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「Radeon Software Adrenalin 21.10.3」がリリース。「Marvel’s Guardians of the Galaxy」や「Age of Empires IV」に最適化
本バージョンはWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,最新タイトルへの最適化や対応を行ったドライバだ。
最適化タイトルとしてあげられているのは,10月27日発売予定のアクション・アドベンチャー「Marvel’s Guardians of the Galaxy」と,10月28日発売予定のAge of Empiresシリーズ新作「Age of Empires IV」である。
AMDによると,Adrenalin 21.10.3は,「Radeon RX 6800 XT」や「Radeon RX 6900 XT」を搭載するPCでMarvel’s Guardians of the Galaxyを4K解像度,グラフィックス品質「Ultra」でプレイしたとき,前バージョンにあたる「Rad
また,Radeon RX 6800 XTで「Age of Empires IV」を4K解像度,グラフィックス品質「Max」(最大)でプレイした場合,Adre
このほかにもAdrenalin 21.10.3では,「Doom Eternal」の超大型アップデート「6.66」や,10月28日発売予定のスポーツアクション「Riders Republic」への対応も謳われている。ただ,これらのタイトルに関してはとくに性能向上は謳われていない。
AMDは,ゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,Adrenalin 21.10.3を導入してみるといいだろう。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
●Adrenalin 21.10.3の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon RX 6000Mシリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon 600シリーズ(OEM向け)
●Adrenalin 21.10.3の対応APU
- Ryzen 5000Gシリーズ,Ryzen PRO 5000シリーズ
- Ryzen 4000Gシリーズ,Ryzen PRO 4000シリーズ
- Ryzen 3000シリーズ,Ryzen PRO 3000シリーズ
- Ryzen 2000シリーズ,Ryzen PRO 2000シリーズ
- Athlon PRO 200GEシリーズ
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
- Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
●Adrenalin 21.10.3が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 21.10.2)
- Display Driver Version:21.30.31.01-211021a-372855E
-Rad eon Soft ware (←21 .30 .25 .05 -211 005a -372 402E -Rad eon Soft ware) - Radeon Settings:2021.1021.1449.26678(←2021.1005.1236.22698)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01510
- OpenGL:29.20.11000.14761
- OpenCL:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.21
- Vulkan Driver:2.0.198
- Vulkan API:1.2.188
●Adrenalin 21.10.3おける最適化
- 「Marvel’s Guardians of the Galaxy」「Age of Empires IV」への最適化
●Adrenalin 21.10.3における新要素
- 「DOOM Eternal」のアップデート6.66,「Riders Republic」に対応
●Adrenalin 21.10.3で解決した問題
- Ryzen 9 5950Xなどのプロセッサを使用しているユーザーで,Radeon SoftwareにおけるCPUチューニングの一部機能が使用できないことのあった問題
- 一部のユーザーで「Multimedia Athena Dumps」フォルダ(※詳細不明)によってメモリ消費量が増加することのあった問題
- マルチディスプレイ環境でゲームプレイ中にAlt+Tabキーを押してアクティブなウインドウを切り替えようとすると,画面がちらつくことのあった問題
- 「Radeon RX 6600」など一部のAMD製グラフィックスカードで「Battlefield V」をプレイすると,クラッシュすることのあった問題
- 「Radeon RX 6700 XT」など一部の一部のAMD製グラフィックスカードで「Cyberpunk 2077」をプレイすると,キャラクタの描画が破綻することのあった問題
●Adrenalin 21.10.3における既知の問題
- Samsung Electronics製ディスプレイ「Odyssey G9 C49G95」を接続して解像度5120×1440ドット,リフレッシュレート240Hzに設定すると,異常な表示になることがある
- 「Radeon RX 6800M」などAMD製のグラフィックス製品で「Call of Duty: Black Ops Cold War」をプレイすると,視覚的なゴミ(アーティファクト)が表示されることがある
- 複数のディスプレイを拡張モードで接続して,「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」などのDirectX 11タイトルをプレイすると,Radeon Softwareがクラッシュしたり応答がなくなることがある
- 一部のゲームやPCで「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- Radeon Softwareの「Performance Metric」やログ機能が,異常に高いメモリクロックを断続的に報告することがある
- 「AMD Link」のストリーミングにおいて,インターネットを介して接続したときにHEVCコーデックを使用すると,断続的に映像フレームが壊れることがある。この問題はAVCコーデックを用いることで回避できる
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