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「AMD Software Adrenalin Edition 22.4.1」がリリース。Unreal Engine 5の技術デモ「City」に対応
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印刷2022/04/06 13:29

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「AMD Software Adrenalin Edition 22.4.1」がリリース。Unreal Engine 5の技術デモ「City」に対応

 北米時間2022年4月5日,AMDは,Radeon GPUおよびAPU向けのドライバソフト「AMD Software Adrenalin Edition 22.4.1」(以下,Adrenalin 22.4.1)をリリースした。
 本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,「Unreal Engine 5」とその技術デモ「City」(関連リンク)に対応したドライバだ。

 gamesindustry.biz Japan Editionでもお伝えしたとおり,Epic Gamesは,4月5日に最新の同社製ゲームエンジンとなるUnreal Engine 5を正式にリリースした。Cityサンプルは,リリース同日に提供されたUnreal Engine 5の機能や性能を体験するための公式デモである。
 Unreal Engine 5とCityサンプルを試してみようと考えているRadeonユーザーは,AMDが動作を確認済みのAdrenalin 22.4.1をあらかじめインストールする必要がありそうだ。

 そのほかにも,Adrenalin 22.4.1では,Horizon Zero Dawnで生じていた不具合などが修正されている。AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるといいだろう。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 22.4.1の対応GPU
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon RX 6000Mシリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon 600シリーズ(OEM向け)

●Adrenalin 22.4.1の対応APU
  • Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
  • Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
  • Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
  • Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
  • Athlon PRO 200GEシリーズ
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Radeon 600シリーズ(Ryzen 6000 APU)

●Adrenalin 22.4.1が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 22.3.2)
  • Display Driver Version:21.50.21.01-220331a-378260E-AMD-Software-Adrenalin-Edition21.50.19.01-220322a-377867E-AMD-Software-Adrenalin-Edition)
  • Radeon Settings:2022.0331.1531.27951(←2022.0322.1725.31367)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01520
  • OpenGL:29.20.11000.14800
  • OpenCL:10.0.3380.6(←記載なし)
  • AMD Windows Driver:30.0.15021.100130.0.15019.1005
  • Audio Driver:10.0.1.23
  • Vulkan Driver:2.0.220
  • Vulkan API:1.3.206

●Adrenalin 22.4.1おける最適化
  • 記載なし

●Adrenalin 22.4.1における新要素
  • Unreal Engine 5とCityサンプルに対応

●Adrenalin 22.4.1で解決した問題
  • Radeon RX 6800 XTなど一部のAMD製グラフィックス製品で「Horizon Zero Dawn」プレイ中に視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることのあった問題
  • 「Horizon Zero Dawn」などにおいてカーソルがずれたり,「Radeon Super Resolution」の解像度が変わってしまうことのあった問題
  • デスクトップ上でウィンドウを左右にスナップすると,Performance Metric Overlayの位置がずれることのあった問題

●Adrenalin 22.4.1における既知の問題
  • Radeon RX 5700 XTなどの一部のAMD製グラフィックス製品でFreeSync対応ディスプレイを使用すると,4K解像度,リフレッシュレート120Hz表示ができないことがある
  • Radeon(※RX?) 570など一部のAMD製グラフィックス製品で,ゲーム終了後に「Performance Metric Overlay」のGPU使用率が100%に固定されてしまうことがある
  • Windows 10ユーザーの一部でAero Grassの透過効果が失われることがある
  • 「Radeon Performance Tuning」のOpinionsで,プロファイルのインポートやリセットをすると,CPUのオーバークロック設定が変更されることがある
  • 2560×1440ドットのディスプレイで,Radeon Super Resolutionを有効化すると,システムがハングアップすることがある。ディスプレイスケーリングモードを「フル」に設定することで,この問題を一時的に回避できる
  • 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
  • Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある

  • 関連タイトル:

    AMD Software

  • 関連タイトル:

    Unreal Engine

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