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今後は,コミュニティの強化と「卒業システム」を「Shot Online」開発元OnNetインタビュー
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印刷2008/12/12 22:21

インタビュー

今後は,コミュニティの強化と「卒業システム」を「Shot Online」開発元OnNetインタビュー

ShotOnline
 G★2008とともに行われたGNGWC 2008の会場で,Shot Online(邦題:ショットオンライン)の開発元であるOnNetのSenior ManagerであるKwang-Bae Jeon氏に話を聞いてきた。インタビューからすでに1か月ほど経ってしまったが,Shot Online開発の経緯や今後の予定などについて軽く紹介してみたい。
 
4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。まず,OnNetでゴルフゲームを作ったきっかけを教えていただけますか。

OnNet Senior Manager Kwang-Bae Jeon氏
Jeon氏:
 Shot Onlineの開発を総括したディレクターが,とてもゴルフ好きな人でして,ゲームも好きですがゴルフも大好き。そこでゴルフをコンセプトとしたゲームを作ることになりました。

4Gamer:
 なるほど。ほかのゲームと比べて,Shot Onlineがいちばんアピールできる点というのはどこでしょうか。

Jeon氏:
 ゲームといえば,どうもファンタジーものが多いのですが,ショットオンラインでは,「リアル」にこだわって作りました。例えば,ゲーム内でのプレイヤーの動きなどもゴルファーの動きを取り込んでいますし,コースも実在のコースからデータを取って使ったりしています。

ShotOnline ShotOnline

4Gamer:
 大会では,ちょっと現実にはなさそうなコースも出てましたけど(笑)。

Jeon氏:
 そうですね(笑)。

4Gamer:
 今回のGNGWCでは世界各国から出場者が集まりました。現在,Shot Onlineは何か国くらいでサービスされているのでしょうか。

Jeon氏:
 何か国というよりは,言語別ですね。現在8言語でサービスが行われています。具体的に挙げますと,韓国語,日本語,英語,ドイツ語,中国語,広東語,スペイン語,フランス語の8言語です。とくに,英語版だと世界中でサービスされています。

4Gamer:
 大会でも本当にいろんな国の人がいましたね。地元の韓国では,Shot Onlineの評判はいかがでしょうか。

Jeon氏:
 韓国のShot Onlineプレイヤーは,実際にリアルのゴルフをしている人がとても多いんですよ。だいたい7〜8割の人がリアルのゴルフもやっている人でした。その人達に話を聞いてみると,Shot Onlineでは,実際のゴルフと同じような楽しみ方ができると好評価をいただいています。
 それと,ユーザー間の結束が非常に強いのも特徴ですね。先ほどもプラカードを持って応援に駆けつけている人達もいましたが(編注:大会でギルドメンバーの応援にきていた),ユーザー同士の親睦会なども多く開かれているようですし,本当に強い結びつきを持っています。

4Gamer:
 なるほど。では,世界的に見るとどうなんでしょうか。

Jeon氏:
 やはりギルドごとの結束力が強いですね。昨年の大会では,グローバルギルドのメンバーが各国から何人か集まって,揃いのTシャツで応援していたりしました。ドイツなどでもギルド員同士で独自に大会を開いていたりと,ユーザー間での自主的な活動が多く見られるようです。

4Gamer:
 世界的に見ても同じ傾向ですか。優勝されたDalKoMiさんからもギルドメンバーがいい人ばかりでと,ギルドの話をたくさん聞かせてもらいました。
 ところで,DalKoMiさんから聞いた話ですが,去年韓国では,予選はオンラインでやって,決勝はリアルのゴルフコースで行うような大会も開かれたということでしたが,それはオフィシャルなイベントだったんでしょうか。

Jeon氏:
 それについては,ちょっとしたストーリーがあります。昨年GNGWCの予選をヨンギンという街の市庁舎でやっていたのですが,市の関係者にとても満足していただいて,Shot Onlineを非常に気に入ったということで,ぜひ市内にあるゴルフ場で大会を開いてほしいという嬉しい申し出があったのです。そこで,Shot Onlineで1ラウンドと実際のゴルフで1ラウンドと分けたゴルフ大会をヨンギン市で開催することになったわけです。
 
4Gamer:
 オンラインと実際のゴルフをどのように行ったのですか?

Jeon氏:
 オンラインで10位までを決める予選を行いまして,そこから実際にゴルフをやっている人を選び,実際のコース上で決勝戦を行うというかたちです。最終的に1位から3位までのプレイヤーを表彰しました。

4Gamer:
 そういう大会が行われるということは,韓国では,ゴルフ自体がかなり一般に親しまれているスポーツだと思っていいのでしょうか。

Jeon氏:
 日本でも同じかもしれませんが,まだ韓国ではゴルフをするのはお金がかかるものと思われています。ゴルフをする人は限られているというのが実際のところで,まだまだ庶民的なスポーツになっているとはいえませんね。しかし,だんだんと状況は改善されてきています。

4Gamer:
 では,Shot Onlineの今後の展開について聞かせていただけますか。

Jeon氏:
 GNGWCに参加したのもそうですが,これからは世界的な展開が重要になってくると思います。全世界の人達がShot Onlineを楽しめるよう,さらに世界中に広げていこうと計画しているところです。来年くらいには,ロシアとポルトガルなどでのサービスが予定されています。

4Gamer:
 ロシア語とポルトガル語が加わると,地球規模でのカバー率も相当なものになりそうですね。

Jeon氏:
 はい。ただ,その2地域については,最初からロシア語とポルトガル語でのサービスを開始できるかどうかは分からないので,言語ではなくて,その地域でのサービスが始まると考えておいてください。今後はさらにほかの言語でもサービスを展開していくつもりです。

4Gamer:
 分かりました。アップデートの予定についてはどうでしょうか。

Jeon氏:
 韓国では4,5年サービスを続けていますので,最高レベルに到達したプレイヤーも大勢います。グローバルサービスでもそうですし,日本でもレベル100に到達しているプレイヤーは少なくありません。そういった人達のためのアップデートを予定しています。
 これは「卒業システム」といいまして,ハイレベルプレイヤーのためのコンテンツを現在制作しているところです。

4Gamer:
 ……卒業ですか?

Jeon氏:
 ええ,Shot Onlineのそもそもの設定は,ゴルフスクールに入学してスキルを身につけるというものでしたので,最高レベルになると卒業しなければならないじゃないですか。

4Gamer:
 なるほど。それはどういうものでしょうか。

Jeon氏:
 卒業システムの内容については,現時点ですべてを明かすことはできませんので,コンセプトだけで勘弁してください(笑)。

4Gamer:
 分かりました(笑)。

Jeon氏:
 プレイヤーは,卒業すると,自分が先輩となって後輩となるほかのプレイヤーを育てることができるようになります。これが卒業システムの核になる部分です。
 さらに,卒業生を卒業時期で1期,2期というふうに分けたり,卒業生同士での大会なども予定しています。

4Gamer:
 「何期生集まれ」という感じですかね。

Jeon氏:
 そうです。そんな感じです。

4Gamer:
 コミュニティの結束力が特徴ということで,やはりプレイヤー同士の結束を強めるというか,コミュニティ寄りのアップデートになるみたいですね。今後もそういった方針でアップデートすると思ってよろしいのでしょうか。

Jeon氏:
 はい。オフラインでのコミュニティについては,我が社で制御できる部分ではないのですが,ゲーム内でのコミュニティ機能については,今後もより充実したサポートができるように強化していく方針です。

4Gamer:
 最後に日本のプレイヤーにメッセージをお願いできますか。

Jeon氏:
 今回のGNGWCを見て,とても驚いたのですが,日本のプレイヤーの実力が非常に上がってきていますね。去年や一昨年と比べても,いっそう上達しているようです。
 日頃,日本のプレイヤーの皆さんからはゲームのバグであるとか,いたらないところについてとても細かく指摘していただいたり,機能的なところや内容などについてのアドバイスをもらっていて,韓国の運営からもありがたいと思っています。非常に感謝しています。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。


 GNGWCは日本プレイヤーが準優勝を飾り,健闘が目立っていたShot Online。韓国プレイヤーの強さは,さすがという感じではあったが,インタビュー中でも質問した韓国のゴルフ普及度についてちょっと調べてみると,2006年あたりに日本のゴルフ人口が1000万人を割り,韓国のゴルフ人口が400万人を突破したとのことで,人口比率からすると日本と同程度の普及を見せていると思われる(減少中,増加中の違いはあるのだが)。
 人気が出ている半面,ゴルフコースが非常に少なく,韓国でのプレイフィーは世界的に見ても非常に高いのだそうだ。こういった事情が,リアル系ゴルフゲームの需要に繋がっているのかもしれない。
 韓国ではゴルファーが多いということからか,プレイヤーの年齢層も高めで,ちょっとほかのゲームのコミュニティとは色合いの違った親密さが感じられた。GNGWCで優勝したDalKoMi氏のインタビューでも感じたことだが,実際に,日本からの参加選手などを見てもプレイヤー同士の結び付きがかなり強いというのも感じられた。

 リアル系のゴルフゲームということで,ゴルフとしての面白さは当然あるのだろうが,まず「コミュニティ」がウリとなっているのは面白い現象である。確かに予選からずっと見ていても,大会の場だというのに1打ごとに「ナイスショット!」「惜しい!」といったチャットが飛び交っており,対戦マナーのよさも目立っていたのが印象的だ。おそらく運営側の意図したものではなく自然発生的なものと思われるのだが,世界的に同傾向というのが,ゲームの位置付けをよく表しているようにも思われる。
 今後は,さらにコミュニティ機能を強化していくというあたりは開発側もよく分かっているようだ。卒業システムなど,今後のアップデートにも期待しつつ,来年の大会もうまく盛り上がることを祈りたい。
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