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[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」
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印刷2014/03/21 00:00

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[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」

画像集#002のサムネイル/[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」
 Linuxベースの独自OS「SteamOS」が搭載されたゲーム機「Steam Machine」を2014年内に発売する予定のValveは,Game Developers Conference 2014のエキスポ内ブースにて「Steam Controller」の新型モデルを出展していた。

 Steam Controllerのデザイン変更に関しては,2014年1月に開催された「Steam Dev Days」でも公表されていたが(関連記事),今回展示されていた新モデルでは,2つのトラックパッドで挟まれる場所にあったタッチスクリーンが公表どおり取り除かれ,そこに[Home][Start][Back]ボタンが配置されていた。

左が今回展示されていた新モデル。右がタッチスクリーンの付いた旧モデルだ
画像集#001のサムネイル/[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」

画像集#003のサムネイル/[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」
 それに加えて,左トラックパッドの右下にD-Padが,右トラックパッドの左下に[A/B/X/Y]ボタンがそれぞれ配置されており,少なくとも形状的には,オーソドックスなゲームパッドに近づいた印象を受ける。しかし[Home][Start][Back]ボタンには,タッチスクリーンを取り除いた余白を埋めるだけの大きさはなく,お世辞にもバランスが良いとは言えないデザインだ。

 Valveの関係者に話を聞いたところ,今回出展したSteam Controllerは完成形ではなく,今後も改良が続けられる予定とのこと。Steam Controllerは,[Home]ボタン以外のキーアサインを開発者やユーザーが自由に変更できる仕様になっているため,コントローラの形状やボタン数が無難な形に落ち着くのは,むしろ歓迎されるべきことかもしれないが,まだ安心(?)はできそうにない。

画像集#004のサムネイル/[GDC 2014]Valveが「Steam Controller」の新モデルを展示。中央タッチスクリーンが取り除かれた新版は「まだ完成形じゃない」

 ちなみにValveは,同社のブースに自社製のデモ機とGIGA-BYTE TECHNOLOGY製のSteam Machine(関連記事)を用意して,一人称視点のパズルアクションゲーム「Portal 2」と,サイドスクロール型アクションゲーム「Strider」の試遊台を設置していた。
 こうしたアクション性の高いゲームをプレイする場合,左右トラックパッドによる操作にはそれなりの慣れが必要になるのだが,「こちら」の記事でお伝えしたように,Steam Controllerの操作性は思いのほか良好だ。今後,Steam Controllerにどのような変更が加えられるのかは分からないが,次に試遊できる機会を楽しみに待ちたいところである。

ValveのSteam Controller紹介ページ

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    Steam

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