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Razer製左右対称型マウス期待の新製品。利き腕や持ち方を問わないと謳われる「Razer Taipan」が8月31日に国内発売
Razerの販売代理店であるMSYは,左右対称型のゲーマー向けマウス「Razer Taipan」を2012年8月31日に7980円(税込)で発売すると発表した。
特徴となるのは,Razer製品としては珍しく,両サイドがくびれた形になっていることと,メインボタンの先端部が丸まって,狭くなっていること。過去に発売された左右対称型Razer製マウスと比べて,ずいぶん印象の異なる形状だが,これはこれで,近年のゲーマー向けマウスのオーソドックスな形に近づいたといえるかもしれない。
サイズは公称63(W)×124(D)×48(H)mm,重量は同132g(おそらくケーブル込みだと思われる)。数値上は中型で,重くもなく軽くもなくといったところだが,筆者がE3 2012の会場で実物を触った限り,くびれがあるぶん小さく感じられ,日本人の手に合いそうな印象を持ったことはお伝えしておきたい。
ちなみにRazerは,この本体形状により,右利き左利きはもちろんのこと,さらにいわゆる「かぶせ持ち」「つまみ持ち」「つかみ持ち」のいずれの持ち方であっても対応できるとアピールしている。
搭載するセンサーは,メインのレーザーセンサー+サブの光学センサーによって総合的なトラッキング精度を向上させるという「4G Dual Sensor」だ。ただし,これまで「Razer Mamba 2012」などに搭載されてきた同名のセンサーと異なり,トラッキング解像度が最大6400DPIから同8200DPIへと引き上げられているため,まったく同じセンサーが使われているわけではないのだと思われる。
サイズや重量,形状からして,かなり扱いやすそうではあるが,果たして,Razer製左右対称型マウスの新たなスタンダードになれるのか。発売を楽しみに待ちたいところだ。
●Razer Taipanの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2,右サイド×2
- トラッキング速度:200IPS
- 最大加速度:50G
- 画像処理能力:未公開
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:最大8200DPI
- レポートレート:1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:未公開
- 本体サイズ:63(W)×124(D)×48(H)mm
- 重量:132g(ケーブル重量を含むかは未公開)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:未公開
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP,Mac OS X
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