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[TGS 2013]日本初開催の「Mad Catz Unveiled JAPAN」フォトレポート。ウメハラvs.Infiltrationなど,珠玉の対戦が繰り広げられた夢の一夜
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印刷2013/09/26 00:00

イベント

[TGS 2013]日本初開催の「Mad Catz Unveiled JAPAN」フォトレポート。ウメハラvs.Infiltrationなど,珠玉の対戦が繰り広げられた夢の一夜

 東京ゲームショウ2013の2日目にあたる2013年9月20日の夕刻より,会場である幕張メッセ近くの「Irish Pub Always」にて,Mad Catz主催のゲームイベント「Mad Catz Unveiled JAPAN」が開催された。
 ウメハラ選手を始めとしたプロゲーマーのスポンサーとして,格ゲーファンにはお馴染みの周辺機器メーカーMad Catzによる,このイベントは,これまでアメリカ・サンディエゴのCOMIC-CONやシアトルのPAX Prime,ボストンのPAX Eastなどの大型ゲームイベントに合わせて開催されてきた”ゲーマーのためのパーティ”とでも言うべきもので,今回が初の日本開催となる。

Mad Catz

 本イベントでは,Team Mad Catzの面々――ウメハラ選手ときど選手マゴ選手を始め,世界屈指の有名格闘ゲーマー同士による,「スーパーストリートファイターIV アーケードエディション」AC / PS3 / Xbox 360 / PC)(以下,スパIV)と「ソウルキャリバーV」PS3 / Xbox 360)(以下,SC5)によるエキシビションマッチが組まれていた。夢のような対戦カードと各選手の使用キャラクター,そして試合形式は以下のとおりだ。

Mad Catz
Team Mad Catz|マゴ選手(フェイロン)vs. Team Razer|ふ〜ど選手(フェイロン)/スパIVによる5試合先取制
Mad Catz
Team Mad Catz|Ryan Hart選手(サガット) vs. ボンちゃん選手(サガット)/スパIVによる5試合先取制
Mad Catz
Desperation Move & Team Mad Catz|Xian選手(元) vs. かずのこ選手(ユン)/スパIVによる5試合先取
Mad Catz
神園選手(ヒルダ) vs. Team Mad Catz|Kayane選手(ヴィオラ)/ソウルキャリバーVによる3試合先取制
Mad Catz
Evil Geniuses|Justin Wong選手(ルーファス) vs. Team Mad Catz|ときど選手(豪鬼)/スパIVによる5試合先取制
Mad Catz
Infiltration選手(豪鬼) vs. Team Mad Catz|ウメハラ選手(リュウ)/スパIVによる10試合先取制

 この組み合わせは,イベント開催に先立って発表(関連記事)されていたため,選手達には対戦相手への対策をじっくりと煮詰める時間が与えられることになった。それ故に一般的なトーナメントでの試合を超える,文字どおり“極まった”試合が見られるとのことで,会場には数多くの観覧者達が詰めかけており,その熱気は大規模なトーナメントとなんら変わらないものであった。本稿では,そんな期待通りに究極の試合が目白押しとなったこのイベントの模様を,フォトレポートしていこう。

会場であるIrish Pub Alwaysには,超豪華なエキシビションマッチの行方をこの目で確かめようと,事前の観覧募集に当選した参加者達が集まっていた。Mad Catzの関係者によると,申し込みの数が当初の予想を遙かに上回ってしまい,当選倍率はかなりの高さになっていたとか

Mad Catz
会場内には各種対戦格闘ゲームが用意されており,開場からイベント開始までの間は,終始和気藹々とした雰囲気で対戦が行われていた。しかし,エキシビションマッチに臨む選手達の表情は,最後の調整に向け真剣そのもの
Mad Catz Mad Catz

会場にはJustin Wong選手と,彼と同じEvil Geniusesに所属するプロゲーマー,ももち選手とチョコブランカ選手の姿も(上写真)。またAVerMedia所属の台湾プロゲーマー,GamerBee選手も顔を見せていた(下写真右)
Mad Catz
Mad Catz

会場ではソフトドリンクと軽食が無料で振る舞われていた。また,エキシビションの行われたスペースでは,東京ゲームショウ2013にもブース出展していたMonster Energyによるドリンクも配布されていた
Mad Catz Mad Catz

プロゲーマーとの交流を深めるまたとない機会に,ファンがこぞって写真やサインを求めていた。中には,ちゃんとサイン色紙を持参してきた人も
Mad Catz Mad Catz
Mad Catz Mad Catz

エキシビションマッチの開始までは,「鉄拳」シリーズの原田勝弘Pを始め,「ソウルキャリバー」の星野正昭P,「スパIV」シリーズの綾野智章氏,杉山晃一氏,「BLAZBLUE」シリーズでプランナーを務めるパチこと関根一利氏など,国内の格闘ゲーム制作者達が代わる代わる登壇。丁々発止のやり取りが繰り広げられた
Mad Catz Mad Catz
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第1試合:因縁のフェイロン同キャラ対決
マゴ選手 vs. ふ〜ど選手(5本先取制)


 そうこうしているうちにエキシビションマッチが開幕。初戦は,同じフェイロン使いとして,これまで幾度となく激戦を繰り広げてきたマゴ選手とふ〜ど選手によるカードとなった。先にリードされた側が非常に苦しくなる,この同キャラ戦では,前に出るマゴ選手に対して,ふ〜ど選手が的確なガードからの反撃を軸にペースを握り,2試合を連取。
 マゴ選手も負けじと攻め立てて1試合を取り,流れを取り戻すかに思われたが,ギリギリの削り合いや烈火拳を出し切るかどうかといった,ここぞという場面での勝負勘が冴え渡っていたふ〜ど選手が一気に3試合連取し,5-1で見事勝利を収めた。

Mad Catz
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第2試合:日英サガット同キャラ対決
Ryan Hart選手 vs. ボンちゃん選手(5本先取制)


 第2試合は,日本が誇るサガット使いのボンちゃん選手と,Team Mad Catzに所属するイギリスのプロゲーマー,Ryan Hart選手のサガットによる再度の同キャラ戦だ。序盤戦はRyan選手が驚異の反応速度による割り込みタイガーキャノンを幾度となく見せ付け,主導権を握っていくという展開に。
 対するボンちゃん選手は珍しくミスが目立ったものの,持ち味である冷静かつ正確な間合い管理と対空タイガーアッパーカットを軸に自分のプレイを取り戻していく。そして迎えた最終戦のファイナルラウンド。Ryan選手の割り込みタイガーキャノンが再度火を吹き,試合は決まったかに思えたものの,なんとこの後にタイガーニークラッシュを空振り。そのスキに的確な反撃を叩き込んだボンちゃん選手が,5-4で勝利を手にした。

Mad Catz Mad Catz
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第3試合:世界王者対国内タイトルホルダー
Xian選手 vs. かずのこ選手(5本先取制)


 第3試合はEvolution 2013(以下,EVO2013)のスパIV部門で見事優勝を勝ち取った世界最強の元使い・Xian選手と,持ち前の勝負強さを武器に,国内の大会で優秀な成績を収めてきたユン使い・かずのこ選手による対戦。
 鋭いタイミングの雷撃蹴と,堅実な地上戦で序盤を優位に進めたかずのこ選手だったが,Xian選手はかずのこ選手の癖を見切ったかのように,雷撃蹴読みの対空激龍や,バックステップ読みの絶影といった強気の選択肢を被せるなど,一歩も引かない戦いを見せて3-3に。続く7試合目で追い詰められた状況から,魂の忌流しゃがみ弱K→ウルトラコンボで大逆転を果たしたXian選手が,そのままの勢いで2連勝を果たし,5-3で勝利を果たした。

Mad Catz
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第4試合:日仏ソウルキャリバー対決
Kayane選手 vs. 神園選手(3本先取制)


 タイトルをソウルキャリバーVに変えて行われた第4試合は,フランスの女性プロ格闘ゲーマー・Kayane選手が操るヴィオラと,国内のシングルトーナメントで幾度も上位入賞を果たしている神園選手のヒルダというマッチアップだ。
 近距離戦になれば攻めと空中コンボの総合ダメージ,およびリングアウト能力に秀でたヴィオラが,遠距離戦では後退速度と差し込み技に優れるヒルダが優位となるこの組み合わせだったが,試合では終始神園選手が得意の遠距離戦を展開。Kayane選手の技の空振りを一切見逃さずに反撃を叩き込んでいくという流れになった。
 Kayane選手も持ち前の読みの強さで1試合を取り返したものの,より鋭い反応で対応を繰り返した神園選手が2連勝を果たし,3-1で勝利をつかみ取った。

Mad Catz
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第5試合:稀代のマルチプレイヤー対決
ときど選手 vs. Justin Wong選手(5本先取制)


 タイトルを再びスパIVに戻して行われた第5試合では,ともに複数の格闘ゲームタイトルで数多くの大会入賞経験を誇る,ときど選手(豪鬼)とJustin Wong選手(ルーファス)が激突。
 序盤戦は,ときど選手が自ら攻め込んでいく珍しい(?)展開となったものの,Justin選手がそのほとんどを鉄壁のガードで防ぎきるという構図に。要所でのEX救世主キックによる切り返しも見事ハマり,先に2つ勝ち星を上げたJustin選手であったが,今度はときど選手の立ち弱Pと豪昇龍拳を使い分けたファルコーンキック対策が光り始め,あれよあれよという間に4勝を果たす。
 そのまま流れをつかみ取ったときど選手が,勝っているからこそできる強気の暴れを盾に体力を削り取っていき,5-2で勝利となった。

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第6試合:世界中の格ゲーマーが待ち望んだ一戦
ウメハラ選手 vs. Infiltration選手(10本先取制)


Mad Catz
 「Mad Catz Unveiled JAPAN」のメインイベントとも言えるこの最終戦は,日本が誇る格闘ゲーマー,ウメハラ選手と,2012年より世界規模の大会で数多くの優勝を果たしてきた韓国の雄,Infiltration選手による,10試合先取のドリームマッチとなった。実はウメハラ選手は,このイベントに先駆けて2013年8月30日にシアトルで開催された「Mad Catz Unveiled at PAX Prime」において,Xian選手と10試合先取のエキシビションマッチを戦い,EVO2013王者をなんと10-0で下すという快挙を成し遂げている。そんな,乗りに乗った状態のウメハラ選手が,EVO2012,Street Fighter 25th Anniversary Tournament,そしてEVO2013と苦渋を舐めされられたInfiltration選手との雪辱戦に赴くとなれば,世界中から注目が集まるのも道理というものだろう。

Mad Catz Mad Catz

 その試合内容は,Infiltration選手操る豪鬼のしゃがみ中Kやしゃがみ強Kに対する的確な差し返し,そして驚異の対空精度を武器に,ウメハラ選手が終始ペースを握っていくという展開に。さらには豪鬼の勝ちパターンである百鬼襲を利用した起き攻めのガード率は凄まじく,ウメハラ選手はなんと一気に5連勝。流れは完全にウメハラ選手と思われたが,Infiltration選手も底力を見せ,ここぞという場面で対空瞬獄殺を決めるなどで,2本を取り返す。ただ続く中盤戦,ウメハラ選手6勝,Infiltration選手2勝で迎えた8試合目からは,Infiltration選手が必ず1ラウンドを取るものの,あと1発がどうしても足りず,ウメハラ選手の魔法のような差し返しの前に連敗を喫してしまう展開に。
 最後は,Infiltration選手の勝負を賭けた豪昇龍拳をきっちりと読み切ったウメハラ選手が,10-2という驚異のスコアでこのドリームマッチを制したのだった。

連敗が続くInfiltration選手が,思わず苦笑いを見せる一幕も。実はこれ,シアトルで行われたウメハラ選手とXian選手のエキシビションマッチで,Xian選手も浮かべた表情だったりする。恐るべきは,世界王者達を苦笑いさせるほどに極まったスキルを見せ付けた,ウメハラ選手その人であろう
Mad Catz Mad Catz

決着後に行われたインタビューでは,「このエキシビションマッチは勝つことだけを真剣に考えて,ここまでやって負けたら1からやり直しだな,と思えるぐらい濃い内容の練習をした」とウメハラ選手。それに対し,Infiltration選手が「悔しさは残るが,研究してもらえたのはとても嬉しい。次回は私がお返ししたいと思います」と返答すると,会場は大きな拍手に包まれた
Mad Catz


 格ゲーファン達からの期待を上回る“神試合”の連発となった「Mad Catz Unveiled JAPAN」は,こうして幕を閉じた。筆者としては,選手達の一喜一憂する様が,何より印象に残った。本イベントで行われたのは,あくまでもエキシビションマッチであり,海外の大規模大会のように,高額の賞金などはかかっていない。それぞれの選手が因縁ある相手に勝ちたいと本気で取り組んできたからこそ,そこに神試合が生まれたのだろう。また,訪れていたファン達もイベント中ほとんど腰を上げることなく,技が1発決まると歓声を上げ,選手の健闘には惜しみない拍手を贈っていたシーンも,また印象深い。

 ただただ残念なのは,予定よりも大幅にイベントの開始が遅れてしまったこと。ほかにもさまざまなアクシデントに見舞われた本イベントだったが,それすら含めて,対戦格闘ゲーマー達にとって忘れることのできない一夜となったのは間違いない。次回はさらに良いイベントになることを願いつつ,その開催を心待ちにしたいと思う。

Mad Catz Community & Sponsorship ManagerのマークマンことMark Julio氏(左)と,Mad Catz日本法人 代表取締役社長の松浦武敏氏(右)。マークマンに「次回もやりますよね?」 と伺ったところ,「Yes! 今回は進行関係でご迷惑をおかけしましたが,次回は必ずより良いイベントにします」と力強く返答してくれた
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「Mad Catz」公式サイト

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