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この映画は,「Dragon Age: Origins」(PlayStation 3 / Xbox 360)の世界観を元にしたフルCGのアニメ―ション映画。脚本を,原作のシナリオを担当したジェフリー・スコット氏が自ら手がけたことでも注目されている。
監督を務めるのは,映画「ピンポン」(2002)の曽利文彦氏。「アップルシード」(2004)をプロデュースするなど,CGアニメクリエイターとしても世界的に知られていた曽利氏を,原作ゲームの販売元である米Electronic Artsが直々に指名したというエピソードもある。
ちなみに,この映画のストーリーは2012年2月2日に発売が予定されている「Dragon Age II」(PlayStation 3 / Xbox 360)の前日譚となっている。映画の公開は2012年2月11日からなので,ゲームの発売とは前後してしまうのだが,2作品のストーリーが繋がっているところもポイントだ。
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記者会見の会場では,曽利監督に加え,カサンドラ役の栗山千明さん,ガリアン役の谷原章介さん,ナイトコマンダー役のGACKTさんが登壇した。
曽利監督の印象を尋ねられた栗山さんは,自身が緊張しやすく,また人見知りであることから,事前の段階ではうまくコミュニケーションをとれるか非常に不安だったと話す。しかし収録当日に会った曽利監督は初対面ながら非常に優しく,栗山さんに気を遣ってくれたことが心に残っているそうだ。
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過去に曽利監督が手がけた「ベクシル 2077日本鎖国」(2007)でもキャストとして起用された谷原さんは,監督の印象について「キャラクターの心情やドラマ,そしてシーンの演出を丹念に説明する人物」と語り,今回はこれに“柔らかさ”が加わったと続けた。
また谷原さんは,自身の演じたガリアンに関して,周囲のリーダー的役割ながらおどけてみせたりと,さまざまな面を持つキャラクターだったと話す。これまで自身が演じた役柄とは異なるバランス感覚の難しい役柄に戸惑ったが,曽利監督の優しい,それでいて迷いのない演技指導によって演じきることができたのだという。
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曽利監督が手がけた作品をすべて鑑賞しているというGACKTさんは,実際に会える日を楽しみにしていたという。収録に際しては,想定していた声のパターンが,初めからGACKTさんと曽利監督双方のイメージに近いものだったため,非常にスムーズに進んだと感想を述べた。
GACKTさんは映画の主題歌「Until The Last Day」も手がけており,「ダークファンタジーの世界観を前面に出しすぎると楽曲として成立しないので,何度も作り直した」と制作時を振り返っていた。サビの歌詞には「どうせ限りある命なのだから,燃え尽きるまで戦ってみろ」という強いメッセージが込められているとのことだ。
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そして曽利監督は,3人のキャストについて,「それぞれの役を各自のクリエイティビティで作るプロフェッショナル」と述べる。演じたキャラクターとは外見がまったく異なるにも関わらず,もはやカサンドラは栗山さんに,ガリアンは谷原さんに,そしてナイトコマンダーはGACKTさんにしか見えないとも話す。また曽利監督は,これだけ豪華なキャストが声だけの出演になってしまうのは残念で,そのまま実写の映画も撮りたいとほどだったとも語っていた。
![]() カサンドラ |
![]() ガリアン |
![]() ナイトコマンダー |
最後に曽利監督は,映画の見どころを「アクションとドラマのバランス」にあると話した。このバランスは非常に難しく,監督自身が抱く大きなテーマだったとのことだが,今回はキャストにも助けられて非常にうまくいったそうである。曽利監督は「アクションもドラマも,どちらも手抜きなしです」と,自信をのぞかせていた。
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