楽しんごさんが「バクダン★ハンダン」で声優デビュー。重要キャラ“ワルドブー”を演じたアフレコの感想などを聞いてきた

　アイディアファクトリーから，2012年6月14日に発売が予定されているPSP用ソフト「バクダン★ハンダン」。
　女性向けミステリー恋愛アドベンチャーゲームの本作は，ゲームクリエイターの稲船敬二氏が制作に協力しており，さらにはキャラクターとしてゲームに出演していることで注目を浴びているので，すでにご存じの読者も多いだろう。
　しかしそれだけではなく，「かまいたちの夜」シリーズをはじめ，ゲームファンにも馴染み深い作家の我孫子武丸氏がプロット・ミステリー監修を，「逆転裁判」シリーズなどのキャラクターデザインで知られる岩元辰郎氏が原画を担当するなど，乙女のみならずとも，注目のタイトルとなっている。
　また，本作には，鈴村健一さん，梶 裕貴さん，森田成一さん，成田 剣さん，諏訪部順一さん，日野 聡さんら，人気の声優陣が“攻略対象”のキャラクターを演じている。

「バクダン★ハンダン」公式サイト

稲船　沙希 （いなふね　さき） ※主人公，名前変更可能

士道　昴流 （しどう　すばる） CV：鈴村健一さん

若狭　永遠 （わかさ　とわ） CV：梶 裕貴さん

芽御師　航大 （めおし　こうた） CV：森田成一さん

調辺　歩 （しらべ　あゆむ） CV：成田 剣さん

卜部　君麻呂 （うらべ　きみまろ） CV：諏訪部順一さん

御手洗　流星 （みたらし　りゅうせい） CV：日野 聡さん

「稲船敬二」

　本作のストーリーは，クリエイター「稲船敬二」がプロデュースした日本最大級のテーマパークの開園日に，謎の集団が突如現れ，7日間の【ゲーム】に参加してクリアしないと，テーマパークを爆破すると宣言。主人公は，爆破を阻止するために，魅力的な6人の男性達と一緒に，アトラクションを舞台にした命懸けの【ゲーム】に挑む，というものだ。

　そして，本作に登場するキャラクターの1人「ワルドブー」を，楽しんごさんが演じることが明らかにされた。
　楽しんごさんが演じるワルドブーは，【ゲーム】の進行役を務める謎の着ぐるみキャラで，どのように物語に関わってくるのかは，明らかにされていない。
　そこで今回は，楽しんごさんにインタビューをさせてもらい，ワルドブーを演じた感想などを聞いてきたので，ぜひ読んでみてほしい。



――本日はよろしくお願いします。まずは，「ワルドブー」というキャラクターを演じた感想を教えてください。

楽しんごさん：
　ワルドブーって一見すると，僕のキャラクターからはまったく想像がつかない感じなんですよね。でも，危機が迫ってくるともう一人の人格が出てきたりするので，演じてみて，まさに僕にピッタリだなって思いました。僕もビックリしたときやケンカするときには男声になるので，すごく演じやすかったです。
　もし，イベントなどがあったら，ワルドブーの着ぐるみから出てきて「ドドスコ」やったら面白いと思います（笑）。

ワルドブー

――ワルドブーは見た目が印象的ですよね。

楽しんごさん：
　そうなんですよ。初めてワルドブーのイラストを見たときは感動しました。
　ワルドブーって，見た目だけ見るとすごく低い声出しそうなのに，実際はオネエ言葉で喋るのもいい感じですよね。ゲームをプレイしていて「これ，楽しんごじゃね？」って分かっちゃうかもしれないですけど（笑）。

――「バクダン★ハンダン」というタイトルを聞いて，どのような印象を持ちましたか？

楽しんごさん：
　タイトルを考えた人は天才ですよね！　
　最初は爆弾を見つけて，チョコレートか爆弾かを判断するゲームだと思ってたんですよ（笑）。でも実際にゲームを見て，「なるほど！」って思いました。すごく斬新ですよね。なかなかこういうタイトルはないと思います。

――収録で印象に残っているシーンや，オススメのシーンを教えてください。

楽しんごさん：
　ワルドブーは感受性が豊かなので，見ていて飽きないなあって思いました。
　見た目からは，絶対に言わなそうなんですけど，さっきまで怒ってたのに，急に「ゴメンチョ！」って謝るシーンがあるんです。けど，そこが可愛かったですね。たぶん僕と同じで，ワルドブーは「郷に入っては郷に従え」のタイプの子なんだと思います（笑）。
　あと本作では，テーマパークを舞台にいろいろな場所が出てくるんですけど，すごくファンタジー的なんです。「えっ，こんなところが出てくるの？」っていう感じに驚いてもらえると思いますよ。


――収録にあたり，「バクダン★ハンダン」のシナリオにひと通り目を通したそうですが，どんな印象でしたか？

楽しんごさん：
　キャラクターが可愛いのはもちろんなんですけど，1人1人のキャラクターがしっかり描かれているところがすごく好きですね。
　それから，ストーリー展開がすごく面白いんですよ。困っているときにみんなで助け合ったりすることがありますし，サスペンス的な要素もあって，追い詰められたときには裏切りとかもあるんです。
　あと，実際にあったら怖いですけど，ゾンビが出てくるシーンもすごく楽しいし，人質をどう開放しようか考えたりっていう頭を使うシーンもあったりして，いろいろな要素が入っているゲームだと思いました。
　なので遊んでいたら，電車が来ても気づかないくらい最後まで集中しちゃうかもしれないです。

――本作は乙女ゲームが好きな方もプレイすると思いますが，女性の方に向けてメッセージをお願いします。

楽しんごさん：
　友達と一緒に「ここどうやってクリアしたの？」みたいな感じでコミュニケーションを取るのも楽しいし，カップルでプレイするのもいいと思います。可愛いキャラクターやイケメンなキャラクターもいるので，目の保養にもいいと思いますし（笑）。あとゲーム中は右脳をすごく使うと思うので，脳の活性化にも役立つと思います。


――最後に，「バクダン★ハンダン」に注目している読者に向けて，メッセージをお願いします。

楽しんごさん：
　僕のギャグのドドスコって，なんで流行ったか分からないんですけど，意味の分からない部分が逆に斬新だったのかなって思うんですよね。だから「バクダン★ハンダン」も，絶対に流行ると思います。一見意味の分からないタイトルなので（笑）。
　内容的にも，「SAW」とか「カイジ」みたいな映画が好きな人だったら，同じような感覚で楽しめると思いますよ。
　発売は6月14日なんですけど，今からすごく楽しみです。ストーリーもかなり楽しいので，今年はこれ1本で十分なんじゃないかな。最近はアニメやゲームの映画化も多いので，この作品も映画になったらすごく面白そうですよね。その時に，楽しんごってキャラクターが出てきたらすごくいいと思います（笑）。
　男の子のキャラクター達がみんなカッコイイので，その時に楽しんごちゃんが出てきて“ちょんちょん”ってマッサージして，ツッコミを入れられる展開も面白いんじゃないかなって（笑）。絶対に乙女の楽しんごちゃんを入れるべきですよ！　

――実現したら，またぜひ取材させてください（笑）。ありがとうございました。

「バクダン★ハンダン」公式サイト

タイトル：バクダン★ハンダン
メーカー：アイディアファクトリー
ブランド：オトメイト
メディア：UMD
対応機種：PSP
カテゴリー：乙女
ターゲット：中学生以上（14〜20代後半の女性）
ジャンル：女性向けミステリー恋愛アドベンチャー
プレイ人数：1人
発売予定日：2012年6月14日発売予定
価格：通常版5,800円（税抜）/6,090円（税込）　限定版7,800円（税抜）/8,190円（税込）
CERO：審査予定

ディレクター：北野マコト
原画：岩元辰郎
協力：稲船敬二
プロット・ミステリー監修：我孫子武丸
主題歌：蛇足

●公式サイト
オトメイト ⇒ http://www.otomate.jp/
公式サイト ⇒ http://www.otomate.jp/bakuhan/

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