連載
メモ帳アプリで謎解き。スマートフォン向け「メモ帳の謎」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第296回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
謎解きゲームは大好きだけど脱出系ばかりで飽きた……という人にオススメしたいのが,本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」でお届けする「メモ帳の謎」(iPhone / iPad / Android)だ。本作はその名の通り,メモ帳アプリ風のインターフェースでさまざまな謎を解いていくという,なかなか斬新なシステムが特徴。難度やボリュームもかなりのものだ。
「メモ帳の謎」ダウンロードページ(App Store)
「メモ帳の謎 for iPad」ダウンロードページ(App Store)
「メモ帳の謎」ダウンロードページ(Google Play)
ゲームを起動すると,まさにメモ帳アプリとしか言いようのない画面が表示される。本作は4つのワールドと,ワールドごとに4〜6つのステージが用意されているが,基本的に最初からどのステージにも挑める。いきなり最後のステージにチャレンジすることも可能だが,本作ではタイムマシンを巡るハードボイルドな物語が展開されるので,ぜひ最初から追ってみてもらいたい。なお,ステージ1つとってもかなりの数の謎解きが用意されているので,ボリューム不足は決して感じないはずだ。
ただし,原稿執筆時点で,Android版にはまだ1つのステージしか実装されていない,今後追加されるとのことなので,期待しよう。
システム自体はあくまでメモ帳であるため,行えるアクションは非常に限られている。脱出系によくある「タップしてアイテムを入手」といったことはないので,与えられた暗号や謎をしっかり考察し,「何をするべきか」,そして「どのメニューを使ってどのような行動をすべきか」という回答を導き出さなければならない。
ファイルを開いたり,情報を検索したり,パスワードを入力したりといったことが必要になるため,ヒントとなるテキストをしっかり覚えることが重要。本物のメモ帳アプリを立ち上げてヒントを書き記しておくといいかもしれない。
ゲームとしてやれること,やることは以上なのだが,本作ではさまざまな種類の謎が掲示されるため,やってて飽きることはない。ベーシックな暗号から,斜め上のギミック,さらには"メモ帳ならではの仕掛け"など,実に多彩な謎解きを提供してくれる。
シンプルながら存分に謎解きが楽しめる本作。たまには歯ごたえのある謎を楽しみたい,というときにはぜひプレイしてみていただきたい。最後に待ち受ける謎,そして世界の行方は果たして……。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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