PowerColor DEVIL R9 390X 8GB GDDR5(型番&国内製品名:AXR9 390X 8GBD5-ADHE)
メーカー:Tul
問い合わせ先:CFD販売(販売代理店)サポート案内ページ
実勢価格:7万6000〜8万3000円程度(※2015年9月16日現在)
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Tulの「
PowerColor DEVIL R9 390X 8GB GDDR5」(型番&国内製品名:
AXR9 390X 8GBD5-ADHE,以下型番表記)は,GPUに「
Radeon R9 390X」(以下,R9 390X)を採用したグラフィックスカードだ。GPUのブースト最大クロックは1100MHz,グラフィックスメモリクロックは6100MHz相当(実クロック1525MHz)で,「『
Radeon R9 290X』の高クロック版」たるR9 390Xのリファレンス仕様と比べ,順に50MHz,100MHz相当引き上げられている。
カード長は実測で274mm(※突起部含まず)。GPUクーラーは,中央部が盛り上がった3スロット占有タイプとなっている
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最大の特徴は,120mm仕様のラジエータを備える簡易液冷ユニットと,90mm角相当のファンを組み合わせた「HYBRID Cooling System」を搭載する点だ。Tulによれば,GPUの熱は簡易液冷ユニットが,カード上に搭載される電源部などそのほかのコンポーネントは空冷ファンが冷却を分担して担当することにより,一般的なR9 390Xカードと比べ,動作音は22%,温度は25%低くなるとのことである。
ちなみにいま話題に挙がった電源部は,製品ボックス上にある説明によると6+1フェーズ構成のデジタルPWM仕様で,負荷に応じてフェーズ数を制御する「Multi-Phases」になっているとのこと。MOSFETは50Aまで供給可能な「PowIRstage」で,電源効率は93.7%まで高めることができているという。
 ラジエータのサイズは120(W)×54(D)×149(H)mm。120mm角ファンが標準で1基取り付けられている。ホースの長さはざっくり350mmほどだった |
 カードの分解は許可されなかったので,製品ボックス背面の分解イメージを掲載。クーラーの構造とカードの設計がなんとなく掴めるはずだ |
というわけで今回は,Tulご自慢のGPUクーラーが持つ静音性と冷却性能を実際に確かめてみよう。テスト環境は
表のとおりだ。
まず静音性は,下に示したサウンドファイルを聞いてもらえればと思うが,このクラスの製品としてはかなり静かだ。時折,コイル鳴きと思しき音も確認できるが,これは個体差の可能性が高いと思われる。
SOUND PLAYER:このブラウザは未対応です。PCをご利用ください。
※再生できない場合は,Waveファイルをダウンロードのうえ,手元のメディアプレイヤーで再生してみてください。
一方の冷却能力は,GPU温度を追った
グラフを見てもらえれば一目瞭然だが,Radeon R9 290Xのリファレンスカードと比べてもかなり低く抑えられている。大仰なGPUクーラーだが,見た目どおりの実力はあると述べていいだろう。
テストは,無操作時にもディスプレイ出力が無効化されないよう指定したうえで,30分間放置した時点をアイドル時,「3DMark」(Version 1.5.915)の「Fire Strike」テスト30分間連続実行時を「3DMark時」として,「GPU-Z」(Version 0.8.5)からGPUの温度を追うという形で行った。なお,テスト時の室温は24℃。テストシステムをPCケースに組み込まない,いわゆるバラック状態に置いてある
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補助電源コネクタは8ピン+6ピンという構成だが,製品ボックスには6ピンを8ピンへ変換するコネクタが1本付属しており,これを使って6ピン×2という給電を行っても,問題なく動作した。エンドユーザーレベルでのオーバークロックを試みないのであれば,6ピン×2で十分ということなのだろう
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※HW短評に関する注意
- HW短評(ハードウェア短評)は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
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