「Dragon Age 2」(
PS3 /
Xbox 360 /
PC)で使われているゲームエンジンの新フィーチャーについて,BioWareの開発者であるAndreas Papathanasis(アンドレアス・パパサナシス)氏が,同社の
公式ブログにおいて語っている。アートスタイルが前作よりもビビッドなものに一新されているという本作だが(
関連記事),ゲームのベースとなるエンジンのレベルでも,さまざまな改良が行われているようだ。
●ライティング
Global Illuminationの技法を使うことで,現実世界で見られるものと同じような“光の反射”を表現できるようになった。これにより,“洞窟の天井にある隙間から差し込んでくる光”などを,非常にリアルに描画できるようになった。
●野外環境
地形エンジンを改良して,以前よりもさらに自由に,野外をデザインできるようになった。地面だけでなく,“空”の描画に関する部分や,“水”の表現に関わる部分も見直されている。また“フォグ(霧や煙)”の描画技術も新しくなっており,“煙突から立ち上る煙”などがよりリアルになっているようだ。
●キャラクター
Global Illuminationレンダリングは,動かないオブジェクトだけに有効で,キャラクターモデルに対しては効果が及ばない。しかしそれでは不自然なので,キャラクターに対しても,かなり近い効果が出るように改良した。その結果,“暗所に踏み入ればキャラクターに影が落ち,太陽に向かえば明るく照らし出される”といったことができるようになった。
また,自分の身体に“自分の身体の一部が作り出した影”が落ちるセルフシャドウの技術も導入。セルフシャドウはとくに,(キャラクターの演技を大きく映す)シネマティックシーンの品質向上に役立っているという。
なお,PC版のDragon Age 2はDirectX 11に対応しており,このブログへの次回の投稿では,そのあたりの説明が行われる予定であるとのことだ。
北米において,Dragon Age 2は2011年3月8日にリリースされる。これに先駆け,2月22日には各プラットフォームで体験版が公開される予定だ。本作がゲームファンにとって,この春,最も注目すべき作品のうちの1本であることは間違いない。