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  • AMD
  • 発表日:2008/06/04
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[COMPUTEX 2008#05]MSI,「Puma」プラットフォームのゲーマー向けノートPCを公開。Hybrid Graphics対応のモバイルノートPCも
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印刷2008/06/03 23:05

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[COMPUTEX 2008#05]MSI,「Puma」プラットフォームのゲーマー向けノートPCを公開。Hybrid Graphics対応のモバイルノートPCも

Montevinaプラットフォーム搭載(と思われる)MSIの新型ゲーマー向けノートPC「GT625」
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 MSIは,COMPUTEX TAIPEI 2008の同社ブースにゲーマー向けノートPCをずらりと並べた。「Montevina」こと「Intel Centrino 2 Processor Technology」(以下,Centrino 2),そしてAMDの次世代ノートPCプラットフォーム「Puma」がそれぞれベースの製品だ。Centrino 2についてはほとんど情報が出ていないが,COMPUTEX期間中の正式発表が目されるPumaについては,ぽつぽつと情報が出てきた。

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GT735。エムエスアイコンピュータージャパンの三好正行氏いわく,国内展開の予定もあるとのこと
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GT735のデスクトップマネージャを開いたところ。チップセットを開こうとしたところでブーススタッフがゲームを再起動した
 さて,Pumaプラットフォームで採用されるCPU,開発コードネーム「Griffin」こと「Turion X2 Ultra」を採用するノートPCとしては,17インチの液晶ディスプレイを採用する「GT735」,そして15.4インチのワイド液晶ディスプレイを採用する「GX630」が展示された。このうち,未発表のノートPC向けGPU「ATI Mobility Radeon HD 3850」(グラフィックスメモリ512MB)を搭載するGT735については,デモ中のゲームが落ち,デスクトップ画面に戻ってから,係員が慌ててゲームを再起動しにやってくるまでの間に,搭載するCPUが「Athlon X2 Dual-Core QL-60」であることを確認できた。
 製品ポップにはTurion X2 Ultraのロゴがあったので,Athlon X2 Dual-Core QL-60というのは,おそらくTurion X2 Ultraの派生品。今日(こんにち)的なAthlonブランドの位置づけを考えるに,下位モデルだろう。

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[W/A/S/D]キーのハイライト,CPUオーバークロックを実現する「Turbo」ボタンは健在。後者はタッチセンサー式になった。また,同じくタッチセンサー式で「Eco」ボタンが追加されている。詳細は不明だが,再起動なしで省電力性を高める機能を実装し,同ボタンから有効化/無効化できるようにする様子
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初期のゲーマー向けモデルと比べて,デザインはずいぶんと洗練されてきた印象だ。筐体を閉じたときに「MSIレッド」のラインがアクセントになる。なお,このほか目立った機能としては,サブウーファを内蔵し,4.1chアナログサラウンドサウンド出力をサポートする点が挙げられよう

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「GeForce 9600M GT」を搭載するGX630。ご覧のとおり,基本デザインはGT735(やGT625)と共通だ
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GT735とGX630の製品ポップには「Turion X2 Ultra Dual-Core Mobile Sempron Processor」というナゾの表記があった

PX211。モバイルノートPCながらHDMIポートを用意するのも特徴だ
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 一方,モバイルノートPCのコーナーに展示されていたのが,Hybrid Graphics対応を謳う「PX211」である。12.1インチのグレアパネルを採用するモデルだが,「ATI Mobility Radeon HD 3450」とグラフィックス機能統合型チップセットによるATI CrossFireX動作が可能で,かつモバイルでの利用時は単体GPU側の電源をオフにすることで,バッテリー駆動時間の延長を図れるのが特徴だ。MSIのブーススタッフによれば,搭載チップセットは「Hybrid CrossFire(※筆者注:そう言っていた)が利用できる以上,RS780Mだろう」とのこと。

 現地時間2008年6月4日に予定されているAMDのプレスカンファレンスのテーマがPumaプラットフォームとTurion X2 Ultraかどうかはまだ分からないが,もしそうであれば,明日にも詳細は判明するはずだ。楽しみに待ちたい。

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ゲーマー向けPCというわけではないが,話題の「Atom」搭載製品シリーズ「Wind」(Wi-Fi Network Device)に関連した製品も展示されていたので,手短に紹介しておこう。左は,「順調にいけば6月末か7月頭」(三好氏)という「Wind Note」。3セルバッテリー搭載時に重量は1.2kg,稼働時間は4時間弱とのこと。日本では黒モデルを投入予定とのことだ
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Mini-ITX仕様のマザーボード「Wind Board」。「Atom 230」を搭載する。外部ディスプレイ出力はアナログRGB(D-Sub)だ
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こちらは「Wind PC」。フルロード時の消費電力はわずか35W,一般的なPCよりも86%省エネで,地球環境に優しいデスクトップPCとされる。まあそこまでは何の問題もないのだが,右の写真で下に見えるポップは要約すると「省電力で,ノイズレベルも常時連続30dBA以下だから,P2Pダウンロードのような24時間動作に向く」……
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