スクウェア・エニックスは2026年4月17日,同社が開発/運営するMMORPG
「ファイナルファンタジーXIV」 (
PC /
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Xbox Series X|S /
Mac )の情報番組
「第92回FFXIVプロデューサーレターLIVE」 (以下,PLL)を配信した。
今回のPLLは前回に続き,「パッチ7.5実装コンテンツ特集Part2」と題され,パッチ7.5「彼方に至る路」における実装項目について,テストサーバを使っての実機プレイを披露するなど,より詳しい紹介が行われた。
なお,パッチ7.5での実装項目については,4月24日〜25日に予定されている北米ファンフェスなどでの紹介も予定されており,本PLLで紹介された内容がすべてではない。さらに,魔獣使い専用の新コンテンツ「闘獣練」などについては,コンテンツボリュームの関係上,改めて詳しい紹介の場を設けるとの言及もあった。
出演は,「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏 (左)と,グローバルコミュニティプロデューサーの室内俊夫氏
コンテンツ特集Part2といえば,恒例のパッチトレーラームービーだ。今回もPLL冒頭からお披露目された。
FINAL FANTASY XIV パッチ7.5トレーラー 「彼方に至る路」
公開スケジュールと各種実装項目のおさらい
はじめに,前回PLLなどで発表された内容のおさらいが行われた。今回のパッチ7.5ではメインクエストが2部構成になっていたり,リリースタイミングの間にファンフェスが実施されたりするため,通常とはやや異なる周辺状況になっている。そのあたりも注意しておこう。
各項目について,いくつかの補足情報も加えられた。メインクエストについては,分割はされているものの,各Partともにボリューム的には通常のアップデートとさほど変わらないため,メインクエストが2つ分あると考えていいくらいだという。
一切情報が出ていない絶レイドについては,北米ファンフェスで発表が行われるそうだが,動画の最後に出たノイズまみれの映像が関係あるらしい。どう見ても,シリーズファンにおなじみの“あのキャラ”のようだが?
最後にハウジングについて,調度品の配置数を増やしたことによる描画処理の負荷を減らすため,直接見えない調度品や遠くに配置されているなど,あまり重要ではない調度品を非表示にする仕組みが導入される。
また,室内のキャラクター表示をどれくらい優先するかも任意に調整が可能となる。キャラよりも調度品を優先したい場合などは,「ハウジング屋内のキャラクター表示数」を変更してほしいとのことだ。
エコーズ オブ ヴァナ・ディール第3弾「ウィンダス:ザ・サードウォーク」の序盤が公開に。初戦は……シャントット!?
実機を用いての紹介は「エコーズ オブ ヴァナ・ディール第3弾 ウィンダス:ザ・サードウォーク」から始まった。そして,第1のボスがいきなりシャントットであることも明らかに。
シャントットの待ち受けるボス戦フィールドには柵などはなく,もちろん落ちれば戦闘不能だ。
報酬なども一部が公開された。
特設サイトにて公開されている他種族が着用したバージョン
新たな専用ギミックも登場。クリスタルコンフリクトの新ステージ「ハルモニア戦争図書館」
クリスタルコンフリクトの新ステージ「ハルモニア戦争図書館」では,「ヒーリングサークル」や「マナチェッカー」をはじめとした,このマップ専用の新たなギミックが登場する。
ひと通りの説明が行われたあと,実機上で各ギミックの詳細な内容が紹介された。
マップ内には本が舞っているなど,ビジュアル的にもこだわりのポイントが見られる
ヒーリングサークルはリスポーン地点のすぐ近くにある。敵に攻め込まれたとしてもここで戦えば持ちこたえられる。ただし,有利だからとここで待っていても,もちろん勝てない
マナチェッカーにはゲージが表示されている。味方の1人以上が占有している状態かつ,敵が1人もいない状態でゲージが溜まり,Max状態にできれば先に進めるようになる
敵が1人でもサークル内部に侵入,または味方が全員外に出てしまえば,その時点でゲージが消失し,最初から溜め直しになる
ジャンプサークルは中間地点付近までのショートカットになる。リスポーン時の戦線復帰のほか,敵の裏を突きたいときなどに使えそうだ
バディチョコボもじわじわアップデート開始? そのほかのアップデート項目
ここからは,前回PLLで紹介しきれなかったアップデート内容が紹介された。
前回PLLでもチラッと言及があった,「まとめて幻影化」した装備だが,個別に取り出せるようになるという。実機上で,実際にそのやり方が解説された。
「まとめて幻影化」されている装備は内容が確認でき,さらにチェックボックスをつけた装備を個別に取り出せる。取り出した装備は再び「まとめて幻影化」に加えられる
これまで製作作業中は,アイテムのロストなどの各種問題が発生しないように,できるかぎり別の作業が行えないように制限がかけられていた。しかし,安全が確認された項目については,別の行動ができるように制限が緩和される。
バディチョコボについては長らく変更がなかったが,今回以降,いろいろと手を加えていくことになるようだ。今回のアップデートは,チョコボを撫でられるといった細かな変更になるが,まずは第一歩として考えておいてほしいとのこと。
バトル時は属性によるコンボと連携がカギ! 新たなリミテッドジョブ「魔獣使い」
休憩を挟んでのPLL後半,期待の新リミテッドジョブ「魔獣使い」が紹介された。ちなみにジョブアイコンは初公開となる。
魔獣使いは,モンスターを捕らえて召喚できるというジョブで,常時連れ歩いたり,一緒に戦ったりできる。実装と同時にジョブクエストも公開され,そのジョブクエストを進めていくことで,ジョブの特性や戦い方などを学んでいける。
捕らえられるモンスターには難度が設定されており,魔獣使いのジョブレベルが上がるほど捕まえやすくなる。なお,物理的に捕まえるというよりも,モンスターをエーテル体に変化させるというイメージになるそうだ。
前回明かされたように,捕らえられるモンスターは実装の時点で全50種類となる。この50種については,ソロにこだわるプレイヤーでも,すべてソロで捕らえられるとのこと。そのなかには,ソロでクリアできるコンテンツの報酬としてモンスターを得られるものもあるようだ。
専用コンテンツである「闘獣練」については,かなり作り込まれており,その魅力を伝えるために,改めて紹介の場を用意したいとのことで,今回のPLLでは新たな情報はなかった。ただ,「闘獣練」もジョブクエストに絡められており,入門編に挑戦することで内容が理解できるようになっているそうだ。
●モンスターの捕らえ方
モンスターの捕らえ方は大きく分けて4つの段階がある
「みやぶる」を使うとそのモンスターが捕らえられるのか,またどの程度の確率なのかが分かる。これは戦闘前に行えて,図鑑を参照することでも分かる
モンスターのHPを減らすことで成功率がアップする
ある程度HPを減らしたら「とらえる」を使用。この時点では成功か失敗かは分からない。結果はモンスターのノックダウン(倒す)後に分かる
成功すればそのモンスターの召喚が可能になる。成功率について極端に低くは設定していないとのことで,しっかりジョブレベルを上げてHPを減らしていけば,そこまで手こずることはなさそうだ
PLLでは実機上で実際に捕らえる様子が公開された。ジョブレベル50の魔獣使いならジャングルクァールは簡単に捕らえられるようだ
HPをギリギリまで減らしてから「とらえる」を使い,敵を倒すと,檻のようなエフェクトが出て無事成功
以後は魔獣図鑑から詳細が確認できる
召喚したモンスターは街中などを連れて歩けるようになる。その際,獣図鑑で大きさを選択でき,設定したサイズで召喚が可能だ。画像はモンスターサイズ「大」で召喚した場合
モンスターサイズ「中」で召喚した場合
モンスターサイズ「小」で召喚した場合
●モンスターとともにコンボをつなげて強力ダメージ
召喚したいモンスターは,3種類の呼び笛にあらかじめ設定でき,その3種を切り替えながら戦うことになる
召喚したモンスターへ指示を出すことで,そのモンスターに応じた行動(スキル)が発動。「おおわざ」である「獣心技ウェポンスキル」には“属性”が設定されていて,これが重要になる
呼び笛の設定は一覧で確認できる。それぞれのモンスターのおおわざの属性などをチェックする際に便利だ
「かりる」では,モンスターに応じたスキルを魔獣使い自身が使用できる
「獣心技ウェポンスキル」は,魔獣使いとモンスターそれぞれにゲージが設定され,それが100以上溜まっている状態でのみ使用できる。ゲージが溜まっているほど強力になるが,使用するとゲージは0に戻ってしまう
「獣心技連携」は,魔獣使いとモンスターが続けて「獣心技ウェポンスキル」を使うことで威力が増すというもの。魔獣使いとモンスター,どちらが先に発動してもいいので,それぞれのゲージの溜まり具合を確認しつつ繰り出そう
さらに,各「獣心技ウェポンスキル」の属性を特定の順番で発動すると連携が発動する。スタート地点はどこでもいいが,時計回りの順(例えば茶→緑→赤→青)に属性技を発動させることで,コンボがつながる
実機上で吉田氏が実際にコンボに挑戦。コンボ自体は一定時間内にこなさないとリセットされてしまうため,全色つなげるには,ある程度の慣れが必要そうだ。なお,4属性のほかに中央に光と闇の属性も設定されている(画像内のコンボゲージで半円状の黒い箇所が闇属性を表している)。これらを使って第3段階のさらなるコンボが可能だが,説明が煩雑になるため,今回の紹介では割愛された
獣心技ウェポンスキルには,そのモンスターの特徴的なスキルが用意されている場合も。キマイラの凍結攻撃など,過去に苦しめられた人もいるはず
「さいごのいちげき」は放ったあとでモンスターの召喚が解除される。次のモンスターを召喚したい場合はいちいち召喚解除しなくていいので一石二鳥だ。なお,死に際の“さいご”ではなく,単にエーテル体へ戻る前に行う最後の攻撃という意味のようだ
吉田氏は魔獣使いについて「魔獣図鑑をコレクションとして埋めて,ペットみたいにモンスターを連れ歩ける,そんな感じでもいい」と話し,それでもこだわる人は,とことんこだわれるように作り込んでいるという。
また,闘獣練ではモンスターのレベルアップができたり,色や姿の変更もできたりするらしく,連れ歩いたときに「あのモンスターちょっと違うぞ!?」と周囲にアピールできるそうだ。
新規実装の報酬なども公開
パッチ7.5で実装される新装備やマウントなどの一部が公開された。
●ファントムウェポン
ここからは「夜のほうがエフェクトの見栄えがいいのでは」というコメントに応えて夜に設定
●新規マウント
その発想はなかった的な「ロケットパンチ」
触手などが特徴的な「ウィング・オブ・ニヒリティ」
一生懸命に飛ぶ姿が可愛らしい「クワイエット・コリブリ」
光の戦士を運んでくれる「ダックポーター」。身体の大きい種族の場合は背中の椅子に腰掛けて運ばれるようだ
地上では2枚,フライング時には6枚の翼が展開する「ウィング・オブ・レガシー」
ハルディボイルドの愛機「ナイトスタリオン」のレプリカ
マウント紹介の際,室内氏が吉田氏に「フライング時に6枚羽になるマウント,地上でも6枚羽で展開してほしいんですよね」と発言。コメントもそれに同調すると,吉田氏は「たぶん,できないことはないけれど……」と考える様子を見せていた。
最後は恒例の紙による各種報酬装備の“チラ見せ”だ。
ファンフェス関連お知らせコーナー
いつもは最後にサラッとお知らせコーナーをやって終了となるのだが,今回は北米ファンフェスの開催が目前ということで,ファンフェス関連のお知らせがまとめてコーナー化された。そして,ついに日本ファンフェスのチケット抽選申し込みも始まっている。
今回のファンフェスのメインアート。会場ごとに背景色が変えられている。左から北米,欧州,日本の配色
お知らせコーナーも拡大版に
ここからはいつものお知らせコーナーと思いきや,THE PRIMALSがイギリスのDownload Festivalに招待された件について,サウンドディレクターの
祖堅正慶氏 を迎えて経緯などが語られた。ロックフェスにもかかわらず,会場では「FFXIV」のブースも出展される予定だという。
また,新たに開催されるゲーム音楽フェス「GAME MUSIC JAM - Level1」についても,その意義と意気込みを語ってくれた。
お知らせコーナーのゲストとして登場した「FFXIV」サウンドディレクターの祖堅正慶氏(中央)
北米・カナダ限定コラボ。ついに北米でもエモート「フライドチキンを食べる」が入手できるようになる
なお,今回のお知らせにはないが,パッチ7.5 Part1実装前のパッチノート朗読会も通常どおり開催される予定だ。詳しい日程は改めて告知されるはずなので,そちらを待とう。