中国のゲームメーカーX.D.Networkは,2011年にPC版が発売されたアドベンチャーゲーム
「To the Moon」を
Nintendo Switchに向けてリリースすると発表した。発売日は未定だが,
2019年夏が予定されているという。
※掲載された画面写真はすべて開発中のもので,X.D.Networkによると,日本語訳もさらに良いものに改善されるとのことです。
主人公である
ロザリン博士と
ワッツ博士は,死の床にある患者の記憶に入り込み,やり残した夢を叶えるという仕事を行っている。患者は,「やり遂げた」という嬉しい記憶を持ったまま死んでいくわけだ。彼らの依頼人となった老人
ジョニーの夢は,「月に行くこと」。この難題を前に,彼の記憶を探っていく2人だったが,過去の断片が1つ1つ明らかになっていくにつれて,なぜジョニーが月に行きたいのかという,切ない理由が明らかになっていく。
開発を行ったのはカナダのゲームデザイナー,
Kan Gao氏の個人スタジオであるFreebird Gamesで,
「RPGツクール」を使用したグラフィックスは素朴だが味わいがあり,秀逸な設定やシナリオ,音楽などから,メディアやプレイヤーの高い評価を獲得した。2014年にはスピンオフの
「A Bird Story」が,また2017年には続編の
「Finding Paradise」が発売されたほか,X.D.Networkによってスマホ向け
「To the Moon」もリリースされている。
2018年には,詳細は未発表ながら日本のスタジオによる
アニメ映画化も発表されており,X.D.Networkによると,Nintendo Switch版は完全な新訳で,ローカライズにあたってはアニメのプロデューサーの協力もあったという。
PC版やスマホ版をすでにプレイしたという人も少なくないとは思うが,Nintendo Switch版がどのようなものになるのか,続報を楽しみにしたい。