Brookブース
![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/002.jpg) |
アーケードスティックに組み込むと,たとえばPlayStation 4(以下,PS4)非対応のアーケードスティックをPS4へ接続できるようになったりする変換基板「Fighting Board」を展開し,格闘ゲーム大会「EVO」から暫定的に承認も受けていることで知られるBrook。そんなBrookブランドを展開する台湾Zeroplusが,「2018年11月に世界市場で発売予定」という変換アダプター「
Raslution」の動作デモ展示を行っていた。
Raslutionの動作デモ展示
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/003.jpg) |
デモの写真で一目瞭然かもしれないが,Raslutionは,新旧さまざまなステアリングコントローラを,これまた新旧さまざまなゲームプラットフォームで利用可能にするための製品という位置づけになっている。Raslutionというのは誤記ではなく,「Race」(レース)用の「Resolution」(解決策)から取った造語で,読みは「レゾルーション」,つまりResolutionと同じだという。
デモ機では,PS4にRaslutionがつながり,その先にPlayStation 3(以下,PS3)用として当時発売になったLogitech(日本ではロジクール)製ステアリングコントローラ「
G27 Racing Wheel」(以下,G27)がつながる構成になっていた。
PS4とG27の間にRaslutionが挟まるイメージ
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/005.jpg) |
![画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/006.jpg) |
動作中のRaslution。入力信号が入っているときはタイヤが回るアニメーションが動くようになっている。また,詳細は不明ながら,ステアリングコントローラ側のボタンアサインを変更する機能もサポートしているそうだ
![画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/007.jpg) |
ステアリングコントローラは決して安価なアイテムではないだけに,さまざまな製品,さまざまなゲームプラットフォームへ対応するならこれは画期的だが,そのあたりをBrookのセールスマネージャーである
Melody Yu(メロディー・ユー)氏に聞いてみることにした。
「これ,非常に興味深いんですが,記事で紹介したいので対応製品リストをいただけませんか」
「リストはありません。なぜならすべての製品に対応するからです」
「すべて」
「すべて」
……普通なら「いくらなんでもそりゃ嘘でしょ」という話になるが,そこはプラットフォーム変換アダプターで実績のあるBrook。言われると「まあそうなのかもしれない」という気もしてくる。ちなみにYu氏によると,ゲームプラットフォーム側だとPS4のほか,PCとPS3,Xbox One,Nintendo Switchには確実に対応しているとのことだった。
デモ機があったので実際に試してみたが,「
グランツーリスモSPORT」で蛇行運転や急発進急加速などを繰り返した限り,体感できるような露骨な入力遅延はない印象だった。むしろディスプレイの表示遅延のほうが気になったくらいなので,動いてしまえば遅延周りの心配はいらないという理解でいいように思う。
また,G27のフォースフィードバックも遅延なく機能していた。
面白いのはRaslution側にUSB Type-A端子が2つあって,最大2台のステアリングコントローラを搭載できるところだ。これは画面分割対戦用とのことで,実現するには相当なスペースが必要だが,これは「できる」ことに意味がある系の仕様だろう。
Raslutionが搭載するステアリングコントローラ接続用USB Type-A端子は2つ。なお,ブースには青モデルと赤モデルの2つがあったが,これは上位下位とか,2色展開といったことを意味しているのではなく,単純に開発中だからだそうだ。Yu氏の口ぶりからすると,最終的には1色展開になりそうな感じだったが,さてどうなるだろうか
![画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/009.jpg) |
というわけで,Brookのアピールが本当にそのとおりなのであれば,USB接続の古いステアリングコントローラを死蔵しているようなクルマ系ゲーマーにとってかなり革命的な変換アダプターとなりそうな気配がある。最終製品が登場したときにも“「対応リストはない」攻撃”を繰り出されてしまうとエンドユーザー側で人柱になるしかなかったりするので,せめてここ数世代の製品だけも対応リストを出してくれるといいのだが。
なお,気になる国内価格は未定だ。ただ,北米市場では税別100ドル程度になるとのことなので,それが目安となるかもしれない。
ちなみにこちらがBrookの主力製品であるゲームパッドおよびアーケードスティック用変換アダプター群。Brookは主に北米と日本の両市場で活動しているそうだが,アーケードスティックに組み込むタイプのアダプターはDIYが一般的な北米市場,USBドングルタイプは日本市場で人気だという
![画像ギャラリー No.010のサムネイル画像 / [TGS 2018]「ありとあらゆるステアリングコントローラとゲーム機をつなぐ」と謳う変換アダプターが年内にも発売予定](/games/435/G043536/20180922011/TN/010.jpg) |