「ディアブロ IV」，第3シーズン向けパッチノートが公開に。スキルの振り直しも容易になり，パフォーマンスの低いスキルやアイテムは調整へ

　Blizzard Entertainmentは，アクションRPG「ディアブロ IV」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）で2024年1月24日に開幕する新シーズン「先賢の構造体」に向けた，最新アップデート（1.3.0 ビルド#48780）のパッチノートを公開した。


　先賢の構造体については，先週のニュース記事でお伝えしたように，ケジスタン砂漠の地下都市に存在するゲートホールから「紡績堂」と呼ばれる新たなダンジョンへと潜入していく。シーズン専用のコンパニオンとして，カスタマイズ可能な「臣下の構造体」という元素ロボットを相棒にできる。また，ベースゲームでもヘルタイドが常時アクティブになるなど，QoL（生活/ゲームプレイの質）の向上を目的とした，いくつもの改善や修正が行われる予定になっている。


　パッチノートの詳細は公式サイト（リンク）で確認できる。今回のアップデートは，特定のスキルに特化するプレイヤーに適切な対価を提供することが主な目的で，パフォーマンスが低いために使われなかったり，使い勝手の悪かったりした，各クラスのスキルやアイテムに調整が加えられるという。


　大きなところでは，全クラス向けの新アイテムとして，新たなユニーク・グローブである「ペイン・ゴージャーのガントレット」が入手可能となる。これは非基本スキルでマークした敵に3秒間のダメージを与え，マークされた敵に基本スキルが最初に命中したとき，その基本スキルのダメージがすべてのマークされた敵に波及して，100-200％[x]増加したダメージを与えるというものだ。

　また，「オーバーパワー」を使った攻撃は，「強化」値として得ている基本ライフの1％につきダメージ＋1％（以前の＋2％から下方修正）になるよう変更される。さらに，基本ライフを超えたボーナスライフ1％につきダメージ＋1％（以前の＋2％から下方修正）を得るようになるという。


　エンドゲームのアクティビティに関連しては，ヘルタイドは5分の休憩を挟んで毎時間，55分間有効になるなど恒常化するように変更が加えられ，プレイヤーは蒸留された恐怖を安定して獲得できる。ナイトメア・ダンジョンから得られる分については，ティア30以上で1個，ティア90以上から3個の蒸留された恐怖を入手できるという。

　さらに，ワールドボスからはプレイヤーのレベルに見合った戦利品がドロップされるよう，ドロップアイテムのアイテムパワー上限が調整（変更前：最小値＋100，最大値＋100 → 変更後：最小値＋65，最大値：＋25）される。この変更により，高レベルでプレイするほどワールドボスから高いアイテムパワーを持つ装備が入手しやすくなるとのこと。

　ほかには，スキルツリーを振り直す際に新たな方法が導入される。スキルツリーの一部だけを振り直し可能となり，プレビューで事前にどれだけのゴールドを消費するかもチェックできるので，スキルツリーの振り直しがやり易くなるようだ。


　また，PC版限定となるが，マウスの代わりにキーボードの［W/A/S/D］キーで移動できるようになり，キーボードのみで移動可能になるという。

　今回のアップデートを，新シーズンのスタートに向けてチェックしておこう。

ディアブロ IV｜パッチノート

「ディアブロ IV」公式サイト