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マフィア梶田の二次元が来い!:第486回「乾燥する恐怖スポットへのグランド・ツアー」
快適な装着感で,さらに小型の加湿器をそのまま内蔵したような夢のガジェットはないものか……と,いつも考えています。それもスチームパンクやサイバーパンクに出てくるようなカッコいいデザインのマスクなら尚のこと良し。今の技術力ならイケそうな気もするんですが,どうなんでしょうね?
4GamerSPチャンネルにて好評配信中の「マフィア梶田のYouTuber始めました(仮)」。直近の更新では,Steamにて配信中の「事故物件」と「犬鳴トンネル」をプレイ。季節外れのホラー続きとなりました。とはいえ,「犬鳴トンネル」なんかは同じ題材を用いた映画「犬鳴村」の公開も控えておりますし,わりとタイムリーですよね。個人的にもホラーは大好きなので,やっていて楽しかったです。
「ホラーゲームに興味はあるけど,自分で遊ぶのは怖くて無理」というお可愛らしい皆様の御要望にもできるだけ応えますので,希望のタイトルがあればぜひコメントしてください!
Stigmatized Property | 事故物件
Inunaki Tunnel | 犬鳴トンネル
この世に生を受けてから約30年間,自動車にまったく興味のない人間だったのが免許取得をきっかけにアメ車好きへと歪な進化を遂げ,最近ではさまざまな自動車番組にハマりつつあるマフィア梶田。
その中でも,「自動車に興味がなくても笑えること間違いなし」と胸を張ってオススメできるイチオシがAmazonプライム・ビデオにて独占配信中の「グランド・ツアー」です。
Amazonプライム・ビデオ「グランド・ツアー (字幕版)」
世界一有名な自動車番組であろう「トップ・ギア」の流れを汲む番組なんですが,その内容はといえば「イギリス人のオッサントリオがクルマで遊びまくる」という実にシンプルで清々しいものです。
ただ,その“遊び”のスケールがとにかくデカいというのが特徴でして。自分も実際に番組を観る前にはせいぜい「色々な高級車をサーキットで乗り回すんだろう」という程度の先入観しかなかったのですが,シーズン1の蓋を開けてみれば,出演者の口から際どいブラック・ジョークが飛び出しまくるのは序の口で,世界の終わりに備えて装甲車を改造したり,自動車をクレーンで吊るして海戦ゲームをやったり,「最高のエコカー」と称して泥やら植物やら動物の骨肉でクルマを作ったり,特殊部隊の隊員になってタイムリープを繰り返しながらテロリストと戦ったり(!?),もうひたすらにメチャクチャです。それでいて括りとしては「自動車番組」なんですから……とにかく,どれか1話だけでも観てもらわないことには説明の難しいトンデモっぷりなんですよね。
恐ろしいことに制作予算は3シーズンで日本円にして200億円を超えているらしく,それだけでも一般的な「自動車番組」の範疇を明らかに逸脱しているんですよね。だからこそ,もう自動車とか関係なく観ていて楽しい番組になっているとも言えるんですけれども。それに本作,なんとゲーム化までされております。
いまのところ個人的なお気に入りは,「欧州車VSアメ車 イタリアの旅」と題されたシーズン1の第3話。「アストンマーティン DB11」「ロールスロイス ドーン」,そしてマフィア梶田の愛車でもある「ダッジ・チャレンジャーSRT ヘルキャット」でイタリアを旅するという,本番組においては比較的におとなしい内容なんですが,車種がバラバラなだけでなく3人それぞれ性格の違いも際立っていて,お互いのクルマを罵り合ったり,皮肉を言い合いながらも,とにかく楽しそうに旅をしている光景にホッコリします。
もちろん自分が乗っているクルマが登場するという点でバイアスはかかっていますが,それぞれ性格や車種がまったく違う者同士という点が中村悠一氏や桜井政博氏とのドライブと重なるところもあり,そのせいか妙に好きなエピソードなんですよね。
マフィア梶田の二次元が来い!:第462回「無限のテロメアに刻んだ伊香保のミュージアム」
ライター,マフィア梶田がお送りする週刊連載「マフィア梶田の二次元が来い!」。今週は「七つの大罪 〜光と闇の交戦〜」と「Fate/Grand Order」のガチャ動画をご紹介。また,マフィア梶田が群馬県の「伊香保 おもちゃと人形 自動車博物館」に行った時の話題もお届けします。
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