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2日間合わせて延べ3万2000人以上が来場した2026年春のゲームマーケット。マダミスジャンルでは,その直前の5月18日に「これからミステリー」が店舗経営を除く事業からの撤退を発表し,そのニュースが駆けめぐったことが記憶に新しいが,では会場の雰囲気が暗かったかというと,まったくそうではなかった。
ANAAKEY(アナアキー),マダミスシアターMyMy(マイマイ),黒ねこ座といった専門店が続々とオープンし,Rabbitholeやクインズワルツ,ジョルディーノといった人気店も店舗を拡大。さらにviviONや小学館といったパブリッシャもマダミスに参入しており,まだまだ勢いに陰りは見えない。
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ゲームマーケットの会場においても,そうした市場の拡大を受け,さまざまな団体が多様なジャンルの新作を発表していた。これまで数か所に分散していた関連スペースが,「マダミスブース」付近の島に集まっていたのも,その盛り上がりに一役買っていたといえる。「ゲームマーケット2026秋」でも配置の傾向は変わらないようなので,今後はこの形が標準となりそうである。
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マダミスブース
開場直後に形成される長蛇の列が恒例のマダミスブースだが,今回はそこまで大規模な行列にはなっていなかった。同ブース代表の久保よしや氏に話を聞いてみたところ,その理由は,冒頭でも触れたマダミス関連のブースがまとまって配置されたことによるのではないかとのこと。
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とはいえ売上は好調だったようで,開場からわずか40分で売上は250万円ほど,客単価も2万3000円から2万4000円程度と,これまでのゲームマーケットと比べても高水準だったようだ。また取り扱い作品数も150点近くと過去最多クラスで,手ごたえを感じているという。
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また久保氏は,陰りを見せないマダミス人気について,イマーシブシアターやARG(代替現実ゲーム),考察して楽しむ体験展示など,参加型のコンテンツが隆盛する昨今において,マダミスもまた,その有力な選択肢の一つとして定着しつつあるのでは,とも話していた。
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新作マーダーミステリー大賞
またマダミスブースでは,今年で第4回を迎えた「新作マーダーミステリー大賞」の結果発表も行われていた。
第1回の「奇想、アムネジア」以来,受賞作が出ていなかった大賞だが,なんと今回は2作品が同時に選出される結果に。運営陣も「どうしても1作品に絞り切れなかった」と語るほどで,まさにマダミス史に残る快挙となった。
■大賞
- 「-NO AIR LEFT-」 作者:AporiQ.氏
- 「青に関して」 作者:すもも氏
- 「新作マーダーミステリー大賞殺人事件」 作者:浦和みその氏
審査員の1人であるミステリアス・トレジャーの水谷 剛氏によれば,「全体的なレベルがかなり上がっている」とのことで,これまでなら賞候補になり得た作品であっても,今回は受賞を逃したケースが少なくなかったという。
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大賞作品の一つである「-NO AIR LEFT-」は,宇宙船を舞台としたSF色の強いタイトルだ。その最大の魅力は「従来のマーダーミステリーとは異なる体験設計」であり,マダミスでまだこんなことができるのかと審査員を驚かせた一作となっている。
単なるトリックやストーリーだけでなく,ゲームシステムそのものが体験価値を生み出している点が高く評価されたとのこと。
もう一つの大賞作品「青に関して」は,本アワードでは初となる韓国からの応募作だが,日本語版の完成度も高く,プレイには一切支障がないレベルだったという。本作も近未来を舞台としたSF作品だが,「-NO AIR LEFT-」とは違い,ストーリーや構成,ギミックなどのバランスの良さが高く評価されての受賞となっている。
奨励賞の「新作マーダーミステリー大賞殺人事件」は,タイトルだけ見るとネタ作品のように思えるが,実際に遊んだ審査員によると非常に完成度の高い一作とのこと。ただしGMが必須なことなど,商品化やパッケージ化が難しい側面があり,惜しくも大賞には届かなかった。それでも「埋もれさせるには惜しい」との判断から,奨励賞が贈られることとなった。
最後に各審査員が今回の総評を述べ,ステージは幕となった。
ディアシュピール かわぐちまさし氏:
コンテストを意識した作品作りを心がけてもらいたい。作りたいものを作るだけでなく,多くの人に遊ばれる可能性,商品化や公演化の展望,コンテストという場で評価される構造まで考慮すること。そういった作品を高く評価しています。
Rabbithole 酒井りゅうのすけ氏:
新しいアイデアが盛り込まれていること。そして,そのアイデアが物語に高いレベルでマッチしているもの。今後もそういったタイトルを大賞に推していきたい。
グループSNE 安田 均氏:
今回の大賞は,奇しくも双方SFものでしたが,個人的にはそこに新しさを感じました。私はもともとSF翻訳家だったので嬉しさもありますが,次回はおそらくSFでない作品が受賞するでしょう(笑)。
なお「-NO AIR LEFT-」はグループSNE/cosaicから,「青に関して」はミステリアス・トレジャーから,それぞれパッケージ版がリリース予定だ。発売はまだ少し先になりそうだが,マダミスファンとしては,楽しみに続報を待ちたいところだ。
グループSNE
新作マーダーミステリー大賞の審査員の1人である安田 均氏率いるグループSNEは,ここに来て新作の発売ペースが加速している。
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まず人気の「Mystery Party in the Box」――通称MPBシリーズでは,2025年末から2026年前半にかけて3タイトルをリリース。河端ジュン一氏の「湖畔のダイイングメッセージ」のほか,外部の作家である織守きょうや氏の「死の館に探偵二人」,那識あきら氏の「雪の砦に怪鳥が舞う」も同シリーズでのリリースとなった。
さらに,8月にはホラー作家である最東対地氏の「レッドラフター」がリリースされ,10月にはオンラインを中心に活動している数羽氏の「崇高な労働をいただきありがとうございます」がリリース。さらに2027年初頭に向けては,先の「-NO AIR LEFT-」も登場する見込みとなっている。
またGMウォーロック誌上で発表された「花と額縁と殺人と」と,Arclight Gamesからリリースされていた「消えたパンツと空飛ぶサカナ」がMPBミニシリーズとして再発売された。
加えて,時期は未定ながら「死に浸かるワイナリー」の鯖井 凌氏の新作や,「焚家」「澪家」に続く,安田 均氏&こあらだまり氏による家シリーズ第3弾も予定されているとのことだった。
このほか,パッケージ型のストーリープレイング「Story Playing in the Box」(以下,SPB)および「Tiny Talk and Tales」(以下,TTT)シリーズの始動も発表された。
しゃみずい氏が2020年に発表した「銀の瞳の君を求めて」に端を発するストーリープレイングは,マダミスと同じゲームメカニクスを採用しながらも,殺人事件に限らない物語が展開する亜種ジャンルだ。
MPBの対となる大箱のSPBでは,ローンチタイトルとしてすな氏の「マジックアワーの残響」が,ミニシリーズの対となる小箱のTTTでは,夏目美緒氏の「夜の色さえ知らない」とAGATA氏の「幸せの唄」がそれぞれ発売となっている。
今後もMPBと同様,隔月ペースでのリリースを目指すとのことで,こちらも期待したい。
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Mystery Games
今回が2回目の出展となるMystery Gamesは,韓国で専門店を展開し,オリジナルのパッケージ製品の制作・販売も行っている海外の新興レーベルだ。
また日本の人気作の韓国向けローカライズなども行っていて,ブースにはさくべえ氏の「この闇をあなたと」の韓国語版なども並んでいた。
代表のソン・デウン氏に詳しく話を聞いてみたところ,氏は韓国で行われたコンテストで入賞した実績を持ち,それをきっかけに本格的な事業展開へと踏み出したとのこと。受賞作である「運命の三女神」は製品化もされたが,残念ながら日本語版はないようだった。
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韓国でのマダミスの状況を聞いてみると,日本から2〜3年遅れてはいるものの,徐々に広がりを見せているという。きっかけとなったのは,テレビの推理バラエティ「クライムシーン」で,この番組の人気を背景に,自分でも遊んでみたいと考える人が増えたそうだ。中国のマダミスブームも「明星大偵探」というテレビ番組がきっかけだったと聞くので,ちょうど同じ構図である。
専門店やプレイスペースが日本ほど普及していないこともあってか,今のところは4人前後で遊ぶ少人数向けのタイトルが主流で,とくにグループSNEのパッケージ作品が人気とのこと。マダミスアプリ「ウズ」も,英語版と台湾版に続いて韓国版がリリースされており,カジュアル層への普及を支えているようだ。一方,コアなファンの間では,大人数で遊べるタイトルへの需要も高まっているという。
なお,「クライムシーン」については日本からでも,シリーズ作品の「クライムシーン・ゼロ」をNetflixで視聴できる。興味のある人はチェックしてみるといいだろう。
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2Uプロジェクトと“メタミステリー”
お酒や料理を味わいながらマダミスが楽しめる「呑みマダミ酒」が人気の2Uプロジェクトのブースでは,新たなジャンル「メタミステリー」シリーズが販売されていた。従来のマダミスの常識を逆手に取ったユニークなシリーズで,一挙に9タイトルがリリースされた形だ。
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通常のマダミスでは,プレイヤーそれぞれが選択したキャラクターの設定を読み込んで事件に挑むが,「メタミステリー」では,そのキャラクターを選択する段階で抱く“違和感や予想”そのものがゲームの中心に据えられている。
マダミス経験者なら,「この人,犯人っぽいな」「この役はどう見ても重要人物だろう」といったメタな思考が一度は頭をよぎったことがあるだろう。通常のマダミスなら,そうしたメタな推理を議論に持ち込むのはご法度だが,メタミステリーではこの“言ってはならないこと”を思う存分口にしながら進められる。シナリオによってはキャラクターすら選ばず,公開された情報やシーン描写から事件の真相を探ることもあるくらいだ。
もちろん目的は犯人探しだが,論理でパズルを解き明かしていくというよりは,参加者同士が「こういう展開,よくあるよね」「この設定なら犯人はこうじゃない?」といった感じで,「マダミスあるある」を共有しながら盛り上がることに重点が置かれている。
代表のさわだ氏も,「細かな整合性を徹底的に追求するタイプのプレイヤーには勧めない」と語る一方で,マダミス経験が豊富な熟練者ほど,その魅力を深く味わえると話していた。
なお2Uプロジェクトは,活動の中心である店舗公演向けの新作も着々とリリースしている。クトゥルフ神話をテーマにした6人用の新作マダミス「這い寄る化身」や,プロのお笑い構成作家が進行役を務める「ワライバル」の続編「ワライバル THE SECOND」などもあり,従来型のマダミスを楽しみたい人は,こちらもお見逃しなく。
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Latent Entertainment
Latent Entertainmentのブースで興味を引かれたのが,音声認識AIを活用した2人プレイ用マダミス「深宇宙探査」だ。
カードを用いた従来型のメカニクスに,iOS上で動くAI「ミランダ」との対話が組み合わさっており,プレイヤーはミランダと会話をしながら,その問答のなかから事件解決の糸口を探っていくことになる。
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適切な問いを投げなければ,必要な情報は得られないし,そもそも必ずしも正確な情報が返ってくるとは限らない。ときには勘違いから嘘をつくことだってあるのだ。ゆえに「何が重要な情報か」「どこまで信用できるか」を見極めながら,推理を進めなければならない。
開発者のyoshi氏によれば,テストプレイではAIならではの予測不能な挙動が好評だったという。キャラクターには隠しておくべき秘密が設定されているが,プレイヤーの質問次第では,ミランダが思わぬ形でそれを漏らしてしまうこともあったそうだ。「何か聞いたら変なことを言い出すのではないか」「どこまで踏み込むべきか」を探る,その過程そのものが,本作ならではの楽しさにつながっているといえよう。
2人用なので人数を集めるハードルも低く,新しい体験が楽しめる点でも注目の本作。リリース時期は今のところ未定とのことだが,yoshi氏にはぜひとも完成までこぎつけてほしいところである。
声で岩を呼び,足場を動かす「ミナと言霊の物語」。言葉を操作に変える3Dアクションを試遊し,開発者に話を聞いた[OIGS2026]
「ロック」と唱えると岩が現れ,「エレベ」と唱えると足場が動く。OIGS2026で試遊した「ミナと言霊の物語」は,コントローラでの移動と,声で物を呼び出す操作を組み合わせた3Dアクションゲームだ。声を使う遊びの面白さを紹介し,音声認識エンジンを自作した開発者のyoshi氏へのインタビューをお届けする。
elkurin Games
2024年秋から継続的に作品を発表し,すでに14タイトルをリリースしているelkurin Gamesは,パッケージ販売型の新作「ERROR エラー:人間が正常に作動していません」を携えてゲームマーケットに参戦していた。
同作は,elkurin Gamesにとって久しぶりとなるコメディシナリオで,AIが突如停止したことで右往左往する人間たちのドタバタを描いた一作となっている。何もかもAI任せで,自分たちが何をすべきかも分からないなか,なんとか業務をこなしていく,ボードゲーム的な要素も取り入れたタイトルとのことだった。
elkurin Gamesは,このほかにも店舗公演型のタイトルをいくつも手がけており,最近では1プレイに6時間はかかるという大ボリュームの店舗公演「戦塵のレガストリア」が人気を博している。
物語の舞台は,とあるファンタジー世界の王宮。プレイヤーは新たな王の即位式に集った要人の1人となり,それぞれの思惑を胸に政治的駆け引きを繰り広げていく。プレイに必要な人数はなんと20人という群像劇ながら,全員が主人公となりうる物語が展開する。しかも毎回異なる展開となる自由度の高さで,評価の高い一作となっている。
マダミスはその複雑さから制作には時間がかかるものだが,年に5作以上のペースで新作を発表しているelkurin Gamesは,いったいどうやっているのか。代表のえる氏に話を聞いてみた。
氏によれば,ポイントは常に複数人の視点を意識し,それぞれのキャラクターが何を知り,何を見ているかを切り分けながら設計することだという。こうすることでプレイヤー全員の体験を均一化し,スムーズに制作を進められるのだとか。
またテストプレイにまで至ったタイトルは,以降大きな変更を加えることはせず,並行して次作に取りかかることで,生産性を高めているとのことだった。
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透明堂
デザイン会社であるトウメイドが手がけるマダミスブランド,透明堂は,ゲームマーケット2025秋で発表した第1作「名前のない洋食店」に続く新作として「虚構と遺跡」「CODOKU〆(コドクジメ)」の2タイトルを出展していた。
「虚構と遺跡」はマダミスにパズルを組み合わせたタイトルとのことで,犯人探しに加えて,いわゆる謎解きの要素が楽しめる。一方,「CODOKU〆(コドクジメ)」は透明堂としては初の外部作家を起用したタイトルとなる。高難度で,ほとんど情報がない状態から自ら道筋を見出していく体験が魅力とのことだった。
いずれも本業であるデザイン力やブランディング力を生かした,美麗なアートワークが目を引くタイトルといえる。
CEOの宮崎昌裕氏によれば,制作のきっかけは,氏が仕事を通じてグループSNEの「誰がために伝書鳩は飛ぶ」などをプレイしたことだったという。それで「自分たちでも作ってみよう」と考え,試作したタイトルを社内でお披露目したところ,非常に好評だったとか。その結果,新たな事業として本格的に展開することになったそうだ。
ゲーム制作は未知への挑戦だったが,第1作である「名前のない洋食店」の好評を受けて,社内のモチベーションも上がっているという。現在は全社を挙げて制作に取り組む体制が整ってきているとのことだった。
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探偵キャンプ/はてな珈琲店
東京と大阪を中心に専門店を構えている探偵キャンプ/はてな珈琲店は,ポケットミステリーシリーズの新作「完全犯罪実行委員会」を中心としたブースを展開していた。
「Smoker's Panic」「つわものどもが夢のあと」などで知られる青鬼才氏による3人用のマダミスで,少人数向けながら氏の作品らしい濃密な推理体験が味わえるタイトルに仕上がっているという。
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2024年に6タイトルを発表してスタートしたポケットミステリーシリーズは,立ち上げから1年半で,すでに11タイトルまでラインナップを増やしている。会場でも「前作が面白かったので新作を買いに来た」というリピーターの姿が目立ったといい,着実に固定ファンを獲得しているようだった。
店舗としての探偵キャンプも着々と事業を拡大しており,神戸や福岡,仙台にも新店舗をオープン。今や6都市で9店舗を抱えるまでに成長している。
同店はプレイするタイトルを選んで予約する一般的な専門店とは違い,人数や時間に応じてタイトルを選ぶ珍しい運営スタイルを採用しており,初心者が参加しやすいのが特徴となっている。実際,利用者の7〜8割が未経験者や初心者とのことで,タイトルのラインナップも気軽に遊べる少人数向けが充実しているとのことだった。もちろん,そこからより本格的な公演型マダミスに参加するようになる人も多く,良い流れが生まれているとのことである。
そのおかげか週末や祝日はほぼ満席だそうなので,今後のファンの拡大にも一役買ってくれそうな店舗といえる。
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日本マーダーミステリー作家協会
日本マーダーミステリー作家協会は,2024年10月の設立以来,当初の想定を上回るペースで成長を続けている。会員数も増加しており,部会活動や各種事業の拡大を受けて,2026年7月には一般社団法人化も果たしている。
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そんな協会の新たな挑戦が,オンラインシナリオ即売会「マダミストリート」だ。オンライン即売会サービスの「pictSQUARE」を利用して,11月15日の開催が予定されている。
ゲームマーケットをはじめ,マダミスを扱うオフラインイベントは各地で開催されているが,大規模なオンラインイベントは,かつて存在した「マダミスフェス」以来,長らく行われていなかった。その一方で,マダミスはオンラインにも大きなファン層が存在しており,これをどうすくい上げ,作家とプレイヤーとの接点を増やすかが協会の課題の一つだったという。
共同代表の九尾まどか氏は,「作品を作っても交流できる場が少ない。テストプレイの募集も簡単ではありません。だからこそ,オンラインにも人が集まれる場所が必要」と話し,「マダミストリート」への期待をにじませていた。
出展にあたっては,必ずしも新作を用意する必要はなく,既存作品の販売ページやサービスへのURLを登録するだけでもよいとのこと。募集は100スペースで参加費は2000円(税込),申込の期限は10月25日となっている。出展したいと考えている人は,下の公式サイトから詳細を確認してほしい。
一方,一般来場者の入場は無料で,アカウントの登録なども不要とのこと。誰でも気軽にアクセスし,多くのタイトルに触れる機会を得られるので,マダミスファンは11月15日の開催を楽しみにしておこう。
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