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  • Wargaming.net
  • 発売日:2011/04/12
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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World of Tanks
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【PR】オンラインタンクバトル「World of Tanks」。マッチングシステムの大改修やランク戦の実装など,より遊びやすくなった戦車の世界に飛び出そう
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印刷2017/07/15 12:00

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【PR】オンラインタンクバトル「World of Tanks」。マッチングシステムの大改修やランク戦の実装など,より遊びやすくなった戦車の世界に飛び出そう

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 全国1億人(当社調べ)の戦車ファンの諸君。世界が熱中するオンラインタンクバトル「World of Tanks」の時間である。
 ベラルーシのミンスクに開発拠点を置く,東欧のゲーム会社Wargaming.netが開発し,たちまち世界の戦車ファンを虜にした本作。2010年にロシアで正式サービスが開始され,現在ではそのロシアをはじめ,北アメリカ,ヨーロッパ,そして日本を含むアジアでサービスが提供されている。基本プレイ料金無料のPCゲームで,今や全世界に1億1000万人以上もの会員を擁するビッグタイトルだ。

 というわけで,正式サービス開始から7年もの長きにわたって楽しまれている「World of Tanks」とは,どんなゲームなのか,紹介しよう。
 ちなみに本作は,サービス当初から基本的なルールこそ変わらないものの,システム的には大きな進化を遂げており,言うなれば「World of Tanks 2」といってもおかしくないくらいには変わっている。
 そんな,現在の「World of Tanks」が昔とどう変わったかについても触れていくので,まだプレイしたことのない人はもちろん,遊んだことはあるけど,今はやめちゃってるという人も読んでみてほしい。

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「World of Tanks」公式サイト


世界の戦車が大集合!
だって「World of Tanks」だもの


 本作には,戦車大国のソ連ドイツを筆頭に,アメリカフランスイギリス中国日本チェコスロバキアスウェーデン9か国が登場する。
 ドイツのティーガーIやアメリカのM4シャーマン,ソ連のT34,日本のチハなど有名な戦車はもちろん,設計図でしか存在しない車両など,400両以上もの戦車を操作して戦うことができるので,戦車好きにはたまらないゲームだ。

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 リアリティを重視しながらも「ゲームとしての楽しさ」を最大限に発揮するシステム作りが行われている。例えば,砲弾の貫徹力や,戦車の装甲の厚さが再現されており,貫徹力の低い砲弾は分厚い装甲にはじかれ,ダメージを与えることは出来ない。一方で,戦車の耐久力はHPというきわめてゲーム的な要素で表現されており,砲弾が貫通したからと言って,一撃で戦闘不能になることは(めったに)ないのだ。

 戦車を操縦するうえでもその辺りはしっかりとシステム化されている。砲塔の動く速度は,戦車によって異なり,前方を向いていたはずの砲がいきなり後ろを向いて発砲することはない。時間をかけて砲を後ろに向け,しっかりと狙い,撃つ,という一連の動作が必要になる。
 パーツ毎のダメージもあり,履帯(いわゆるキャタピラ)を撃てば壊れて走行不能になるし,砲身を破壊すれば射撃不能になるというあたりはリアリティがある一方で,時間経過で修理されるというゲーム的な部分もあり,バランスがうまく取られている。

狙いを定めて弱点を撃ちぬく。反射神経より知識と冷静さが必要だ
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 戦車を題材にしたゲームだけあって,ゲーム展開自体は一般的なアクションゲームと比べてゆっくりだ。出会いがしらにヘッドショットするような瞬間的な反射神経は求められないし,複雑な操作を必要とする特殊なテクニックも存在しない。かと言ってゲーム性が低いというわけでもなく,暇なわけでもない。
 状況に応じて変化する戦場で,敵がどう動くのか,彼我の戦力はどうなっているか,自分がいる場所以外での戦況は,味方の配置は,敵の主力部隊はどこか,自分の装甲を貫徹できる敵はいるか,自走砲はどこを向いているか,と考えることはゲーム中に怒涛の如く押し寄せる。「勝利するためにやること」は山ほどあるので,やりごたえは抜群だ。

特別な報酬がもらえるミッションやイベントも。達成を目標に遊ぶのもありだ
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 最初のうちは答えを出せなくても,トライアルアンドエラーを繰り返すうちに,最適解を出せるようになる。工夫を重ねて敵を倒し,以前は歯が立たなかった戦車の弱点を知り,自分の戦車の強みを学び,勝てなかった相手を倒せるようになったり,活躍できなかった戦車で活躍できるようになったり,成長していく楽しさを実感しやすい。
 反射神経がモノを言うスピーディーなFPSでは,なかなか得られない面白さが「World of Tanks」にはあるのだ。

ゲーム内で細かい戦績も確認できる。自分の得意なことを知ったり,逆にもうちょっと命中率を上げたいなとか,苦手な部分を把握したり
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アメリカ技術ツリー。ベストセラー戦車M4シャーマンが有名だ
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ドイツ技術ツリー。お馴染みのIV号戦車やティーガーなどがある。数が多くて1画面に収まりきらない
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ソ連技術ツリー。T34など角度がついた装甲とどでかい砲が自慢の戦車大国。こちらも1画面で収まりきらない
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イギリス技術ツリー。英国面と呼ばれるほど特徴的な戦車が多い
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フランス技術ツリー。低Tierは重装甲で鈍重だが,高Tierになると快速,軽装甲,高火力に変わる面白い国だ
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チェコスロバキア技術ツリー。実装されて日が浅く歴史的に見ても戦車大国ではないので,中戦車ラインしか存在しない。ドイツにもある35t,38tのオリジナルがある
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日本技術ツリー。メインは中戦車と重戦車ラインだが,軽戦車も少数ある。重戦車はいわゆる幻の戦車たち。中戦車には自衛隊の61式戦車も
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中国技術ツリー。基本的には鹵獲戦車や貸与された戦車が中心。後半はソ連技術ツリーの遺伝子を色濃く引いた戦車が登場する
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スウェーデン技術ツリー。旋回砲塔を持たないMBT「Sタンク」が駆逐戦車として登場。面白い戦車が多い
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ここまで変わった「Wolrd of Tanks」


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 7年もの間サービスを続けている「World of Tanks」。2013年に日本で正式にサービスが始まる前は,北米サーバーなどで遊ぶ人も多かったが,今では多くの日本人がアジアサーバーで遊んでいる。ちなみに筆者はいわゆる「北米組」の1人で,クローズβテストから楽しんでいる。
 サービス開始から現在まで,本当に多くのアップデートが行われ,新車両の追加やバランス調整はもちろん,いくつもの新機能が追加されている。
 というわけで,本項目ではここ2年に実施されたアップデートのメイントピックと,それによってゲームがどう面白くなったのかを紹介しよう。

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物理エンジン2.0でドリフト走行が可能に
戦場での自由度があがり,奇抜で突飛な戦術も


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 2016年3月に行われたアップデート0.9.14で,物理エンジン2.0が実装された。これは2012年のアップデート0.8.0で実装された新物理エンジンのバージョンアップ版で,軽量で速度の速い戦車でドリフト走行が可能になったり,体当たりで相手を横転させたりできるようになった。
 以前も条件さえ揃えば限定的にドリフトはできていたが,このアップデートで「ドライビング技術」として使えるようになったことは大きい。本作ともコラボしているTVアニメ「ガールズ&パンツァー」よろしく,ドリフトしながら敵戦車の背後をとる,なんて機動も可能で,実用的かどうかは別としてアクロバティックで面白い戦術が取れるようになったのだ。
 ドリフトは軽戦車と中戦車,そして重戦車のみが可能な操縦テク。高速で軽量な戦車ほどやりやすいので,試してみると良いだろう。なお,駆逐戦車も軽量で高速な車両はあるが「バランス上の問題」でドリフトは不可能だ。

 本アップデート適用時は,高速で走り回る軽戦車がかなり横転しやすくなっていて,コロコロ転がる車両が続出していたが,その後のアップデートで解消されているので安心してほしい。


北欧の兵器開発大国スウェーデンが誇る独自戦車「Sタンク」


 2016年12月のアップデート0.9.17では9つめの勢力として「スウェーデン」が登場した。駆逐戦車と重戦車の開発ラインが追加され,スウェーデン戦車19両が実装されている。
 現実の兵器史におけるスウェーデンは世界でも有数の兵器開発国で,通称「Sタンク」と呼ばれる「Strv.103」など,独自の戦車や戦闘機を開発している。知ってる人は当然のごとく知っているが,一般的にはかなりマイナーな戦車だ。

TierXの「Strv 103B」。火力の数値が高い
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 ゲーム中でもしっかりとスウェーデン独特の兵器技術が再現されている。特に駆逐戦車の「UDES 03」「Strv 103-0」「Strv 103B」には「油気圧サスペンション」という独特なシステムが搭載されているのが面白い。
 これは「移動モード」と「攻撃モード」を,油気圧サスペンションで任意に切り替え可能というシステム。UDES 03などの3両は,高い機動力を発揮するが砲撃能力をほとんど失う移動モードと,最低の機動力になってしまうが,高い精度と連射力を誇る射撃モードを駆使して戦う。
 これまで本作に実装されたどの車両とも違うので,戦車らしい戦車にはちょっと飽きてきたという人にお勧めだ。戦車の違った一面を見られるだろう。


マッチメーカーの刷新で,極力フェアなマッチングに


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 2017年4月のアップデート0.9.18で,不満の多かったマッチメーカーが刷新された。
 「World of Tanks」で行われるマッチングは3パターンで,1つめは3つのTierを含む3レベルバトル,2つめは2つのTierを含む2レベルバトル,そして3つめが同一Tierのみの1レベルバトルだった。これは今も昔も変わっていない。

 これまでマッチメーカーでは,例えばTierXが10両,TierIXが4両,TierVIIIが1両といったマッチングが起こり,そこに放りこまれたTierIIIVは「格上相手になにすればいいのよ……」という状態になっていた。また,敵チームにはTierXが10両いるけど,味方には8両しかいないという状況になることもあり,正直に言えばあまり評判のいいマッチメーカーではなかった印象だ。

 そこで,新しいマッチメーカーでは大幅にマッチメイキングの仕組みが変わり,そうした「不平等なバトル」が起こりにくくなっている。

新たなマッチメイキングの仕組み
  • 総合的な戦闘パラメータが同等であること
  • 車両タイプに多様性があり,魅力的なゲーム体験を実現可能な万能性を備えていること
  • どちらのチームにも勝利の可能性があるよう,バランスがとれていること
  • トップTier車両の数は,最大でもミドルTier車両と同数
  • ミドルTier車両の数は,最大でもボトムTier車両と同数
  • 相手チームとの軽戦車,自走砲,駆逐戦車の台数差は最大でも1両まで

 以上が,新しいマッチメイキングの仕組みとなる。具体的にはマッチングにテンプレートと呼ばれる型が用意された。例えば,トップTier/ミドルTier/ボトムTierが存在する標準的な3レベルバトルの場合だと,マッチング待機中の車両構成にもよるが,トップ3/ミドル5/ボトム7の15両でマッチングが行われるようになっている。

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マッチメーカーのテンプレート
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 トップTier車両の数が減り,ボトムTier車両の数が増えたことで,プレイヤー1人に対する重要度が増したことになる。数が少ないトップTierは大きな活躍が求められる一方で,数が多いボトムTierは同格との戦闘機会が増える。つまり同格を撃破するという「活躍」が求められる。
 理不尽に押しつぶされるだけの時もあったボトムTierも相応に試合が楽しめるようになったのだ。
 また,Tierが同じプレイヤーが連続してボトムTierの戦場に配置された場合,次のバトルではトップ/ミドルに配置される可能性が高くなるという工夫も施される。

 何やら小難しいことを書いたが,要するに「誰でも楽しめるマッチが組まれることが多くなった」と思ってもらって大丈夫だ。蹂躙されることが減ったんだから楽しくなるに決まっている。

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自走砲の大幅改修,一撃必殺が少なくなり,砲撃支援がメインに


 そしてもう1つ。プレイヤーに最大級のストレスを与えていたと目される「自走砲による一撃死」がほとんどなくなった。アップデート以前の自走砲は「直撃で敵を爆散させる」ことが仕事だったが,アップデートによって「爆風で敵にスタンを与えて味方を支援する車両」に変わったのがその理由だ。
 一発あたりの砲弾のダメージと貫通力は大幅に下がり,よほど条件が揃わない限り,敵を一撃で葬り去るという芸当はできなくなった。一方で,ほとんどの車両で装填速度などが向上したほか,爆風の範囲と威力が増し,「スタン」という特殊効果が新たに追加されている。
 このスタンという効果は,150mm以上の自走砲弾に追加された効果で,直撃もしくは爆風範囲にいる車両は数秒から十数秒間,戦車の戦闘力が下がるというものだ。搭乗員が爆発の衝撃で昏倒したとかそんな感じの設定っぽい。

味方の突撃に合わせて砲撃。敵重戦車に直撃してスタン効果を与えたところだ。ダメージは少ないが味方は有利に戦える
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 スタンの真髄は,味方車両と交戦している敵車両に対して砲撃を食らわせ,スタン効果を与えて味方が有利に戦闘を進められるようにするところにある。
 味方集団と敵集団が交戦している場所に,敵車両を多く巻き込む形で砲弾を放てば,集団が丸ごとスタンし,味方が圧倒的に有利な状況で戦えるという寸法だ。スタン状態の敵に味方が攻撃すると自分の戦果にもなる。
 スタンは,車両の移動速度から旋回速度,装填時間,照準精度などに影響を与え,通常時の3分の1ほどに戦闘力が低下してしまうので,スタン状態のまま戦闘するのはなかなか厳しい。スタン効果を与えられた敵は往々にして身を隠すが,その時間分のアドバンテージを味方が得られるわけで,自分の戦果はどうあれ戦術的には効果的だ。相手の攻撃タイミングを奪うことが勝利につながることもよくある。

味方の自走砲がスタンさせた敵。後方をしっかりホールドしているので逃げ場はない
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 逆に撃たれる側だった一般戦車の方々は「一撃で吹っ飛ばされる恐怖」からは解放された形だ。自走砲を恐れて,物陰でじっと敵が来るのを待っていた人も,これからは「1発くらい食らってやんよ!」と自由に動けるようになったというわけだ。より戦闘がダイナミックに展開するようになったと言い換えてもいいかもしれない。
 威力と貫通力が低くなったとはいえ,爆風範囲が広くなったことで,当たりどころによっては大ダメージを頂戴するので,調子に乗りすぎてやられるなんてことはないようにしたい。


継続的なアップデートで進化したユーザーインタフェース,初心者でもより遊びやすく


 ちょっと変わり種のアップデートでいえば,今までの継続的なアップデートにより,ユーザーインタフェース(以下,UI)で得られる情報量が格段に多くなった。
 相手に与えたダメージ量,相手を最後に発見した場所,自分がどの方向のどの車両から攻撃を受けているか,自分の視認範囲はどこまでか,などあらゆる情報がゲーム画面に表示される。
 始めたばかりのプレイヤーには情報過多かもしれないが,熟練の戦車乗りが経験と勘で判断していた情報が,UIで提供されるようになり,戦車に乗りたての新米と熟練の戦車乗りの間にある「得られる情報の差」は小さくなったといえる。

敵の砲弾をはじいた場面。右側面からEmil Iに撃たれたが,貫通しなかったので320のダメージを防いだということ。左下にはこれまで与えたダメージと防いだダメージ,アシストダメージが表示されている
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 筆者の場合,例えば「敵に攻撃された」時はその状況下で,与えられたダメージ量,撃たれた角度,弾痕の位置,被弾した時の音,といった情報を敵のリストと照らし合わせ,敵の展開状況などから「このダメージを出せる敵はあの車両で,この角度から撃たれたので,大体このあたりに潜んでいる」という答えを出していたのだが,いまはUIを確認するだけで大体分かるようになった。
 とはいえ,その情報をどう生かすか,という部分は相変わらず経験と勘に依存する部分なので,腕を磨く必要がなくなったわけではない。


TierX到達後のお楽しみ要素,ガチバトルが楽しめる「ランク戦」


 アップデート0.9.19で待望の「ランク戦」が実装された。これはTierXのみが参加できるゲームモードで,6月12日からテストフェーズとなる「βシーズン」が実施されていた。
 ランク戦では,活躍することで「シェブロン」を得ることができ,その数によってランクが上がっていく。ランダム戦では「プレイヤーの実力」がマッチングに影響しないが,こちらのモードはランクに応じて,自分の実力に相応しいバトルが体験できる競技性の高さが魅力だ。
 シェブロンは,そのバトルで活躍したプレイヤーに与えられる。具体的には勝利チームの上位12人と敗北チームの上位3人が対象で,活躍できなければもらうことができないし,敗北チームの場合は上位3人以外は逆にシェブロンを失ってしまう。
 敗北しても活躍次第でシェブロンがもらえるのは嬉しいところ。あんなに活躍したのに……と嘆くことも少なくなるだろう。一方で活躍しなければ勝利してももらえないので,いかに勝利を目指しながら活躍できるか,がポイントとなる。

ランク戦上位ランカーは報酬がもらえる
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 また,ランク戦の報酬として「ボンズ」と呼ばれる特殊な通貨が支給される。これは高性能な「改良型拡張パーツ」「ディレクティブ」と呼ばれるパーソナルリザーブの購入に使える。ランク戦を頑張ったご褒美といったところだ。
 今まではTierX車両を開発すると次に開発できる車両もなく,特に目標とするものもなかったが,ランク戦の登場でTierXに到達する意味とその後も遊び続ける動機ができたというわけだ。

改良型拡張パーツとディレクティブ
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 今のところランク戦は,毎日17:00〜19:00と21:00〜23:00の時間帯に限定してプレイ可能だ。週末は1時間ずつ延長されて実施される。残念ながらβシーズンは終了したが,フィードバックを受けた本稼働が行われるはずなので,腕を試したい人,よりハイレベルなバトルを味わいたい人は積極的に参加してみると良いだろう。


「ガールズ&パンツァー」「戦場のヴァルキュリア」
挑戦的で魅力的なコラボレーション


コラボで登場したプレミアム戦車のエーデルワイス号(左)とネームレス号(右)。期間限定販売された
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 Wargamingは,2013年に日本オフィスとなるウォーゲーミングジャパンを設立した。それまで海外向けにサービスされていた本作が日本で本格的に進出したのがこのタイミングだ。
 実をいうと,海外のゲーム会社が日本にオフィスを置く例はあまり多くない。そもそも欧米のオンラインゲームが日本で流行らないという風潮もあり,そうした雰囲気が日本進出を妨げていたようにも思えたが,ウォーゲーミングジャパンの進出以降,ポツリポツリと見かけるようになった印象を筆者は持っている。
 だからなんだ,という話ではあるが,それはつまり日本進出が成功しているということで,成功のカギをウォーゲーミングジャパンは見つけたということなのだろう。

 そうしたウォーゲーミングジャパンの働きの中でも特に目を引くのがアニメや他社ゲームタイトルとのコラボレーションだ。
 ウォーゲーミングジャパン設立記念パーティでコラボレーションすることが発表された「ガールズ&パンツァー」に始まり,映画「Fury」やセガ(現セガゲームス)のミリタリーRPG「戦場のヴァルキュリア」など,海外ゲームではあまり類を見ないコラボレーションが行われている。
 期間限定で特別なコラボ車両が販売されたりも,ファンには嬉しい要素だ。
 直近では,第二次世界大戦中に起きた史上最大の撤退戦を描く映画「ダンケルク」や,スウェーデンのウォー・メタル・バンド「SABATON」とのコラボも発表された。日本のみならず,海外でも積極的にコラボレーションを展開していき,「World of Tanks」を盛り上げていく姿勢が見て取れる。
 今後もこうしたコラボレーション展開は行われていくはずなので,期待したいところだ。

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カジュアルにもヘビーにも遊べるオンラインタンクバトル。さあキミも戦場へ飛び出そう


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 サンドボックス・テストサーバーでテストが行われている30対30の新ゲームモード「フロントライン」など,新たなコンテンツ開発も積極的に進められている。
 ゲームとしてカジュアルに楽しめる一方で,WGLなどe-Sportsとしての楽しみ方も洗練されてきており,ライトゲーマーもコアゲーマーも楽しめる作品となっている。
 基本プレイ料金無料で,お金をほとんど使わなくても楽しめるバランスになっている。プレイしたことがない人はもちろん,長らく戦車に乗っていないという人も,ぜひ戦場に復帰してみてほしい。新しくなったマッチメーカーや,実力が反映されるランク戦など,以前よりはるかに進化し,楽しくなった「World of Tanks」がそこにある。

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