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[CES 2015]MSI,PCIe 3.0 x16接続となる外付けグラフィックスボックス付きのゲーマー向け13インチノートPCを初公開
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印刷2015/01/10 23:42

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[CES 2015]MSI,PCIe 3.0 x16接続となる外付けグラフィックスボックス付きのゲーマー向け13インチノートPCを初公開

MSIの独自ブースで展示されていた新製品の1台,24インチサイズの4K解像度液晶パネルを採用するディスプレイ一体型PC「AG240 4K EDITION」。GPUはNVIDIAのGeForce 900Mシリーズを採用するという
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 2015 International CES(以下,CES 2015)の期間中,MSIは会場から少し離れた高級ホテルに独自の展示ブースを開設し,新製品,とくにゲーマー向けノートPCを多数展示していた。最大の注目は,Alienwareに続いての採用となる外付けグラフィックスボックス付きのゲーマー向けノートPCだが,ともあれ,写真を中心にレポートしてみたい。


MSIの外付けグラフィックスボックスは

PCIe 3.0 x16でノートPCと接続


 外付けグラフィックスボックス付きのゲーマー向けノートPCには,「GS30 Shadow with Gaming Dock」という名が与えられている。その名のとおり,「GS30 Shadow」という名のノートPCに,専用の外付けグラフィックスボックス「Gaming Dock」がセットになったものだ。
 実のところ,その存在が明らかになったのは「ALIENWARE Graphics Amplifier」より早かったのだが(関連記事),製品版が披露されたのは,CES 2015のタイミングが初となる。

GS30 Shadow。「当初,単体販売の予定はなかったが,いまは単体での市場展開も検討中」と説明員は話していた
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 GS30 Shadow自体は,単体GPUを搭載しない,13.3インチワイド液晶パネル搭載のノートPCで,グラフィックス機能は,4コア8スレッド対応の「Core i7-4870HQ」に統合された「Iris Pro Graphics 5200」に頼る仕様となっている。つまり,ゲーマー向けノートPCというよりは,モバイルノートPC的な製品といえるだろう。
 それだけに注目が集まるのは,専用インタフェースでつながるGaming Dockのほうだが,CES 2015では,その接続仕様が明らかになった。結論から先に書くと,PCI Express 3.0 x16(以下,PCIe 3.0 x16)だ。

GS30 Shadowの下にあるのがGaming Dock。こんな感じで,畳んだ状態のGS30 Shadowを,Gaming Dockの上に置いた状態で使うイメージだという。なお,Gaming Dock前面のメッシュ部には,2chステレオスピーカーが内蔵される
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GS30 Shadowの背面には,開閉式カバーで覆われた独自形状のPCI Express 3.0 x16インタフェースが用意される
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 GS30 Shadowの背面には,Gaming Dockとの接続時に自動で開閉するカバーがあり,そこには独自形状の接続端子が用意されている。そして,このインタフェースを,Gaming Dockの天板部に用意された接続端子と接続すれば,PCIe 3.0 x16接続が可能になるという。

 Gaming Dockには,デスクトップPC用マザーボードでお馴染みのPCIe 3.0 x16スロットが1基用意されており,2スロット仕様のグラフィックスカードを接続できるだけの空間が用意されている。最終製品では,「GeForce GTX 980」もしくは「GeForce GTX 970」搭載グラフィックスカードをあらかじめ差してある状態のGaming Dockと,グラフィックスカードを含まないGaming Dockの3モデル展開になる予定だそうだ。

 気になる挙動面だが,GS30 ShadowとGaming Dockを接続した状態では,Gaming Dock側に差さっているグラフィックスカードの出力のみが利用されるとのこと。おそらくは,グラフィックスカード側でレンダリングした映像を,PCI Express 3.0経由でノートPC側へ戻すための手段がなかったのだろう。

Gaming Dockのカバーを外した状態で側面から見たところ。製品名未詳ながら,MSI製のグラフィックスカードが差さっている。クーラーの形状からして,「GAMING」シリーズの製品のようだ
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暗いのでちょっと分かりにくいが,Gaming Dock内部のスピーカー裏側辺りには,3.5インチHDD用のシャドウベイが用意されていた
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 Gaming Dock自体の話に戻ると,内部には,グラフィックスカードスロットのほか,3.5インチシャドウベイとSerial ATAポート,1000BASE-T LAN対応の有線LAN接続端子,3.5mmミニピンのマイク入力端子とライン出力端子が各1,USB 3.0(Type A)ポートが4,そして定格容量450Wの電源ユニットが用意されていた。Gaming Dockを利用すれば,GS30 Shadowを自宅でデスクトップPC的にも利用できるわけである。

Gaming Dockの左側面(左)。Mini-ITXクラスの小型PCケースを使った自作PCに似た印象で,グラフィックスカードのブラケット部と電源ユニットだけで占められている。右側面側(右)はインタフェース類が集中しており,USB 3.0×4やサウンド入出力が並ぶ
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 ところで,2014年9月の発表時点では使い道が分からず,「右側面上部には,何かレバーのようなものも見えるが,何に使うものだろうか」と書いていたレバーだが,何のことはない,GS30 ShadowをGaming Dockから取り外すときに使うためのものだった。
 ただ,GS30 ShadowとGaming Dockの付け外しにあたっては,PCの電源をいったん落とす必要があるので,この点は注意が必要だろう。MSIの許可を得て,試しに「デモ機が動作したままの状態」で取り外してみたところ,ノートPC側がフリーズしてしまったので,くれぐれも真似しないよう気を付けてほしい。
 ちなみにこの「外付けグラフィックスボックスを使うときには再起動要」という点は,ALIENWARE Graphics Amplifierとほぼ同じ仕様である。

 気になる発売時期はまだ未決定。米国市場における市場価格は,グラフィックスカードが付属しない状態のGS30 Shadow with Gaming Dockで2000ドル(税別,単純計算で23万8000前後)になるという見通しをMSIは示していた。さすがに安価とはいえないが,PCIe 3.0 x16という点はたいへん興味深く,ALIENWARE Graphics Amplifierと比較してみたい製品の登場とまとめられそうだ。


未発表GPU「GeForce GTX 965M」搭載モデルに

話題のメカニカルキーボード搭載モデルも


15.6インチワイド液晶搭載ノートのGE62 APACHE-002。その手前に置かれていた説明パネルには,「GTX965M」の文字があった
G Series
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 プライベートブースにはそのほかにも,気になる製品がいくつかあった。
 15.6インチワイド,解像度1920×1080ドットで,タッチ操作対応の液晶パネルを搭載したゲーマー向けノートPC「GE62 APACHE-002」は,NVIDIA未発表のGPU「NVIDIA Geforce GTX965M 2G GDDR5 Graphics card」(※MSIが飾っていた説明パネルの表記ママ)を搭載するのが特徴だ。

 もちろん,GPUの詳細は教えてもらえなかったが,その表記からして,第2世代MaxwellアーキテクチャベースのノートPC向けGPU新製品という可能性はかなり高いといっていいのではなかろうか。
 なお,組み合わせられるCPUは第4世代Core i7プロセッサで,メインメモリは8GB+4GB(※4GB×2のみデュアルチャネル接続),内蔵ストレージは容量1TBのHDDというのが基本構成となる。もっとも,MSIのノートPCは,展開される市場ごとに内部構成が変わるのが常なので,日本で登場する暁には,少なからずカスタマイズが入ることになるだろう。

 もう1つ,2014年11月に台湾のゲームイベントで展示されて話題を集めた,「『Cherry MX』メカニカルキースイッチ搭載のSteelSeries製キーボード」採用のゲーマー向け大型ノートPC「GT80 Titan SLI-009」に関する新情報もまとめておきたい。

 本製品の第一報は,当時のイベントレポートでお伝え済みだが,今回は説明員から話を聞くことができたが,GPU構成はGeForce GTX 980Mの2-way SLI。ハイエンドクラスのGPUを2基と,背の高いメカニカルキースイッチを採用しつつ,できる限りサイズを小型化することを目指した結果,キーボードとタッチパッドが本体手前側に集中するという,非常にユニークな外観は,第一報の時点から変わっていない。

GT80 Titan SLI-009
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キーボード上のカバーを外したところ。メモリスロットとドライブベイへアクセスできるようになっていた
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キーボードは赤色LEDバックライト標準装備。キーボード右側の大型タッチパッドは,タッチ式の10キーパッドにもなる
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 気になるメカニカルキースイッチは,“Cherry茶軸”こと「Cherry MX Brown」。[W/A/S/D]キーとメインキーのいずれかを交換するのに使える,金属製の交換用キートップや交換用工具も製品ボックスに含まれる。
 ロールオーバーなど,細かな仕様は明らかになっていないが,わざわざメカニカルキーボードを採用しておいて,そのあたりに手当てしていないというのは,ちょっと考えにくい。SteelSeries製のメカニカルキーボードと同等の基本仕様を期待しておいていいのではなかろうか。

[R]キーのキートップを外してみたところ(左)。キースイッチは確かにCherry MX Brownだった。右は交換用キートップと引き抜き工具を入れておく,製品付属のケースだ。デモ機では,[W/A/S/D]キーを金属コート済みのものに交換済みだったため,ケース内にはキーボードにもともと取り付けられていたキートップと,MSIのゲーマー向け製品におけるモチーフである竜の絵が描かれたキートップを確認できる
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 とにもかくにも,GS30 Shadow with Gaming DockとGT80 Titan SLI-009は,ゲーマーなら見逃せない製品とまとめていいように思う。最近のMSI製ゲーマー向けノートPCは,多くが国内発売されているので,両製品の登場にも大いに期待したいところだ。

MSI公式Webサイト(英語)

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