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[COMPUTEX]Skylake時代の新機能を先取り(?)した,七色に光るマザーボード。MSI「X99A GODLIKE GAMING」
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印刷2015/06/04 21:17

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[COMPUTEX]Skylake時代の新機能を先取り(?)した,七色に光るマザーボード。MSI「X99A GODLIKE GAMING」

G Series
 台湾時間2015年6月2日,MSIが台北市内のホテルでゲーマー向け製品ブランド「G Series」の報道関係者向けイベントを開催したというのは既報のとおりだが,同社はそこで,「Intel X99」チップセット搭載の新しいマザーボード「X99A GODLIKE GAMING」を発表した。

動作デモ中のX99A GODLIKE GAMING。名称は,FPSでKilling Streakが続いたときによく表示される賞賛「Godlike!」と,挨拶で使われる「GG」(Good Game)をかけた命名だという。拡張スロットはPCI Express x16×5,PCI Express 3.0 x4接続のM.2×2。Serial ATA 6Gbps×10で,Serial ATAポートのうち2つはSATA Expressにも対応する
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Android版の設定アプリ。色と光り方を調整できる
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 その後訪れたMSIブースでは,製品担当者と筆者との間で,「機能の名称は『Mystic Light』。25個のLEDを本体のそこかしこに埋め込んであって,Windowsもしくはスマートデバイス上のアプリから,Bluetooth接続で色や光り方を変更できます!」「確かにキレイだけど,これはゲーム用途でどういう意味があるんですか」「(一瞬言葉に詰まってから)ク,クールでしょ!」「お,おう……」というやり取りがあったりもした本製品。ただ,突っ込んで話を聞いてみると,MSIがSkylake世代のゲーマー向けマザーボードで狙っているものの一端も見えてきたので,今回は,そのあたりをまとめてみたいと思う。



X99A GODLIKE GAMINGの新機能をまとめて確認


X99A GODLIKE GAMINGに載るAudio Boost Pro 3の概要
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 「光る」という要素以外で,X99A GODLIKE GAMINGの大きな特徴として訴求されたのが,新しいオンボードサウンド機能「Audio Boost Pro 3」だ。マザーボードの基板上の独立したブロックに,チップレベルで129dBのS/N比を実現したESS Technology製D/Aコンバータ「SABRE9018AQ2M」を採用し,オーディオグレードのヘッドフォンアンプやOPAMP(オペアンプ),コンデンサを組み合わせ,ヘッドフォン出力には6.3mm径の標準プラグすら利用できるという凝りようだ。そこに,最近になってMSIとの提携を拡大させている仏Nahimic(ナヒミック)製のオーディオプロセッサソフトウェアスイート「Nahimic Audio Software」を組み合わせてあり,それによってバーチャルサラウンドサウンドや,マイク入力時のノイズ低減などを図れるという。

Nahimic Audio Softwareのユーザーインタフェース。直感的だが,普段からオーディオに触れていない人だと,取っつきにくく感じるかもしれない
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 あくまで,極めてがやがやとしたMSIブース内での体験結果だと断ってから続けると,出力系やマイク入力時のAGC(オートゲインコントロール,小さすぎる声や大きすぎる声を適正な音量に調整するもの)にこれといった個性は感じなかったが,マイク入力時のノイズ低減機能は,非常に優秀な印象があった。

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 もう1つは,「Killer DoubleShot-X3 Pro」だ。これは,Rivet Networksの1000BASE-T LANコントローラ「Killer E2201」とIEEE 802.11ac対応無線LANコントローラ「Killer Wireless AC 1535」を併用し,ゲームやゲーム関連アプリケーションのパケットを優先して通すことで,体感レベルのネットワーク性能を引き上げるとされるもの。MSIはこれまでも有線LANと無線LANの併用による「Killer DoubleShot Pro」などを採用してきたが,それが最新世代のコントローラと仕様にアップグレードされたという理解でいいだろう。
 ちなみに,GIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)はこれを「Killer DoubleShot Pro X3」と呼んでいるのだが(関連記事),MSIが示したロゴバッジ画像を見る限り,MSIの表記のほうが正しい気はする。

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 GIGABYTEの話が出たので続けると,X99A GODLIKE GAMINGでMSIは,GIGABYTEが「Intel Z170」チップセット搭載のゲーマー向けマザーボードで採用しているのと同じアイデアに基づくPCI Express x16スロット用の金属カバーを「Impregnable Steel Armor」(Impregnable:強固な)として採用している。スロットの破損を防ぐことができ,EMIシールド機能を持つというのも,GIGABYTEのアイデアと同じだ。ほぼ同時に,MSIとGIGABYTEの両社が,同じ機能を実装するというのは面白い。

Impregnable Steel Armorに寄ったところ。ブース内に展示されていたX99A GODLIKE GAMINGのうちいくつかはImpregnable Steel Armorを採用していなかったが,最終製品版には間違いなく採用される
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 X99A GODLIKE GAMINGでは,「Turbo U.2」カードを同梱するのもトピックとなる。Turbo U.2は,SFF-8639コネクタを追加するM.2接続型ドーターカードで,誤解を恐れず簡単に紹介すると,これは,2.5インチディスクドライブ互換の形状と,SFF-8639と呼ばれるコネクタを採用したNVM Express接続のSSDを接続するためのものとなる。現時点では事実上,Intel製SSD「Solid-State Drive 750」の2.5インチディスクドライブ版を接続するためのインタフェースと言い切ってしまってもいいだろう。

本文とは直接関係しないが,MSIブースのX99A GODLIKE GAMING展示コーナーには,本製品用となる液冷ブロックも展示されていた
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G SeriesオリジナルのSLIブリッジコネクタも発表された。2-way用の小型版はすでに量産が始まっているとのこと。国内発売は検討中で,ひょっとすると非売品にして,カードを2枚以上買った人へのプレゼントにするかもしれないと,エムエスアイコンピュータージャパンのAki Lin氏は話していた
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いずれもSkylake世代のマザーボードで対応可能。これらを採用したゲーマー向けZ170&H170マザーが出るかも


MSIがブースで展示していたIntel Z170マザーボード「Z170A-G45-GAMING」に,X99A GODLIKE GAMINGの新機能が採用されている気配はほとんどない。今回公開されなかった上位モデルでサポートしてくるのではないかと思われる
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 ここまで説明してきたポイントで重要なのは,いずれも,X99A GODLIKE GAMINGでなければ使えない機能というわけではないということだ。もちろん,MSIの現行ラインナップに限っていえば,いま挙げた機能をサポートするのは新世代フラグシップたるX99A GODLIKE GAMINGのみだが,Skylake世代のデスクトップPC向けCPU「Skylake-S」(開発コードネーム)がリリースされた暁には,対応マザーボードがこれら新機能をサポートしていても,何ら不思議ではないのだ。

 「光るマザーボード」というところに目を奪われがちだが,Intel 100シリーズチップセット搭載のゲーマー向けマザーボードに向けた,技術ショウケースとしても,X99A GODLIKE GAMINGは,チェックしておく価値があるのではなかろうか。

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MSIのG Series公式Webページ(英語)

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