連載
現実では絶対禁止! iOS向けアクションゲーム「椅子引き。」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第465回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
小学校での休み時間などに,友達が座ろうとしている椅子を引き,その子を転ばせるイタズラをしたことがある人はいるだろうか。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんなイタズラがモチーフとなっているiOS向けゲーム「椅子引き。」を紹介しよう。ただし,椅子引きは危険なので,くれぐれも現実世界で試すことのないように。
「椅子引き。」ダウンロードページ
プレイヤーの目的は,友達を椅子に座らせず,転ばせること。友達は椅子に向かって徐々に近づいてきたあと,腰を落として座ろうとするので,その瞬間を見計らって画面をタップし,椅子を引こう。友達が椅子に座るまでには「背中を向ける」「中腰になる」という2つのアクションが存在し,背中を向けたときに椅子を引いてしまうと,見破られて怒られる。逆にタップが遅すぎると座られてしまうので,しっかりアクションを確認し,中腰になった瞬間にタップするのだ。
失敗すると画面左上に表示されているハートが1つ減少し,ゼロになるとゲームオーバーとなって,成績が表示される。成功すればハートが1つ増える(最高で3つまで)ので,失敗しても諦めず,冷静にハートを増やしていこう。こうやって,最大で何人の椅子引きに成功できたかを競うのだ。
2人目までは動きも素直なので簡単だが,3人目からは一瞬立ち止まったり,背中を向けて座る振りをしたりというフェイントでこちらを惑わしに来る。「初見殺し」の動きも多いが,出てくる順番によって友達の動きは決まっているようなので,●人目はこの動き……と細かく対応を覚えておけばクリアできるはずだ。個人的に“壁”だと感じたのは,タイミングを大きくズラしてくる9人目だ。
なお,10人目以降は友達のアクションがますます多彩になり,背伸びをしたりジャンプしたりと,かなり難度が上昇。奇想天外なアクションに惑わされないよう,しっかり見よう。そう言われたところで,簡単に対応できるものではないだろうが…。
シンプルな内容ながら,失敗すると結構悔しく,何度もチャレンジしたくなる熱中性を持っている。友達のコミカルな動きにもついつい目を奪われがちだ。GameCenterにも対応しているので,全国の椅子引きプレイヤーたちと腕を競ってもいいだろう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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