Valveがゲーム開発者会議「Steam Dev Days」を2014年1月に開催。安価なVRヘッドマウントディスプレイも発表か

　「Steam」を運営するValveが，ゲーム開発者向けイベント「Steam Dev Days」を2014年1月15日と16日に米国ワシントン州シアトル市にて開催すると発表した。

　すでに発表されているLinuxベースの独自OS「SteamOS」や，それを搭載した「Steam Machines」が2014年の前半にもリリースされる予定なのは何度か伝えしているとおり。
　そんな中で開催されるSteam Dev Daysでは，ValveのLinux担当エンジニアや，「Dota 2」「Team Fortress 2」といったタイトルの開発者により，ヒット作の生み出し方や，Free-to-Playビジネスで成功する秘訣など，Steamを中核にしたPCゲーム開発のノウハウを伝授するようなセッションが行われる模様だ。
　その中には，Valveのソフトウェアエンジニアであるマイケル・アブラッシュ（Michael Abrash）氏によって「2年後のリリースを目指した安価なVRハードウェア」の紹介が行われるというものがあり，ここでは以前からValveが開発を進めているバーチャルリアリティ（VR）ヘッドマウントディスプレイについての情報も公開されるようだ。

　どれだけの情報が明らかにされるのかは不明だが，前述したように「SteamOS」のリリースもそう遠くない時期なので，期待は高まるばかり。
　Steam Dev Daysは「Steam」がより体系化されたゲーム用プラットフォームへと進化するきっかけになるのかもしれない。

Steam Dev Days公式サイト