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印刷2019/11/21 12:01

インタビュー

「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

 アークシステムワークスは本日(2019年11月21日),2D対戦格闘ゲーム「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」PS4 / Nintendo Switch / PC / ARCADE)において,大型アップデート「Ver.2.0」の配信を開始した。

画像(045)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

 定期的に細かいアップデートで,キャラクターの追加やゲームバランスの調整などが行われている「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」だが,本日配信されたアップデートパッチは,無料の「Ver2.0パッチ」と有料の「Ver2.0コンテンツパック」の2つ。これまでのバージョンに登場したキャラクターだけを使うのであれば,無料アップデートのみで遊べる仕様となっているが,「Ver2.0コンテンツパック」を導入することで追加キャラ9体やシナリオなどを楽しめる。

画像(014)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

 4Gamerでは,「Ver.2.0」のアップデートを控えた今の心境や開発秘話,そして今後の展望まで,アークシステムワークスのプロデューサーである森 利道氏と,ディレクターの石川辰則氏に聞いてきたので,その模様をお届けする。

「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」公式サイト



「Ver.2.0」はこれまでにない大規模なアップデートに。プレイヤーに新鮮さを与えるのが目的


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」発売から1年半が経ちました。「Ver.2.0」へのアップデートを控えて今の心境を教えてください。

※インタビューは11月8日に実施

森 利道氏(以下,森氏):
 率直な気持ちとして,ただただありがたいですね。長く遊び続けてくれている人には,本当に感謝しかありません。

石川辰則氏(以下,石川氏):
 開発としては定期的なアップデート作業に追われていたので,気が付いたら1年半が経っていたなぁという感じです。「Ver.2.0」で一度仕切り直すという気持ちがあり,新鮮さを与えるべく調整していますので,ぜひ楽しんでください。

プロデューサー・森 利道氏(写真右),ディレクター・石川辰則氏(写真左)
画像(043)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

4Gamer:
 「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」には,若いプレイヤーも多く,これまでアークさんの格闘ゲームにいなかったプレイヤーの獲得に成功している気がします。

森氏:
 「RWBY」参戦の影響かもしれませんが,「本作から格ゲーを始めました!」という人も多いんです。新規層の獲得は本作の目標の1つでもあったんですが,そういったプレイヤーが継続して遊び続けてくれているのが嬉しいですよね。

4Gamer:
 大会参加者を見ても,若いプレイヤーと古くからの強豪が入り混じっています。結果はやはり,古参の方が目立っていますが。

森氏:
 大会は普段の野試合と違って緊張感もありますからね。大きな大会に何度も出場して場慣れしている選手はやはり強いのかなと。

石川氏:
 それでも,過去の「BLAZBLUE」シリーズを遊んでいなかった強豪も活躍していて,大会シーンは見ごたえがありますね。

4Gamer:
 運営で苦労されたことはありましたか。

石川氏:
 今回の作品では仕様面でもチャレンジしている部分が多く,受け入れてもらえるか不安なところはありましたが,皆さん楽しく遊んでいただいているようなので他のゲームと比べて特に運営に苦労したなといった印象はありませんね。

森氏:
 苦労とは少し違うかもしれませんが,新規の方や若いプレイヤーが多く参入してくれたので,ジェネレーションギャップを感じることは多かった(笑)。格闘ゲーム界隈って暗黙のルール的なものもあるじゃないですか。

4Gamer:
 もともとがゲームセンターで育ってきた文化ですし,そこでのギャップを感じるのかもしれません。
 これまで「BLAZBLUE」シリーズを遊んでいなかった強豪の活躍も見られるとおっしゃっていましたが,海外勢もまた,すばらしい結果を残しています。

森氏:
 EVO 2019を制したShinku選手はすごかったですね。個人的には,日本と海外の選手の実力にそこまで差はなくて,スタートラインを同じにすればこうなるとは思っていました。これまではアーケード先行でしたし,さらに日本人には培ってきた歴史があったので。

4Gamer:
 発売前のインタビューでも,本作は日本人に有利なゲームにはしないと明言していました。

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 2017年7月17日,アメリカのラスベガスで開催された格闘ゲームトーナメント・EVO2017にて,アークシステムワークスは新作格闘ゲーム「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」を発表した。まだまだ不明な点が多い本作だが,いったいどんなゲームになるのか。発表の翌日,キーマンとなる森 利道氏石渡太輔氏に話を聞いた。

[2017/09/02 00:00]

森氏:
 はい。その時考えていた目論見は,ほぼほぼ達成できています。ただ,自分も日本人なので日本のプレイヤーにがんばってほしいという気持ちも実は少しあります。ラグビーのワールドカップもそうでしたけど,やはり自国の選手を応援したいじゃないですか。

4Gamer:
 気持ちはすごく分かります。

森氏:
 ここでさらに,格闘ゲーム界隈を賑わせているパキスタン勢みたいな勢力が出てきたら,もっと面白くなると思うんですけどね。どこかにないですかね。ひっそりとやりこんでいるコミュニティ(笑)。

4Gamer:
 自由度の高いゲームですし,可能性は0ではないと思います。

森氏:
 EVO 2018,2019と海外勢が活躍を見せましたが,会場がものすごく盛り上がるんですよね。海外の選手からすれば日本の選手に勝ちたいという気持ちはずっとあったはずなので。

画像(029)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた


新規タイトルが続々と参戦。「アカツキ電光戦記」はスタッフからの熱い要望で実現


4Gamer:
 「Ver.2.0」のお話を伺う前に,5月に実施したアップデートについて聞かせてください。新規タイトル「アルカナハート」から愛乃はぁとが参戦を果たしました。インタビューの際に森氏が少し触れていましたが。

森氏:
 実はあの時点で,参戦することはほぼ決まっていました。エクサムさんとは昔から一緒に仕事をさせてもらっていますし,タイミングを見計らって参戦という流れになっていたんです。

石川氏:
 かなり初期の段階から決まっていましたね。もちろん,新規参戦タイトルについてはたくさん候補があるんですが,「アルカナハート」であれば「BLAZBLUE」とも親和性が高いだろうということで選出されました。

森氏:
 見てもらえば分かると思うのですが,ドットもフルHDで打ち直しています。

画像(002)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

石川氏:
 はぁとの制作にはエクサムさんに全面協力いただいて,すべてイチから作り直しています。

森氏:
 アクション部分も監修してもらっているんですが,動きやモーションにすごいこだわりを持たれていて,現場は大変だったと聞きました(笑)。

4Gamer:
 「アルカナハート」シリーズのホーミングアクションを,うまく落とし込んだなとは思いました。

石川氏:
 あの動きは……再現するのにかなり苦労しましたね。

4Gamer:
 そして「Ver.2.0」では「アカツキ電光戦記」からアカツキ電光戦車が登場します。こちらはどういった経緯で決まったのでしょうか。

森氏:
 スタッフからの要望がすごかったんです。そこまで言うならと原作の方と交渉し,快諾を得て実装できることになりました。アカツキは「UNDER NIGHT IN-BIRTH」にも参戦しているんですが,原作の「アカツキ電光戦記」として出してほしいという原作者からの要望もあり,新規タイトルとして参戦することになりました。

石川氏:
 「UNDER NIGHT IN-BIRTH」は北米でものすごい人気が高くて,アカツキも人気なんです。それなら原作の「アカツキ電光戦記」の枠組みで出しても面白いだろうと。

画像(003)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

森氏:
 それにしても,電光戦車を選んできたのはすごく驚きましたね(笑)。

4Gamer:
 初見のインパクトはかなりのものでしたよ。

石川氏:
 スタッフからも「アカツキ電光戦記」といったら電光戦車でしょって声が多くて(笑)。

森氏:
 ちょっと見てほしいものが……って言われて行ってみたら,電光戦車が動いているんですよ。

石川氏:
 開発目線の話になりますが,電光戦車って原作では結構シンプルな動きで構成されているんです。これなら作業が難航しないかも……と思っていた部分はありました。実際に作ってみたら,ちっとも楽ではなかったんですが(笑)。

4Gamer:
 落とし込むうえで苦労した点はどこでしょうか。

石川氏:
 あまり強すぎるとよくないキャラだなと思いつつも,遠慮して作ってしまうとこのゲームとしての面白さが損なわれてしまうと考え,その点は気を付けました。イロモノ枠だと思われるかもしれませんが,ちゃんと勝てるキャラにチューニングしています。

画像(030)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

森氏:
 本作はワレンシュタインやテイガーといった重量級のキャラも活躍しているゲームですから,大会シーンでも結果を残すかもしれません。

4Gamer:
 大会で電光戦車が活躍したら盛り上がりそうですね。新規タイトルとしては「閃乱カグラ」から雪泉も参戦します。こちらの経緯も聞かせてください。

森氏:
 格闘ゲームではないタイトルとして「RWBY」が初めから参戦していますが,それ以外にも何かのタイトルを参戦させたいと考えていたんです。「閃乱カグラ」シリーズを手掛けてきた高木さんとは友達ということもあり,お話をさせてもらったところ,こちらも快諾を得まして,そこからはトントン拍子で話が進んでいきました。
 参戦キャラは飛鳥か雪泉でかなり悩んだんですが,マーベラスさんとも相談して雪泉に決定しました。

4Gamer:
 こちらは格闘ゲームのタイトルではありませんが,制作するにあたって苦労した部分はありましたか。

石川氏:
 原作の雪泉には格闘ゲームと親和性の高い動きが多いんです。むしろ,格闘ゲームに落とし込んだら面白くなりそうな動きが多くて困りました。

画像(004)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

森氏:
 あまり過激なモーションにするのはやめようというのは伝えました(笑)。雪泉は可愛らしいキャラではあるんですが,自分はそれ以上にかっこいいキャラだとも思っていて,そこを引き出してあげてほしいとも伝えましたね。新キャラクターはストーリーも追加されていて,かなり面白いことになっているので,そちらも楽しんでください。

4Gamer:
 以前のインタビューで森さんは「ニトロプラス作品とコラボしたい」ともおっしゃっていましたが。

森氏:
 ……今でもやりたいと思っていますよ。なんの制限もなく出していいのであれば,自分は「装甲悪鬼村正」のキャラクターを参戦させたいですね。

4Gamer:
 ニトロプラス作品の格闘ゲーム「ニトロプラス ブラスターズ」も出ていますし,森さんが猛プッシュすれば……。

森氏:
 いろいろと大人の事情もあるので……。

4Gamer:
 「マブラヴ」の話もインタビューで出ていましたが。

森氏:
 コラボしたいですねぇ。昔の作品なので難しいだろうと思っていたんですが,先日アニメ化が発表されたという(笑)。

4Gamer:
 もしも今,森さんの趣味で自由に追加できるのとしたら,どの作品からどのキャラクターを追加しますか?

森氏:
 「Fate/Grand Order」の宮本武蔵ですね。即答です。「Fate/Grand Order」を始めたきっかけのキャラなんですが,ビジュアルを見た瞬間にビビッときました。

画像(035)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた


プレイアブルキャラは53キャラにまで増加。調整はプレイフィールを損なうことのないよう実施


4Gamer:
 「Ver.2.0」では「RWBY」シリーズからの新キャラクターとしてニオポリタンが参戦します。たくさんの魅力的なキャラがいる作品ですが,ニオポリタンが選ばれた理由を教えてください。

森氏:
 正直に話してしまうと,Rooster Teethさんからのリクエストを受けてのものとなります。

石川氏:
 「RWBY」シリーズから1キャラ追加するということは早い段階から決まっていて,こちらからRooster Teethさんに,いろいろと候補を出して送ったんですが,その中にニオポリタンの名前はありませんでした。
 日本ではそこまで知名度が高いキャラではないのですが,原作の「Volume 6」で再登場して活躍しているということもあって,ぜひ出してほしいという要望を受けたんです。

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森氏:
 ニオポリタンはしゃべらないキャラなんですよ。

石川氏:
 そこが最初はすごいネックでしたね。

4Gamer:
 ゲーム内でも一切しゃべらないんでしょうか。

石川氏:
 リアクション程度はしています。ストーリーモードもしゃべらないですが,きちんと用意してありますので楽しみにしていてください。

4Gamer:
 そのほか,既存作品からは,足立ヒルダスサノオと各タイトルからボスキャラクターが参戦。さらにエリザベスセリカも参戦します。こちらの選考理由は何でしょう。

石川氏:
 追加キャラを選定する際に,いままで悪役キャラの数が少なかったのでボス枠を追加したいというのは早い段階で出ていました。エリザベスとセリカについては残った参戦枠を人気の高いキャラから選考した形ですね。

画像(006)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

4Gamer:
 「アルカナハート」「アカツキ電光戦記」「閃乱カグラ」と続々と参戦タイトルが増えました。今後これらのタイトルの追加キャラは登場するのでしょうか。

石川氏:
 まったく考えていないということはありませんが,新規タイトルのほうが優先度は高いのかなという気もします。

4Gamer:
 現在でも,トランプが作れてしまうほどキャラが盛りだくさんなんですよね。今後も続々とキャラが増えていくのでしょうか。

森氏:
 いやー,悩みますね。みなさんの反応を見て考えますとだけ(笑)。今でも調整班が泣きそうになりながらがんばってくれていますので。

石川氏:
 データは過去作を流用しているとはいえ,実装や調整コストはこれまでと変わりありませんからね。この部分に関しては,今までのタイトルで一番大変かもしれません。

4Gamer:
 続いてですが,「Ver.2.0」の新規システムについても聞かせてください。まずは「クロスレイド」からお願いします。

石川氏:
 本作を初めて遊ぶ人が最初につまづくのが,キャラクターを交代できなくてやられてしまうことだと思うんです。連打コンボでキャラを交代できるクロスレイドはその部分を緩和していますし,よりタッグバトルらしさを味わえるシステムとして追加しました。

画像(009)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

4Gamer:
 こちらはクロスゲージが無い状態でも使えるので,上級者の戦いにおいてもより戦略性が増しそうですね。

石川氏:
 初心者向けのシステムとして追加しているものですが,やり込んでいるプレイヤーにとっても意味のあるシステムにすることは意識しました。交代後はキャラクターも強化されますし,戦術にぜひ取り入れてほしいです。

4Gamer:
 2人クラッシュアサルトのダメージを伸ばす「エクストラアサルト」はどうでしょうか。

石川氏:
 もともとクラッシュアサルト自体が「簡単操作でタッグ攻撃ができる」というシステムですが,その要素を強めることでより初心者が大きなダメージを取りやすくなればと思っています。また現状,上級者の人はクラッシュアサルトを1人で撃つことが多いかもしれませんが,2人で撃つことに大きな意味が出てくるので,活用してもらえればと思います。

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4Gamer:
 「ディレイダウン入場」「ランページタイム」についてはいかがでしょう。

石川氏:
 ディレイダウン入場は,やり込んでいるプレイヤーと新規のプレイヤーとの知識差や力量差をちょっとでも少なくするために組み込みました。やり込んでいるプレイヤーは,相手を1人ダウンさせたあとにセットプレイを仕掛けてくることが多いですから。

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石川氏:
 ランページタイムは,残り80カウントを切ったところからお互いに自動でスキルゲージが増加していくシステムです。試合後半で1対1になったとき,ジリジリとした戦いになることが多いので,そこをもっとアクティブに遊んでもらいたいと考えて取り入れました。80カウントから試合の様子がガラリと変わるので,観ていても面白いと思いますよ。

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4Gamer:
 今回のアップデートでは,体力の調整が地味ながらも大きな影響を与えていると感じます。こちらはどういった意図で調整されたのでしょうか。

石川氏:
 体力は,やり込んでいるプレイヤーがキャラ選択で重視する部分の1つで,一番低い14000組はどうしても敬遠されがちだったんです。開発としてはいろいろなキャラを使ってほしいですし,見せ場を作ってあげたいという気持ちがあったので,上を下げるのでなく,下を上げることで調整しました。

4Gamer:
 キャラクターごとに性能の調整も施されていると思いますが,方向性や意図を聞かせてください。

石川氏:
 これまでの調整と同じで,プレイフィールがガラリと変わるようなことはしていません。やり込んできた人の楽しみを奪いたくはありませんから。かといって,ほとんど変わらないと面白くないので,「Ver.2.0」では新鮮味を出せるような調整を加えています。また,これも体力と同じですが,上を下げるのでなく,下を上げる調整を心掛けています。

4Gamer:
 「Ver.2.0」へのアップデートは,1つの大きな区切りとなりそうですね。今後も継続したアップデートや調整,キャラ追加は行っていくのでしょうか。

石川氏:
 現時点では何も言えませんが,まずは「Ver.2.0」を楽しんでもらいたいです。

森氏:
 EVO Japan 2020や次のARCREVO WORLD TOURでもメイン種目となりますので,プレイヤーのみなさんにはぜひ継続してやり込み続けてほしいと思っています。

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「BLAZBLUE」シリーズの歴代楽曲を収録した「BLAZBLUE SOUND COMPLETE BOX」が本日発売


4Gamer:
 話は変わりますが,アップデートと同日に「BLAZBLUE」シリーズの1作目である「CALAMITY TRIGGER」から「CENTRALFICTION」までの全楽曲を収録した「BLAZBLUE SOUND COMPLETE BOX」が発売されますね。

森氏:
 こちらが現物になるんですが,円盤がすべて歴代シリーズのイラストになっているんですよ。これだけでもすごい価値があるアイテムだと自負しています(笑)。

画像(038)「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」,森 利道氏&石川辰則氏インタビュー。開発のキーマン2人に「Ver.2.0」の開発秘話や展望を聞いた

4Gamer:
 収納ケースも描き下ろしで豪華ですよね。また,特典の缶バッジ型音楽プレイヤーには森氏が選んだプレイリストが収録されているとのことですが,オススメの楽曲は何になりますか。

森氏:
 音楽プレイヤーのリストは自分が好きな楽曲というより,みなさんに聞いてほしい楽曲を盛り込んで,セリカのテーマ「Crystal Forest」やイザナミのテーマ「YOMOTSUHIRASAKA」,レリウスvsヴァルケンハインのテーマ「Dissonance」あたりはとくにオススメになります。
 また,あえて音楽プレイヤーには入れていないんですが,ニューとラムダの楽曲「Awakening The Chaos」がすべての楽曲で一番好きですね。

4Gamer:
 楽曲制作については,石渡太輔さんと佐藤ノリチカさんが担当していますが,森氏は全体的なイメージをお2人に届けるといった立ち位置なのでしょうか。

森氏:
 実はですね。そういった制作秘話にも触れているインタビューが,特典の1つである「BLAZBLUE 10th プレミアムブックレット」にまとめられています。自分と石渡と佐藤による対談が収録されているので,ぜひ読んでほしいです。

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4Gamer:
 計らずも宣伝のようになってしまいましたね。ところで公式サイトからリンクで飛べるショップを見たところ,どちらも売り切れとなっていました。こちらはまだ購入することは可能なのでしょうか。

森氏:
 予約受注販売が基本になっているんですが,追加で少し多めに作ると思います。あまり数はないと思うので,手に入れたい方は発売後早めに購入したほうがいいかもしれません。

※販売は実店舗とWebで実施されているとのこと
・コトブキヤ秋葉原館店頭
ARC SYSTEM WORKS OFFICIAL WEB SHOP
エビテン×アークシステムワークス 公式通販サイト
amazon


4Gamer:
 それでは最後にファンや読者にメッセージをお願いします。

石川氏:
 「Ver.2.0」は「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」における,一つの大きな区切りとして開発しています。これまでのアップデートよりも新鮮に遊べる要素が盛り込まれていますので,今まで遊び続けてきた人はもちろん,新しく遊び始める人にも楽しんでもらえればと思っています。

森氏:
 「Ver.2.0」は既存のプレイヤーには新しい刺激を用意していますし,新規プレイヤーには新しいスタートラインになると思います。「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」は格闘ゲームの面白さを伝えられるタイトルとして開発していますので,あまりかしこまらずに楽しんでほしいですね。アバターもかわいいですし,ストーリーも面白いので,格闘ゲーム部分は二の次で,好きなキャラクターを動かして楽しさを感じてもらい,興味が出てきたら対戦で遊んでもらうといったスタンスで大丈夫だと思っています。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

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「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」公式サイト

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