ドイツのパブリッシャであるDeep Silverが,ちょっと変わったアクションゲーム
「Emergency 2012」のプレイアブル展示をGamescomの会場で行っていた。プレイヤーはハシゴ車や消防車,救急車といった特殊車両で構成されるレスキュー隊を操作し,火事などから人々を救助することになる。
海外ゲームに詳しい読者でも,Emergency 2012についてはあまり知らないかもしれないが,実は1998年に第一弾がリリースされて以来,今回で5作目となる
歴史のあるシリーズだ。これまでは発売順にナンバリングされていたのだが,2007年にリリースされた前作がテロの災害から人々を救出するという設定だったため,北米版のタイトルが
「911: First Responder」に変わっていたり,ドイツ国内では数週間後に発売される作品なのに,タイトルが“2012”になっていたりと,シリーズものの最新作であることがちょっと分かりにくくなっている。
それはともかく,Emergency 2012の舞台となるのはドイツ各地のほか,暴動が発生したフランスや,山火事の起きたギリシャなどで,今回のGamescomにあった試遊台では,マッターホルンで起きた雪崩によって観光用のゴンドラが停止,壊れたゴンドラにつかまって,今にも落ちそうな人を救出するというものだった。
基本的にハシゴ車で救助するのだが,雪崩で大破した車を道からどかしたり,引火しそうなガス管を修理するといった準備作業も必要になる。時間内に救助できなければ,被害者が力尽きてゲームオーバーになってしまう。どの車を出動させるべきかを考え,手際よく作業を進めていく必要がある。もっとも,何度か挑戦しているうちに慣れてくるので,難度そのものは,それほど高くなさそうだ。
現在開発されているのはドイツ語版のみだが,従来作は北米でリリースされており,いずれ英語版も登場してくるだろう。今回のデモでは試すことができなかったが,2人のプレイヤーが協力してミッションを進めるモードを持つなどの新作らしい特徴もある,ちょっと気になるゲームだ。