ニュース
「Battlefield 4」βテスト版への最適化を果たした「GeForce 331.40 Driver Beta」公開
関連記事:「バトルフィールド 4」の限定βテストが本日スタート。ダムが決壊する新マップ「Flood Zone」を紹介するムービーも公開
というわけで,βテストに参加する資格のあるGeForceユーザーには,下に示したリンクからダウンロードのうえ,自己責任でアップデートするのを勧めておきたい。ちなみに統合される「HD Audio Driver」と「PhysX System Software」のバージョンは順に1.3.26.4,9.13.0725で,これらはいずれも現時点における公式最新版ドライバ「GeForce 327.23 Driver」から変わらずである。
→32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 331.40 Driver Beta(187MB)
→64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 331.40 Driver Beta(241MB)
→Windows XP用GeForce 331.40 Driver Beta(164MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 331.40 Driver Beta(191MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 331.40 Driver Beta(245MB)
もっとも,GeForce.com内のRelease 331.40 Betaドライバ紹介で,より多くの文字数を使って説明されているのは「Horizon Based Ambient Occlusion plus」(以下,HBAO+)のサポートについてだったりもする。いわく,アンビエントオクルージョンにネイティブ対応していないゲームタイトルにおいても,NVIDIAコントロールパネルの「Manage 3D Settings」(3D設定の管理)にある「Ambient Occlusion」(アンビエントオクルージョン)の設定項目を「Quality」(クオリティ)に手動設定すれば,より精度が高く高速なHBAO+を適用できるとのことだ。
なお,アップデート内容としてはそのほか,SLIプロファイルのアップデートや,いくつかバグフィックスなども挙げられている。Battlefield 4のβ版をプレイする気満々という人達以外にとっても,今回のβドライバは相応に意義があると述べていいのではなかろうか。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 331.40 Driver Betaの新要素
・Horizon Based Ambient Occlusion plus(HBAO+)新規対応
- HBAO+のサポートによって,アンビエントオクルージョンにネイティブ対応していないゲームに対するアンビエントオクルージョン処理の高精度化と高速化を実現したとされる
・OpenGL 4.4新規対応
・SLIの拡張
- 「Assassin's Creed IV: Black Flag」「Batman: Arkham Origins」「Battlefield 3」「Battlefield 4」「F1 2013」「Space Hulk」「Tom Clancy's Splinter Cell: Blacklist」に向けたSLIプロファイルの刷新
- 「Crisis」「Dirty Bomb(のDirectX 9モード)」「Dying Light(のDirectX 11モード)」「FIFA 14」「Naural Selection(のDirectX 11モード)」「Outlast(のDirectX 9モード)」「State of Decay(のDirectX 9モード)」「Watch_Dogs(のDirectX 11モード)」に向けたSLIプロファイルの追加
・そのほかプロファイルの拡張
- 「Crysis 3」に向けたアンビエントオクルージョンプロファイルの追加
- 「FIFA 14」に向けた「O」プロファイルの追加(※「O」はオクルージョンのことではないかと思われるが詳細は不明。アンビエントオクルージョンの略称である「AO」の誤記という可能性もある。原文は「FIFA 14 - added O profile」)
●GeForce 331.40 Driver Betaで解決した問題(Windows 8・7・Vista)
- OpenGLモードにおいて,Solidworks製プラグイン「Flow Simulation」に含まれるプラグインのいくつか動作しない問題
- GeForce 600&700シリーズ搭載環境でGPUクロックが405MHzより上に上がらない問題(※原文は「[GeForce 6/7 Series]: GPU clock speed does not get higher than 405 MHz.」だが,「GeForce 6/7 Series」は「GeForce 600/700 Series」の誤りだとNVIDIAに確認が取れたので,そのように記載する)
- SLI構成時に「Tom Clancy's Splinter Cell: Blacklist」でTXAA関連のオプションが表示されない問題
- NVIDIA Surroundが有効になっていると,ドライバのインストールに失敗する問題
- 「Tom Clancy's Rainbow Six 3: Raven Shield」で,3D Visionによる3D立体視がウインドウモードでないと機能しない問題
- マルチGPU搭載環境で,タスクバーからポップアップしたマルチGPU関連バルーンをクリックしてNVIDIAコントロールパネルを開くと,[F1]キーを押してもヘルプが開かない問題
- NVIDIAコントロールパネルからディスプレイのリフレッシュレートを120Hzへ変更し,3D立体視対応アプリケーションを起動すると,当該アプリケーションを終了したときに,リフレッシュレートも変更前の状態に戻る問題
- GeForce 500・400シリーズのグラフィックスカードを3枚用いた3D Vision Surround環境で,サラウンドグループと別に4台めのディスプレイを接続すると,サラウンド設定が無効化され,シングルディスプレイ相当の解像度に切り替わる問題
- GeForce GTX 295のQuad SLI構成時に,ブリッジコネクタが取り付けられているにもかかわらず,「SLI connector is missing」のエラーバルーンがポップアップする問題
●GeForce 331.40 Driver Betaで解決した問題(Windows XP)
- リリースノートに記載なし
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- 関連タイトル:
バトルフィールド 4
- この記事のURL:
キーワード
Copyright(C)2011 NVIDIA Corporation
(C) 2013 Electronic Arts Inc. Trademarks belong to their respective owner. All rights reserved