アクション要素満載の村建設シム「Bellwright」，アーリーアクセス版を12月リリース。住民のニーズに応えながら強固な村を作りあげよう

　パブリッシャのSnail Gamesは，ポーランドのDonkey Crewが開発する村建設シム「Bellwright」のアーリーアクセス版を2023年12月にリリースすると発表し，最新トレイラーを公開した。

「Bellwright」公式サイト

　9月1日に掲載したgamescom 2023レポートでも紹介したように，「Bellwright」は，王子暗殺の濡れ衣を着せられて追放された元王族の主人公が，20年ぶりに故郷に戻るところから始まる。ひそかに定住した主人公が，敵の来襲にも耐える強固な村を作りながら，軍勢を整えて敵と戦うというストーリー性の強いシミュレーションゲームで，「Medieval Dynasty」のような建設シムと，「Mount＆Blade」のようなアクションRPG要素をミックスしたプレイをじっくり楽しめる。


　新たに村にやってきたり，近隣から集めたりした村人たちには，農業に秀でた者や，剣技が達者な者など，多彩なステータスが用意されている。彼らを適材適所に配して村の建設を行わせるのだが，弓矢が特異な住民が必要なら，山あいの村落に足をのばし，狩人を探してスカウトするといったことも可能だ。
　村人にはそれぞれのニーズもあり，サブクエストなどで彼らの欲求に応えることも重要になるなど，建築だけでなくマネジメントも楽しめるのはユニークな部分だろう。


　そんな「Bellwright」は，6月に開催されたSteam Nextフェスで10万を超えるウィッシュリストを獲得したことも話題になった。現時点で英語のみのサポートになっているが，中国大手Snail Gamesのアメリカ法人がパブリッシングを行う予定なので，グローバルな展開に期待したい。
　今週末から開催されるSteam Nextフェス10月版で，新たなデモが公開される可能性もありそうだ。