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[TGS 2015]PS4版「PSO2」は期待を上回る美しさ&滑らかさ。制限時間12分の特別クエストに挑んだインプレッションをお届け
「ファンタシースターオンライン2」公式サイト
PSO2は,2012年から正式サービスを開始したSFをテーマにするオンラインアクションRPGだ。遠い未来の世界を舞台に,プレイヤーは新たな惑星を探索する調査隊「アークス」の一員となって冒険を繰り広げる。
スタート時点ではPCのみに対応していたが,2013年にはPS Vita版が登場し,PC版プレイヤーと一緒に遊ぶことが可能になった。そして,2015年8月のオフラインイベント「アークスフェスティバル2015」では,ついにPlayStation 4版がアナウンスされた(関連記事)。グラフィックス能力に定評のある現役バリバリのコンシューマ機であるだけに,PlayStation 4版がどのようなゲームになるのか,ファンの熱い視線を集めていた。
東京ゲームショウ2015は,そんなPlayStation 4版PSO2の初プレイアブル出展となる。結論から書いてしまうと,グラフィックスがよくなったうえに遊びやすい,という印象だった。
プレイできたショートクエストは,クラスの選択が不可能で,キャラクターは「デュアルブレード」「カタナ」「パルチザン」「ツインマシンガン」「ロッド」「ナックル」を装備している。またPA,テクニック,アイテムはあらかじめ用意されたもののみが使用できた。
グラフィックスに関しては,掲載したスクリーンショットを見てもらえればお分かりになるとおり。水面の表現や,オレンジ色の溶岩,「ロックベア」の体毛や「ヴォル・ドラゴン」のウロコなど,映像表現はこれまで以上に精細で,テクニックなどを使った際のエフェクトも見どころになるだろう。
グラフィックスと動きの滑らかさはトレードオフの関係にあることが多いが,試遊台で見る限り,たくさんのエネミーが出現したり,巨大ボスがアクションをするような状況であってもPlayStation 4版は十分に滑らかだった。
コントローラでの操作方法はPC版に準拠しており,コントローラ派はすぐに慣れるだろう。
蛇足ながら改めて書くと,左右アナログスティックでキャラクターとカメラの移動。□と△で攻撃,×でジャンプ,○でアクセスといった感じで,アクションゲームとしては一般的な操作体系になっている。
コミュニケーション周りだが,タッチパッドの右をタッチすることでクイックメニューを呼び出し,定型文(ショートカットワード)の表示やロビーアクションが実行できる。こちらも,使い勝手は良好だった。
ショートクエストの制限時間は12分で,森林から火山洞窟を抜け,最後はボスエネミーとの対決という流れになる。ボスエネミーを倒せなくても,12分が過ぎてしまうとそこでプレイは終了だ。筆者は残念ながら時間切れになってしまったが,腕自慢のアークス諸兄は,9月19日〜9月20日の一般公開日にクリアを目指してほしい。
また,ブース周辺では「『PSO』15周年記念&『PSO2es』イラストクリアファイル」が配付される予定になっているので,お見逃しなきよう。
「PSOシリーズ15周年記念 サウンドコレクション |
「PSO」15周年記念&「PSO2es」イラストクリアファイル |
4Gamer「TGS 2015」特設サイト
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