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【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ
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印刷2021/04/24 12:00

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【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

画像集#002のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

 PCゲーマーにとって,キーボードとマウスを置くスペースの両立は大きな課題だ。フルサイズのキーボードは汎用性が高いが,幅が400mmを超えるのでマウスのスペースが大きく削られてしまう。そこで候補に上がるのが,10キーレスのコンパクトキーボードや,さらに小型のミニサイズキーボードだ。マウス用スペースを十分に確保できるうえ,キーボードとしての機能や汎用性も備えるので,机上のスペースが手狭で困っているゲーマーにとっては,有力な選択肢になる。
 本稿では,10キーレスよりもさらに小さいCorsair製のゲーマー向けミニサイズキーボード「K65 RGB MINI 60% Mechanical Gaming Keyboard」(以下,K65 RGB MINI)を取り上げたい。ミニサイズに魅力を感じつつも,実用性に不安をいだいているゲーマーは参考にしてほしい。

K65 RGB MINI 60% Mechanical Gaming Keyboard
メーカー:Corsair
問い合わせ先:アスク(販売代理店)
リンクスインターナショナル(販売代理店)
メーカー想定売価:1万4080円前後(税込,※2021年4月24日現在)
画像集#003のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

K65 RGB MINIの製品ボックス(左)には,本体と着脱可能なUSBケーブル,キートップリムーバー,交換用キーキャップ([Space]キーとCorsairロゴの汎用キー)が同梱されている(右)
画像集#023のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ 画像集#005のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

Amazon.co.jpでK65 RGB MINIを購入する(Amazonアソシエイト)

CorsairのK65 RGB MINI製品情報ページ



K65 RGB MINIのフットプリントはフルキーボードの約50%


画像集#024のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ
 K65 RGB MINIは,キースイッチとしてCherryの「Cherry MX RGB Red」(以下,赤軸)を採用するモデルと,「Cherry MX RGB Speed」(以下,銀軸)モデルの2種類をラインアップしている。ただ,国内で正規に販売されるのは銀軸モデルのみで,今回試用しているのも銀軸モデルだ。

 最大の特徴は,当然ながら小さいことで,机上に占めるサイズ(フットプリント)を実測したところ,292(W)×104(D)mmだった。PFU製のキーボード「Happy Hacking Keyboard」(以下,HHK)とほぼ同じ大きさといえば,キーボードマニアならサイズ感が分かるのではないだろうか。

K65 RGB MINIの幅は実測で約292mm
画像集#004のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

 一般的なフルキーボードの場合,幅は430mm前後,奥行きが140mm程度はあるので,フットプリント比をざっくり計算すると,K65 RGB MINIは約半分の設置面積で済むことになる。また,10キーレスのコンパクトキーボードでも,幅は360mm前後はあるので,K65 RGB MINIはざっくり60%のフットプリントとなる。このサイズで,ゲーマー向けキーボードとして使えるのが本製品の魅力と言うわけだ。

Corsairの最新10キーレスキーボード「K70 RGB TKL」(写真上)と比較しても,これだけ小さい
画像集#006のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

 商品名に入ってる「60%」という数字は,ミニサイズキーボードを表すときによく使われているものだ。ただ,実際にはフットプリント比というよりも,キーの数が少ないことを表していると理解したほうがいいかもしれない。K65 RGB MINIの場合,英語配列モデルのキー数は61キーなので,US104キー配列フルキーボードの約60%のキー数というわけである。

 一方,国内市場向けK65 RGB MINIは,以下の写真を見てのとおり,日本語配列だ。

日本語配列に準拠しつつ,10キーや特殊キー,ファンクションキーを切り取ったキー配列を採用する
画像集#007のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

 もちろん,ミニサイズキーボード自体は珍しいものではない。日本では,PFUが手がけるHHKシリーズがロングセラーを続けているように,主流ではないものの根強い人気がある市場だ。ゲーマー向けのミニサイズキーボードになると,HK GamingやRoyal Kludgeといった新興メーカーが発売していたのだが,最近になって,Corsairを始めとするゲーマー向け周辺機器の大手メーカーが製品を投入し始めた。それだけ,ゲーマーからのニーズがある製品分野になってきたのだろう。
 これまでは海外の中小メーカーが中心となっていたため,ゲーマー向けのミニサイズキーボードは国内市場であまり見かけず,さらに日本語配列となれば,選択肢はとても少なかった(※日本製のHHKも日本語配列ではない)。つまり,日本語配列モデルのK65 RGB MINIは,その点でも貴重な存在だと強調しておきたい。

 K65 RGB MINIのキー配列を深掘りしていこう。
 本製品は,フルサイズキーボードの10キーと特殊キー(※InsertやDelete,HomeやPage Up,矢印キー)部分をバッサリと切り取ったうえで,ファンクションキー列を丸ごと省略したようなキー配列を採用している。キー数は65個で,省略されたキーは,[Fn]キーと他のキーによる同時押しで入力可能だ。たとえば矢印キーは,[Fn]+[U/H/J/K]キーという具合だ。
 このように,K65 RGB MINIは,[Fn]キーの同時押しに豊富なキーや機能を割り当てているのも特徴で,たとえばミニサイズキーボードでは省略されがちな[Scroll Lock]キーも,デフォルトでは[Fn]+[Tab]キーで入力できる。メディアコントロールやマウスポインタ/ボタンの操作までキーボードで可能となっており,使える機能やキーの数は,10キーレスキーボードと変わらないほど。「キーが少ない分だけ低機能で不自由では?」という心配は無用だ。

 ただ,省略されたキーを利用するには,キー割り当てを覚えて慣れる必要があるのは,ミニサイズキーボードにおけるハードルでもある。後段でも触れるが,K65 RGB MINIでは[Fn]キーとの同時押しによるキー割り当てが,キーキャップ前面に刻印されているので比較的,覚えやすいほうだろう。

斜めから見下ろすと,キーキャップ手前側に[Fn]キーとの同時押しに割り当てられたキーや機能が描かれている
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 本体の高さは,傾斜がつけられているため場所によって異なる。キーキャップを含まない高さは,[Space]キーの列で約20.5mm,[Esc]キーの列で約32mmだった。キーキャップの高さも場所によって少し異なるが,[Space]キーの列だと約8.5mmあるので,机上から[Space]キー列のキートップまでは高さ約29mmということになる。キーボードとしては標準的な高さだろう。

左側面から見た様子。[Space]キー列のキートップが机上から約29mmの高さがある
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 手前の列がこれだけ高いと,人によっては,パームレストがあったほうが良さそうだ。本機にパームレストは付属していないので,必要に応じてユーザーが自分で用意する必要がある。
 なお,本体底にチルトスタンドはなく,傾斜角の変更はできない。とくに傾斜角をきつくしなくても,すべてのキーに指が届くミニサイズキーボードでは珍しくない仕様だ。

底面にチルトスタンドはなく,四隅に滑り止めゴムのみとシンプルだ
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 本体重量は,USBケーブルを取り外した状態で実測約568g,ケーブル込みで約609gだった。ミニサイズキーボードとしてはごく普通で重くはないが,底面の滑り止めゴムが効いているので,プレイ中に机上でガタガタと動いてしまうことはない。
 600g強しかないので,お気に入りのキーボードとして外に持ち出すのが非常に楽というのは利点と言えよう。

本体側のコネクタにはUSB Type-C形状のポートを採用する
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 実測で長さ約1.8mのUSBケーブルは脱着式だ。キーボード側コネクタには,USB 3.0 Type-Cを採用する。一般的にUSB Type-Cのコネクタは,USB Micro-Bコネクタに比べると耐久性があるので,脱着式でも安心して使えるだろう。

 製品の質感はCorsairらしいもので,本体は樹脂製でありながら,上品さを感じさせるものだ。キーキャップは人気のダブルショット射出成形法を用いて製造されており,キートップの文字や記号は,バックライトの光を透過する白い樹脂となっていた。

[Space]キーの表面を覆う模様は,半透明素材になっていてLEDバックライトを透過する
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 ユニークなのは[Space]キーで,天面に三角形の小さなマークを並べており,そこがバックライトを透過する仕組みになっているのだ。この模様は,手で触るとザラつきを感じるので,それもちょっとしたアクセントになっていたりする。なお,表面に模様がないタイプの[Space]キー用キーキャップも付属しているので,好みに合わせて使えばいい。
 小さいながらも所有する満足感が得られる製品なので,ミニサイズキーボード好きに多いガジェット愛好家も,本製品に不満を抱くことはないだろう。


統合ソフトウェアiCUEで自在にカスタマイズできるK65 RGB MINI


 K65 RGB MINIの設定は,Corsairの統合設定ソフトウェア「iCUE」で行える。そのiCUEは最近,Version 4世代にアップデートされて,見た目や操作性が少し変わっている。

Version 4世代になったiCUE。スッキリした見た目になった
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 左ペインで設定したい項目を選び,右ペインで設定するという基本は,従来から変わっていない。
 左ペインにある設定項目のうち,「ハードウェアキー割り当て」と「ハードウェア照明」は,K65 RGB MINI本体内蔵のフラッシュメモリに設定内容が保存されるもので,保存した設定は,iCUEがインストールされていないPCでも有効になる。それ以外の項目における設定内容を有効にするには,PCにiCUEをインストールしている必要がある。

 さて,ミニサイズキーボードでとくに重要なのが,「キー割り当て」の設定項目だろう。物理的に存在しないキーを,[Fn]キーとの同時押しに割り当ててあるのは先述したとおりだが,デフォルトの割り当てが気に入らなかったり,同時押し操作に慣れなかったりするケースは多々あるからだ。
 K65 RGB MINIが初めて使うミニサイズキーボード,というゲーマーならデフォルトの割り当てを覚えて慣れるのが一番いい。ただ,2台め3台めのミニサイズキーボードというユーザーなら,自分がこれまで使って慣れてきたキーボードの割り当てに変えたいと思うはずだ。

 K65 RGB MINIが,新興メーカー製のミニサイズキーボードと一線を画するのがこの点だ。新興メーカー製のゲーマー向けキーボードだと,キー割り当ての自由が利かなかったり,設定ソフトが使いづらかったり,さらには安定動作しないといったことが多々あるが,K65 RGB MINIならば,カスタマイズ機能の充実ぶりでは定評があるiCUEが使えるわけだ。

 キーストロークの再割り当ては,「キー割り当て」→「キーストローク」の「再マップ」機能を使う。K65 RGB MINIでは,再マップの修飾キーとして,[Fn]単独と[Fn]+アプリケーションキー(メニューキー)の2通りをサポートしている。

[Caps Lock]キーにキー入力を割り当てようとしている画面。下側中央にある「修飾子」欄で,同時押しを行う修飾キーを設定する。なお,アプリケーションキーには[Fn2]という別名が付けられていた
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 [Fn]キーとアプリケーションキーは割り当てを変更できないが,それ以外のキーは,すべてキーの再割り当てが可能だ。つまり,2つのキーを除くメインの63個のキーに加えて,[Fn]の同時押しと[Fn]+アプリケーションキーの同時押しで126キー分を追加できるので,トータル189キーとして使えるわけである。
 これだけ再割り当て可能なキーがあれば,ミニサイズキーボードといえどもフルキーボードと遜色なく利用できるだろう。

 もちろん,キーに割り当てられるのはキーストロークだけでなく,ほかのCorsair製キーボードと同様に,メディア操作やチャット用の定型文入力,マウス操作,キーマクロなどの割当が可能だ。[Fn]+[_]キーの同時押しで記録がスタートする「クイックマクロ」の機能も備えている。

iCUE上で記録,設定するマクロに加えて,[Fn]+[_]キーで記録がスタートするクックマクロの機能も備える
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 一方,LEDイルミネーションをカスタマイズする「照明効果」は,見た目以外は従来のiCUEと変わらない。照明のプリセットをレイヤーとして重ねることで独自の発光パターンを作成できる強力な機能が見どころだ。

レイヤーを重ねて,独自の発光パターンを作成できる
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 組み込みの発光パターンは10種類ある。ユニークなのが「CORSAIRオーディオビジュアライザー」で,名前のとおり,キーボードバックライトを再生中のサウンドに合わせて,レベルメーターのように変化させるものだ。ゲームでももちろん有効なので,タイトルによってはバックライトを楽しく活用できるだろう。

 簡単に説明しておくと,iCUEので照明効果には,発光パターンを適用したいエリアをキーボードの画像上でマウスを使って範囲指定するマニュアル設定と,[W/A/S/D]など特定の範囲をワンクリックで設定する「クイック照明ゾーン」という2つの方法がある。

クイック設定ゾーンを使えば,ワンクリックで特定の範囲に発光パターンを適用できる
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「パフォーマンス」設定で[Windows]キーや特定キーの無効化と,無効化を知らせるバックライトカラーの設定が行える
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 なお,左ペインにある「パフォーマンス」は,ゲームプレイ時に[Windows]キーを無効化(ロック)するのと同時に,特定のキー操作を無効化する設定だ。K65 RGB MINIでは,[Fn]+[Windows]キーの同時押しで,[Windows]キーを無効化できる。たとえば,パフォーマンスで[Alt]+[Tab]キーの無効化をオンにしておけば,[Windows]キーの無効化操作で,同時にそれも無効化できる仕組みだ。さらに,無効化したことを知らせるキーのバックライトカラーも,ここで設定できるようになっている。

 iCUEでは,ここまでに説明したキー割り当てや,LEDイルミネーション,パフォーマンスの各設定を,プロファイルにまとめてゲームタイトルに関連付ける機能も備えている。K65 RGB MINIはキー数が少ないだけに,ゲームタイトル固有のカスタム設定が必要な場合も出てくるので,プロファイルを活用する場面はほかのキーボードより多くなるかもしれない。


8000Hzの高速ポーリングレートをサポートするK65 RGB MINI


K65 RGB MINIのキースイッチは,Cherry MX RGB Speedだ。スイッチのハウジングに半透明樹脂を使ったバックライト対応版である
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 最後にK65 RGB MINIの使用感をまとめておくことにしよう。
 先述したとおり,本校で取り上げたK65 RGB MINIは,Cherry MX RGB Speedを搭載するモデルだ。
 Cherry MX RGB Speedのスペックを簡単におさらいしておくと,キーがオンになるアクチュエーションポイントの深さは約1.2mmで,その深さにおけるバネ圧が45cN(≒46g-f),全ストローク量(キーストローク)は約3.4mmで,打鍵時にクリック感やクリック音がないリニアフィール(深さに応じてバネ圧がリニアに上がる)という仕様である。
 反応の速さを重視して,浅いアクチュエーションポイントと軽いバネを組み合わせたゲーマー向けキーボードにおける主流の傾向を持つスイッチといえる。

 K65 RGB MINIでは,この高速スイッチを採用すると同時に,「AXON Hyper-Processing Technology」と称するCorsair独自の高速スキャン技術を採用して,最大8000Hzという超高速レポートレート(ポーリングレート)を実現したのがポイントだ。一般的なゲーマー向けキーボードは1000Hzだったので,レポートレートが8倍になったわけだ。
 ただ,K65 RGB MINIのレポートレートは4000Hzが初期設定値で,8000Hzを利用するには,iCUEの「デバイス設定」で切り替える必要がある。加えて8000Hzへの切替時には,「AXONハイパーポーリングは追加システム処理リソースを使用します。最大8000Hzでの運転にはハイエンドシステムが必要です」という警告が表示されるようになっていた(※さらに,PCとの接続にはUSB 3.0以上に対応するUSBポートを使う必要もある)。

8000Hzのレポートレートを利用するには,iCUEによる設定変更が必要だ
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8000Hzへの切替時には,追加システム処理リソース(=CPUの処理時間)を消費するという警告が出てくる
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 キーボード内部のキースキャンに,PC本体のCPUを使うわけではないが,8000Hzの設定ではPCに対して0.125ms間隔でキースキャンデータを送るので,それがPC本体のCPU負荷を多少なりとも上げるのだろう。筆者は,「Ryzen 9 3900X」を搭載するPCをゲームに使っていることもあり,8000Hzの設定に切り替えてもCPU負荷が有意に上がることはなかったが,CPUが非力なPCだと厳しいかもしれない。

画像集#019のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ
 いずれにしても,入力の速さに定評があるキースイッチと,最大8000Hzのレポートレートの組み合わせということで,K65 RGB MINIは,キー入力の反応に関しては最高峰のスペックを有する製品と言っていい。実際,非常に快適にゲームをプレイすることができた。ただ,eスポーツのプロゲーマーではない筆者程度だと8000Hzと4000Hzのレポートレートに体感できる差がなかったのも正直なところだ。

 K65 RGB MINIが素晴らしいのは,キーの反応のシャープさと同時に,キーボードを置く位置をカスタマイズしやすい点だと筆者は感じる。筆者の場合,ゲームプレイ時にキーボードを左に寄せて,かつ少し角度をつけて置くとゲームが素晴らしくプレイしやすくなるのだ。こうしたキーボード配置の細かなカスタマイズは,フルサイズのキーボードだと難しい面がある。これこそ,ミニサイズキーボードの最大の強みだろう。

 なお,当然ながらK65 RGB MINIは全キー同時押し/全キーロールオーバーをサポートする。Corsair製なのでその点は抜かりがないということも付記しておきたい。


ミニサイズキーボードに魅力を感じつつも手を出せなかった人におすすめ


 ミニサイズキーボードに惹かれていた日本のゲーマーは,決して少なくないと思う。しかし,これまでは得体のしれないメーカー製であったり,英語配列のみだったりと,手を出せなかった人も多かっただろう。その点,K65 RGB MINIは,ふだん日本語配列のキーボードを使っているゲーマーでも,キー配列に馴染みやすい利点がある。
 そのうえで,高速高品質なキースイッチと高速レポートレートに対応する機能を備えるなど,キーボードそのもののスペックは,Corsair最上位のゲーマー向けキーボード「K100 RGB」と肩を並べるほどだ。つまり,これまでミニサイズキーボードに手を出せなかったゲーマーにこそ,K65 RGB MINIをおすすめしたい。

 もちろん,これまでミニサイズキーボードを使い続けてきた人にも,K65 RGB MINIはおすすめできる。強力なキーカスタマイズ機能を持つので,たとえばHHKからの乗り換えであってもK65 RGB MINIに満足できるはずだ。

画像集#025のサムネイル/【PR】Corsairのミニキーボード「K65 RGB MINI」は,60%のサイズとハイエンド並みのスペックを両立した製品だ

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CorsairのK65 RGB MINI製品情報ページ


  • 関連タイトル:

    Corsair Gaming(旧称:Vengeance Gaming)

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