼愛さん,二見鷹介氏
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 倒すべき敵は「黒の剣士」キリト! プロモーションアニメの上映と,声優陣の舞台挨拶が行われた「Echoes of Aincrad」スペシャルイベントをレポート


倒すべき敵は黒の剣士。キリトがPKとして追われるプロモーションアニメは110分超の大ボリューム


 「Echoes of Aincrad」は,ライトノベル「ソードアート・オンライン」を原作としたアクションRPGで,2026年7月9日(Steam版は7月10日)に発売が予定されている。タイトルからも分かるように,舞台となるのは原作の第1部「アインクラッド編」だ。

 アインクラッド編は,仮想世界に意識ごと没入できるフルダイブ型MMORPG「ソードアート・オンライン(SAO)」にて,キャラクターの死亡=現実の死となるデスゲームが描かれる。
 脱出するには浮遊城「アインクラッド」のボスを倒してクリアするしかない。プレイヤーはこの事件に巻き込まれた1人となり,一緒に冒険をしたことがあるβテスターのイオリと再会し,ともに脱出を目指すこととなる。

 この日は,同作の一部製品(アルティメットエディション,プレミアムエディション,プレミアムエディション 電撃スペシャルパック)に収録されるプロモーションアニメ「Unanswered//butterfly」が上映された。

 「SAO」プレイヤーである天真爛漫な少女エミルンと,思慮深い青年レックスは,仲間たちを本編の主人公である「黒の剣士」キリトに殺されてしまう。2人は仲間の敵を討ち,これ以上の被害を防ぐため,キリトを追うことを決意する。

 しかし,レックスは「フルダイブ不適合症状」であり,攻撃ができない身体だった。それでも2人は諦めることなく,エミルンが攻撃,レックスは防御に特化する独特の戦法を発明し,さらにエミルンは天才剣士と称えられるアスナに弟子入りして,特訓を開始するのだった……。


 名前こそプロモーションアニメだが,上映時間はなんと110分を超える劇場版アニメ並みの大ボリュームだ。視点がキリトやアスナといった本編の主役勢ではなく,デスゲームに巻き込まれた一般プレイヤーたちであるところも注目すべきポイントだ。

 ある者は怯え,またある者は「自分たちの仲間になれば確実にログアウトできる」と謳ってギルドメンバーを集め,またある者は他者に依存し……と,群像劇的な味わいがある。
 そして,エミルンとレックスが敵として追うのは,なんとあのキリト。本編だと我らが主人公として頼もしい限りのキリトだが,「Unanswered//butterfly」ではPKとして皆に恐れられており,漆黒のコートを翻して剣を振るう姿が恐ろしい。

 しかも,エミルンが師事するのは,キリトのパートナーであるアスナなのだ。果たして彼らはどのような運命を辿るのか……それは自分の目で確かめてほしい。

 上映後はキャスト陣と監督の吉平氏,プロデューサーの二見氏が登壇し,舞台挨拶とトークショーが行われた。
 エミルン役の黒沢さんとレックス役の内山さんは「ソードアート・オンライン」には初出演となる。アニメ第1部の放映時にファンとして視聴していた黒沢さんは,自分が作品世界に入れるということで感慨深げだ。内山さんも,長い歴史を持つシリーズに参加できるということで驚いたのだという。

 キリト役の松岡さんは,2人の演技について,なぜこの2人が最初からシリーズにいなかったのかというくらいの完成度だ,と太鼓判を押した。そして二見氏は,2人が喧嘩をするシーンの生々しさとテンポの良さを大絶賛し,「この生感は『ソードアート・オンライン』でもアインクラッド編でしかできないものだ」と語った。

 通常なら絵コンテでの尺を考慮して演技をしてもらうのだが,喧嘩シーンだけは2人の演技を優先した作りにしたそうなので,いかに良い演技だったかがうかがえる。なお,アスナ役の戸松さんも,喧嘩シーンはお気に入りとのことなので,視聴時は要注目だ。

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 本作でユニークなのが,前述した通り“キリトを敵として追う2人の一般プレイヤー”という図式である。なぜこうした内容になったかについて吉平氏は「シリーズで新しい話を作るにあたり,キリトが厄介であったからだ」と語る。
 もちろん“厄介”とは,あくまで作劇上での話で,キリトが出てくると,もう勝ちは確定,問題解決も約束されたようなものであり,事件を作りにくいからだ。

 そのため,「Unanswered//butterfly」でのキリトは,主人公ではなく「添える」形とし,原作初期で「ビーター」として恐れられていた側面にフォーカスすることに。「ゲームの新キャラクターから見たら,キリトはどう見えるか」を考えつつ制作していったのだそうだ。

 そして,劇中歌に加藤さんと理名さんが起用された理由は,その境遇に「SAO」に囚われた皆との共通点があるからだという。
 デスゲームには10代の少年少女たちも巻き込まれ,「謳歌できない青春」(二見氏)という苦境に陥ってしまう。加藤さんと理名さんも収録当時10代の学生であり,プロになるか否かという将来への不安があった。こうした共通点があるなか,「心の底から歌える」人として2人が起用されたのだそうだ。

 このほかにもトークショーでは,面白い話題が盛りだくさんだったが,物語のネタバレになる部分が非常に多かったため,残念ながら割愛させてもらう。
 改めて「Unanswered//butterfly」は,「Echoes of Aincrad」のアルティメットエディション,プレミアムエディション,プレミアムエディション 電撃スペシャルパックといった一部の製品に,ノーカット版が収録される。

 プロモーションアニメだけでもたっぷりとしたボリュームがあるのに,ゲーム本編までプレイできるわけだから,シリーズのファンであればより楽しめるだろう。気になる人は以下の公式サイトから詳細を確認してみよう。

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