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WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるAMD
いつものとおり,性能向上はアピールしていないので,AMDが動作を確認したドライバという理解でいいだろう。
そのほかに,AMD
一方で,新たな不具合報告もあるので,全体の不具合件数はほぼ変わらずである。
なお,5月15日にAMDの上級副社長Jack Huynh氏がビデオメッセージを公開し,AIを用いた超解像技術「FSR Upscaling 4.1」を,2026年7月を目標にRadeon RX 7000シリーズにも提供する計画を明らかにした。
さらに,Radeon RX 6000シリーズ向けにも,2027年1月に提供予定であるという。
As a lifelong gamer, I spend a lot of time thinking about how to push gaming experiences forward across CPUs, GPUs, software, and games.
— Jack Huynh (@jackhuynh) May 14, 2026
My team and I have been working hard to evolve @AMD FSR 4 and bring it to more cards.
We power over 1 billion gaming devices worldwide. It’s… pic.twitter.com/91Z3vXpQap
これまでRadeon RX 9000シリーズでしか使えなかったAIベースの高画質な超解像技術が,Radeon RX 7000シリーズでも利用できるようになるわけで,ユーザーにとってはうれしいニュースだ。
余談だが,2025年9月にGPUOpenのGitHubにおいて,FSR 4のSDKとともに,本来は非公開の本体のソースコードを,AMDが誤って公開してしまうという事故があった。その中に,FSR Upscaling 4.0向けと思われるINT8(8bit整数)の超解像AIモデルが含まれており,話題になったことを覚えているAMDユーザーは多いだろう。
INT8のアクセラレーションは,RDNA 2世代で実装されたものだ。そのため,RDNA 2世代のRadeon RX 6000シリーズにも,FSR Upscaling 4.xが提供されるのではないかと予想されていた。
ただ,RDNA 2世代のINT8アクセラレーションは,SIMDユニットを用いた4×INT8のみで,専用ハードウェアを備えるRDNA 3世代以降に比べると,性能は落ちるのが実情だ。
Radeon RX 6000シリーズ向けを2027年まで先送りしているのは,後継モデルと同等か,それに近い性能を出すためには工夫が必要だからではないかと,筆者は推測している。
なお,Huynh氏の動画では,統合GPUにおける対応については触れていない。
限られたGPU性能しかない統合GPUこそ超解像技術のニーズが高いので,いずれRyzenシリーズの統合GPUでも,FSR Upscaling 4.1が利用できるようになるだろう。こちらも期待しておきたい。
話を戻すと,現行のAMD Softwareは,GPUの世代によってインストーラパッケージが異なっている。公式Webページで,自分が利用している製品名で検索してから,適切なインストーラを入手するか,「AMD Install Manager」を利用してインストールしてほしい。
●AMD Software 26.5.2の対応GPU
- Radeon RX 9000シリーズ
- Radeon AI PRO R9000シリーズ
- Radeon RX 7000シリーズ
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon RX 7000M/7000Sシリーズ
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
●AMD Software 26.5.2の対応APU
- Ryzen AI 400シリーズ
- Ryzen AI 300シリーズ
- Ryzen 9000シリーズ
- Ryzen 8000シリーズ
- Ryzen 7000シリーズ
- Ryzen 6000シリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Graphics(※RDNA世代以降)
●AMD Software 26.5.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAMD
- Display Driver Version:26.10.07.05-260506a-200
691C -AMD- Soft ware -Adre nalin -Edi tion (←26.10 .07.01 -260 428a -200 434C -AMD -Soft ware -Adre nalin -Edi tion) - UI:2026.0428.1635.2099
- AMD Windows Driver version:32.0.31007.5012(←32.0.31007.1017)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D Driver:9.17.11.0287
- OpenGL Driver:32.0.31007.1017
- Audio Driver:10.0.1.41
- Vulkan Driver:2.0.388
- Vulkan API:1.4.344
●AMD Software 26.5.2における新要素
- Forza Horizon 6,007 First Lightに対応
●AMD Software 26.5.2で解決した問題
- Radeon RX 9000シリーズで,RoadCraftをプレイ中に,ゲームがクラッシュしたり,ドライバのタイムアウトが断続的に生じたりすることのあった問題
- Radeon RX 9000シリーズにおいて,Satisfactoryプレイ中に表示が乱れることのあった問題
●AMD Software 26.5.2における既知の問題
- Radeon AI 9 HX 370で「Battlefield 6」をプレイ中,断続的にゲームがクラッシュしたりドライバのタイムアウトが生じたりすることがある。AMDは開発者と協力して,この問題をできるだけ早期に解決できるよう取り組んでいるとのこと
- 一部のAMD製GPUで,AMD Softwareの録画やストリーミング機能を使用してBattlefield 6をプレイすると,テクスチャのチラつきや破損が見られることがある
- Radeon RX 9000シリーズにおいて,Battlefield 6をプレイ中に,AMD Software上の「AMD FSR Upscaling」と「FSR Frame Generation」の設定が無効になることがある
- Radeon RX 7000シリーズ以降のGPU製品で,統合3Dグラフィックスソフト「Blender」を実行しているとき,アプリが断続的にクラッシュすることがある。この問題が発生しているユーザーは,AMD
Soft ware 26 .3.1へのロールバックを推奨とのこと(※ドライバのロールバックにはAMD Cleanup Utilityの使用が必要な点に注意) - Radeon RX 9000シリーズにおいて,「Subnautica 2」および「Marvel Rivals」をプレイ中に,ゲームが断続的にクラッシュすることがある。この問題が発生しているユーザーは,AMD
Soft ware 26 .3.1へのロールバックを推奨とのこと(※ドライバのロールバックにはAMD Cleanup Utilityの使用が必要な点に注意)
















