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印刷2006/05/12 20:35

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[E3 2006#051]「007:The Golden Eye」の開発チームによる新作FPS「HAZE」が初公開

 任天堂の次世代ゲーム機「Wii」(ウィー)のコントローラを大車輪のように振り回すアクションのある「Rayman Next-Gen」,キャラクター技術ではE3随一の「Assasin's Creed」,さらにはトム・クランシー作品の続編「Tom Clancy's Rainbow Six: Las Vegas」や「Tom Clancy's Splinter Cell: Double Agent」など,今年のUbisoft Entertainmentブースは実ににぎわっていた。
 そんな華やかなブースにある,ひときわ大きな特設シアターでデモセッションが行われたのが,これまでほとんど採り上げられていなかったFPS「HAZE」である。

 HAZEの開発元はFree Radical Design。この英国デベロッパの知名度は国内だとそれほど高くないが,ニンテンドー64用のFPS「007: The Golden Eye」の開発チームだといえば,洋ゲー好きの琴線には触れる話かもしれない。1999年にリリースされた007: The Golden Eyeは,コンシューマ機で初めてFPSを成功させた作品として知られる傑作。開発チームはその後Time Splittersシリーズを開発し,欧米で大きな評価を受けている。

■傭兵の小隊を率いてジャングルへ踏み入る

 HAZEで,プレイヤーは「Mantel」という大企業に雇われている傭兵の一人になるようだ。プレイヤーキャラクターをはじめとする私設軍隊の面々には,「最前線でも怖いものなし」というアグレッシブな性格になるよう,何らかの薬物を投与されているという設定がある。

 撮影不可のデモセッションで,プレイヤーは3人のBOTキャラクターとチームを組んでおり,4人の傭兵が乗るヘリコプターが滝のあるジャングル地帯に着陸し,すぐに銃撃戦を開始していた。ジャングルの戦闘シーンは「Far Cry」あるいは「Crysis」といった,高いクオリティだ。セッション自体は非常に短く,ゲームの完成度もまだα版程度と思われたが,非常に滑らかに展開しているのは好感が持てる。
 注目したいのは,銃の照準であるレティクル(十字線)が4色に分かれていた点だ。この4色はプレイヤーキャラクターと,ほかのBOTキャラクターそれぞれの識別色と1対1の関係になっており,どうやらなんらかのコマンドで,BOT達に指示を出したりするようだ。デモではBOTに対して的確に指示を与えながら,ジャングルの奥から狙撃してくるゲリラに対し,手榴弾を投擲したり回り込んだり,一斉射撃したりしながら追い詰めていっていた。このあたり,どういった指示システムがあるのかは,今後のお楽しみといったところかもしれない。



 まだまだ分からない部分の多いHAZEだが,Free Radical Designがどのような小隊(Squad)ベースのFPSに仕上げてくるのか,実に興味深い。FPSファンは続報に期待してほしいと思う。
 なお,同作は2007年中に,PCとXbox 360,プレイステーション3でリリースされる予定だ。(奥谷海人)

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