「ドルフロ」から約30年後を舞台にした新作SRPG「逆コーラップス：パン屋作戦」が発表に。スマホ / PC / Nintendo Switch向けにリリース予定

　X.D. Networkは本日（2019年7月26日）スマホ / PC / Nintendo Switch向けSRPG「逆コーラップス：パン屋作戦」を発表した。


　本作は，スマホアプリ「ドールズフロントライン」（iOS / Android）を開発したMICAteam雲母組が手掛ける新作タイトルだ。開発自体は2013年に行われていたが，当時は同人ゲームとして扱われ，正式にリリースされていなかったという。そのタイトルがこの度，ゲーム画面や物語に手を加え，新たにリメイクされリリースされる。

　発表にあわせてプロモーション動画と，Steamのショップリンクも公開されているので，チェックしよう。


　ゲームの舞台は，「ドルフロ」から約30年後の世界。そこでは「ロクサット主義合衆国連盟」と「南極連邦」という2つの勢力が争っていた。そんななか，「南極連邦」の諜報部は「戦争を終結させる重要物」を発見する。それを確保するために発動したのが，タイトルにもなっている「パン屋作戦」だった。

　プレイヤーは，2つの勢力から命を狙われる記憶喪失の主人公モンドと，銀髪の少女ジェフティの2人を操作して，敵の部隊と戦いつつ，物語の真相を追っていく。資源が少ないなかで敵部隊と戦うため，小さなミスが命取りになる戦略要素の高いゲームになっているとのことだ。

Steam「逆コーラップス：パン屋作戦」ストアページ

※2019年7月26日17：39頃，プレスリリースの内容に関してメーカーからの要望があり，差し替えを行いました

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　『逆コーラップス：パン屋作戦』は『ドールズフロントライン』開発のスタジオ「MICAteam雲母組」が作成したタン製SRPGゲームである。

　物語は近未来、全世界を巻き込んだ新たな世界大戦が終わりを迎えた頃、世界は２つに分かれ戦争を続け、「第二次冷戦」と呼ばれる時代に突入していた。

　冷戦の構図を覆しうる先端技術を誰よりも早く手に入れるため、新興勢力「南極連邦」と、古くからの列強国で構成された「ロクサット主義合衆国連盟」の争いは世界各地にて繰り広げられていた。

　南極連邦内務部に所属する工作員「モンド」は、任務の最中に待ち伏せに遭い、記憶を失ってしまうが、「ジェフティ」と名乗る銀髪の少女に助けられ、一命を取り留めた。その後、困難を乗り越えつつ敵地から逃れようとしたモンドとジェフティは、なぜか二つの勢力から命を狙われることになった。

　真相に近づいていく中で、ジェフティにまつわる謎も徐々に明らかになっていく。モンドは、自分がとてつもなく大きな陰謀に巻き込まれていることにようやく気づくのだった……

　今作品はかなりの難易度がある。二人の主人公を操作し、敵の大部隊と戦うにも関わらず、物資が少ないため一歩一歩が命取りになる。どれだけ少ない消耗で戦に勝つかが勝利の要になる、戦略頭脳が鍛えられる一作だ。
リリースはX.D. Network、プラットフォームはモバイル、PCとSwitchなどのコンソール機に予定。