無限に続く宇宙を探訪する「No Man’s Sky」の新たなゲームプレイ映像が公開

　海外ではHello Gamesから2016年6月21日に発売が予定されているPlayStation 4用ソフト「No Man’s Sky」（※PC版は6月25日発売予定）の最新トレイラーが公開された。


　2016年の注目作として期待を集めている「No Man’s Sky」は，無数の惑星が存在する宇宙空間を自由に探索していくアクションゲームだ。惑星を構成するさまざまな要素がプロシージャルに生成されることで，理論的には1844京以上の惑星がゲーム内に存在するという。数千万人ものプレイヤーが一生かけても，すべての惑星をアンロックすることは不可能だろう。


　今回公開された約15分の映像では，地表が雪に覆われた惑星「Balari V」を探索していく様子が紹介されている。プレイヤーは採取した鉱物資源で武器をアップグレードしたり，それによって地面にトンネルを掘って地下空間を発見したりできるようだ。開発を担当するHello Gamesのショーン・マレー（Sean Murray）氏の解説によると，「何キロも続く長い洞窟も存在する」とのこと。1つ1つの惑星を探索し尽くすだけでも，相当なプレイ時間を要すると思われる。


　また，銀河をパトロールする「センチネル」というアンドロイド集団の存在は知られていたが，そのほかにもさまざまなエイリアンが登場することが明らかになった。映像には，基地施設内でKorvaxと呼ばれる科学者風のキャラクターと会話するシーンが収録されており，手に入れた鉱物資源を換金したり，言語を習得して密接なコミュニケ―ションが図ったりできるという。


　プレイヤーが未知の惑星やそこに生息する動物の第1発見者となると，自分の好きな名前を付けることができる。こうした足跡を残していくことで，徐々に自分だけの旅の記録が蓄積されるというわけだ。さらにモノリスとの遭遇や宇宙ステーション内部の探索，宇宙空間での戦闘といったシーンも確認できるので，じっくりと映像をチェックしてほしい。

「No Man’s Sky」公式サイト