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Valve,自社開発の新型VRシステム「SteamVR」をGDC 2015で披露と予告
SteamVRは,メディアを完全に遮断した開発者向けイベントとして2014年1月に開催された「Steam Dev Days」で披露されていたことが知られている(関連記事)。
このシステムが,ヘッドマウントディスプレイ型のデバイスを中心としたものになるのかどうかさえも現時点では不明だが,どうやら,PCとMac,Linuxおよび「Steam Machine」と互換性のあるものになるようだ。実際,GDC 2015会場ではパブリッシャや開発者向けに2種類のデモを用意すると,Valveは予告している。開発者向け予告ページでは,開発キット「Steam VR Dev Kit」のデモに参加するための申し込みも受け付けているので,GDC 2015に参加予定のゲーム開発者は,参加してみるといいかもしれない。
また,これに合わせてValveは,Steamのアカウント数が1億2500万アカウントに達したことも発表している。Steamのライブラリに登録されたタイトル数は4500タイトルに達し,また,ユーザーが作成したMODを投稿できる「Steam Workshop」にアップロードされたUCC(User Created Contents)の数は4億を超えたとのことだ。
なおValveは,Steam Machineと,同ハード用のゲームパッドである「Steam Controller」の最新情報も公開する予定としている。2015年のValveも,さまざまなニュースを提供してくれそうだ。
SteamVRの開発者向け予告ページ
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