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AMD,「Catalyst 13.8 Beta」を公開。NVIDIAから指摘された「マルチGPU構成時のフレーム表示異常」に対策を図る
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印刷2013/08/02 11:02

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AMD,「Catalyst 13.8 Beta」を公開。NVIDIAから指摘された「マルチGPU構成時のフレーム表示異常」に対策を図る

 北米時間2013年8月1日,AMDは,現行OS向けとしてだと6月上旬の「Catalyst 13.6 Beta2」以来となる公式最新β版ドライバ「Catalyst 13.8 Beta」を公開した。Windows 8およびService Pack 1導入済みのWindows 7システム向けで,インストーラには32bit版と64bit版が両方含まれている。すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してもらえれば幸いだ。
 なお,「Display Driver」のバージョンは「13.200.0.0000」(1307241613-13.20-130723a-159703E-ATI.2)で,13.101.0.0000(1306051503-13.101-130604a-158071E-ATI)からは,年を表す「13」の次に続く3桁数字が大きく引き上げられていた。

Catalyst 13.8 Beta

 約2か月ぶりの登場となる公式最新β版ドライバだが,その最大のトピックは,「Frame Pacing」(フレームペーシング)機能の新規追加となる。先にNVIDIAが,ベンチマークツール「Fraps」を取り上げて,「Frapsでは必ずしも正確なフレームレートが取得できていないのではないか」と問題提起しつつ,暗に「Radeon搭載環境,とくにCrossFire構成の環境では,Frapsのスコアよりも実際には低いフレームレートしか得られない可能性がある」ことをほのめかしていたのを記憶している読者も多いと思うが(関連記事),それに対するAMDの回答が,このFrame Pacingだ。

 AMDによれば,このFrame Pacingを導入することにより,CrossFire構成時に複数のGPUで描画するフレームが一定のペースで規則正しく表示されるようになるとのこと。「現在のところ,『Far Cry 3』ではFrame Pacingが十全に機能しないことも確認済みで,それは次回のドライバアップデートによって対応予定」と,4Gamerの質問に回答する形でAMDが述べていることからしても,AMDは,NVIDIAに売られた喧嘩を全力で買ったという理解でいいのではなかろうか。

 なお,公開されている英文リリースハイライトによれば,Frame Pacing機能の追加以外にも,OpenGL周りの拡張が入ったり,「Radeon HD 7790」搭載環境に向けた安定性の向上が図られたりと,相応に見応えのあるものになっている気配は感じられる。
 AMDは,β版グラフィックスドライバを「現状渡しの無保証版」と位置づけつつも,ゲーマーに対しては導入を推奨しているので,自己責任で試してみるのも悪くないだろう。とくにCrossFire構成を採用しているなら,積極的に検討する価値があるといえそうだ。


## 以下,英文リリースハイライトまとめ ##


●Catalyst 13.8の対応製品
  • Radeon HD 7900・7800・7700シリーズ
  • Radeon HD 6000シリーズ
  • ATI Radeon HD 5000シリーズ
  • Radeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7000Mシリーズ
  • Radeon HD 6000Mシリーズ
  • ATI Mobility Radeon HD 5000Mシリーズ


●Catalyst 13.8 Betaにおける性能向上
  • Radeon HD 7000シリーズ搭載環境で,「Metro: Last Light」において最大7%


●Catalyst 13.8 Betaの新要素
・「Frame Pacing」機能の採用
  • CrossFire構成時に,複数のGPUで描画するフレームが,規則正しく,標準的なペースで描画されるようになる
  • 本機能はCatalyst Control Centerから包括的に,またはアプリケーションごとに適用可能。標準では有効化される
  • 対応APIはDirectX 10&11。シングルディスプレイの解像度2560×1600ドットまでが対象となる

・OpenGL 4.3のフルサポート

・User ProfileおよびCatalyst Application Profileに向けたOpenGLサポート追加
  • ユーザーは個々のOpenGLアプリケーションに対して個別の3D設定プロファイルを作成可能になった
  • シングルGPU構成,CrossFire構成を問わず,OpenGLアプリケーションがCatalyst Application Profile(CAP)からサポートされるようになった

・Enduroの拡張
  • どのアプリケーションで「Performance GPU」(単体GPU)がアクティブになり,どのアプリケーションで「Power-Saving GPU」(統合型GPU)がアクティブになるかを,Catalyst Control Centerから確認可能になった


●Catalyst 13.8 Betaで解決した問題
  • 一部のAMD 970プラットフォームでCrossFireを有効化するとクラッシュする問題(※何がクラッシュするかは明らかになっていない)
  • Radeon HD 7790搭載環境が安定しない問題
  • ウインドウの境界で高速にマウスカーソルを動かすと,マウスカーソルの表示がおかしくなる問題
  • 関連タイトル:

    Radeon Software

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