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瞑想とアクションゲームを組み合わせたアートフルなゲーム「Waking」が本日リリース。ローンチトレイラーが公開
「Waking」は,昏睡状態で死の境地を彷徨う主人公が,過去の大切な記憶を武器にして不安や恐怖と戦っていくゲームだ。モンスターとして具現化された不安や恐怖に打ち勝つという,開発者が“瞑想アクション”と呼ぶゲームになっている。モンスターたちの攻撃によりライフ(ヘルス)が減少したりするものの,マップ中には「願い」や「希望」といったさまざまな“記憶の断片”が散りばめられており,それを拾い集めてパワーアップできる。ボスファイトもあり,集めた記憶から「過去に愛した人」といったアイテムやキャラクターを召喚して戦うことも可能だ。
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興味深いのは,ゲーム中にはときおり「瞑想の時間」が設けられ,インストラクターの落ち着いた声の指示を聞きながら,精神的な安定を探求する瞑想法「ガイデッド・メディテーション」を行う時間があることだ。その数分間は,プレイヤーは実際に目を閉じてリラックスすることが求められ,ゲーム画面も真っ暗になってしまう。
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言語サポートは英語のみとなっており,ガイデッド・メディテーションでは「それでは子供の頃に過ごした家のことを想像してみましょう」といったインストラクターの声も意識半分で聞き取ることになるので,相当な英語力は必要になりそうだ。ただ,アーティストをバックグラウンドにするオダ氏が時間をかけて開発してきただけあり,ゲーム世界は非常に美しくアートフルになっているので,それを楽しむだけでも十分に価値のあるゲームではないだろうか。
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「Waking」公式サイト
tinyBuild(R)