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「Diablo III」を快適にプレイするにはどのクラスのGPUが必要か。実勢価格2万5000円以下のGPU 15製品で試してみた
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印刷2012/06/02 16:28

レビュー

「Diablo III」を快適にプレイするにはどのクラスのGPUが必要か。実勢価格2万5000円以下のGPU 15製品で試してみた

Diablo III
 「Diablo III」はBlizzard Entertainmentが2012年5月15日に発売したアクションRPGだ……というのは,多くの人にとって説明不要だろう。
 人気シリーズの最新作として発売前からユーザーの注目を集め,初週には630万本の売り上げを見せる大ヒットとなった本作。国内でも,発売を待ちわびた多くのプレイヤーが,日々,アイテム集めやDiablo討伐に興じている。

 ただ,日本語化されていないことがハードルとなり,日本ではそれほど多くの情報が出回っていない。とくに,「どのクラスのGPU(≒グラフィックスカード)を用意すれば快適にプレイできるのか」といったところは,噂を聞きつけてこれから始めてみたいといった人には気になるところだろう。

 そこで今回は,最新世代のグラフィックスカードを使って,Diablo IIIが快適にプレイできるラインを探ってみたいと思う。別途掲載してあるDiablo IIIのレビューともども,参考にしてもらえれば幸いだ。


実勢価格2万5000円以下のカード15枚を用意

ゲームのバージョンは1.0.2


Diablo III
 さっそくテストのセットアップに入ろう。用意したシステムはのとおりで,CPUには,去年,多くのゲームPCで採用された「Core i7-2600K/3.4GHz」を用いている。
 GPUは,Diablo IIIが見下ろし型のクォータービュー式で,それほど高い3D性能を要求しないであろうという判断の下,搭載カードの実勢価格が2万5000円以下の製品,15製品を用意することにした。具体的には,GeForceだと「GeForce GTX 570」以下,Radeonでは「Radeon HD 7850」以下となる。

 「GeForce GTX 560」搭載カードとして用いた「GV-N56GSO-1GI」など,一部のカードはメーカーレベルで動作クロックが引き上げられたクロックアップモデルだが,それらはすべてMSIのオーバークロックツールである「Afterbuner」(Version 2.2.1)から,リファレンスレベルにまで動作クロックを引き下げた。また,「Radeon HD 6750」の代わりに「ATI Radeon HD 5750」,「GeForce GT 630」の代わりに「GeForce GT 440」,「GeForce GT 610」の代わりに「GeForce GT 520」と,リネーム前のGPUを用いることや,以下,グラフィックスカード名は「GeForce」「Radeon」を省略したGPU名で表記することも,ここでお断りしておきたい。

※そのまま掲載すると縦方向に長くなりすぎるため,簡略版を掲載しました。表の画像をクリックすると完全版を表示します
Diablo III

 テスト解像度は1600×900ドットと1920×1080ドットを選択。今回,パッチ1.0.2(1.0.2.9749)の配信を待ってテストを行ったこともあり,ドライバにはテスト時(2012年5月31日)の時点で最新となる「GeForce 301.42 Driver」と「Catalyst 12.4」を利用することにした。パッチはその後1.0.2a(1.0.2.9858)も配信されているが,今回のテストでは1.0.2を用いている。

 肝心のテスト方法だが,Diablo IIIにベンチマークモードは用意されておらず,ゲームシステムの都合上,テストごとに同じシーンを繰り返すことが非常に困難でもある。そこで今回は,最初の街である「New Tristram」を1分間移動し続け,その間の平均fpsと最小fpsを「Fraps」(Version 3.5.4)からそれぞれ測定することにした。測定は2回行い,その平均をスコアとして採用する。テストに用いたキャラクターはレベル34のWizardだ。

テスト中の様子。一定のルートを決め,そこを移動し続ける
Diablo III Diablo III

 ゲーム側の描画オプションは,「OPTIONS」−「VIDEO」からすべて「HIGH」を選択し,最も美麗かつ負荷が高くなるように設定している。テストなので,垂直同期の設定項目である「Vertical Sync」のチェックボックスはオフだ。さらに,プレイしてみると,アンチエイリアシング(以下,AA)処理を行っても描画負荷はそれほど大きくならなかったので,AA設定である「Anti-Aliasing」のチェックボックスはオンにしている。

テストに用いたDiablo IIIの描画設定。「Low FX」というのは,一部のエフェクトを無効にしてパフォーマンスを向上させる設定であるため,今回は無効にした
Diablo III

 ちなみに下の画面は,左がAA有効時,右が無効時のもの。無効時だと,キャラクターの輪郭にジャギーが目立ち,ギザギザした印象となっているのに対し,AAを有効化するとその部分が滑らかになっていると分かる。

Diablo III
AAあり
Diablo III
AAなし


快適にプレイできるのはGTS 450&HD 5570以上

一部GPUでスコアが落ち込む場面も


Diablo III
 テスト結果をまとめる前に,テストを通じて気になったところを先に述べておきたい。というのも,今回のテストでは前述のとおり垂直同期を無効にしているが,実際に垂直同期を無効化したままプレイすると,ティアリング(テアリング)が原因なのかどうか,カクつく場面が多く見られたのだ。誤解を覚悟のうえで,筆者の体感をそのまま言語化してみると,キャラクターを移動させようと画面をクリックしたとき,そこまで到達する間に,何度かカクカクするといったイメージである。
 Diablo IIIの場合,そもそもラグによるカクつきが多少あるのだが,それを踏まえても,垂直同期有効時と比べるとカクつきが大きい印象だ。実際のプレイにあたっては,垂直同期は有効化しておいたほうが快適だろう。

 垂直同期を有効にすると60fps以上の部分はあまり意味がなくなってしまう。そこで,Diablo IIIにおけるGPU性能を語るにあたっては,より体感差が生じやすい最小フレームレートを重視したい。
 実際に難度「Normal」でDiabloを倒すところまでプレイした印象で論じると,最小フレームレートは最低でも30fps以上ほしいところだ。45fps以上あればほぼ間違いなく快適なプレイが実現できると述べていいと思われる。

Diablo III
 以上を踏まえてテスト結果を見て行こう。グラフ1は解像度1600×900ドット時の結果をまとめたもので,1つのバーに最小と平均,両方のフレームレートを示しているが,この解像度だとGTS 450およびHD 6670で最低45fpsを超えてきた。
 ここで気になるのは,GTX 550 TiとHD 7770,HD 6770のスコアが明らかに低いことだが,正直なところ,理由は分からない。GeForceもRadeonも同じような位置づけのGPUでスコアが落ちていることからすると,ドライバの問題というよりはDiablo III側の問題であるような気もするが,確定的とまでは言えない。


 1920×1080ドット時のスコアをまとめたグラフ2でも,GTX 550 TiとHD 7770,HD 6770のスコアが低い点をはじめとして,全体的な傾向は変わっていない。最低45fpsの基準をクリアしているのは,ここだとGeForceがGTS 450以上,RadeonがHD 5750以上である。最低30fpsを合格ラインとすれば,HD 6670も選択肢となる。


 グラフ3は,ログの取得が可能なワットチェッカー「Watts up? PRO」を用い,グラフ1〜2のテストを通じ,最も消費電力の高くなった時点を「Diablo III実行時におけるシステム全体の消費電力」としてまとめたものになる。
 おおむねモデルナンバー順に並んでいるといえるが,ここで注目したいのはHD 7750である。HD 7750は補助電力コネクタを必要としないカードで,消費電力もHD 6670以下だが,それでいてフレームレートは安定的に最低45fpsを大きく上回っている。これは立派だといえよう。



GPUの要求は端的に述べて低い

3Dオンラインゲームがプレイできるレベルで十分


Diablo III
 以上のテストから,Diablo IIIを高いグラフィックス設定で快適にプレイするには,GTS 450以上かHD 5750以上が必要といえそうだ。1年〜1年半くらい前の3Dオンラインゲーム推奨PCか,そのクラスのマシンがあれば十分であり,4Gamer読者のPCなら「とりあえずグラフィックス設定を一番上に指定する」でも問題ないのではなかろうか。
 実際,筆者は,先ほど「スコアが大きく低下」としたGTX 550 Ti搭載の私物PCでDiablo IIIをプレイしているのだが,今回のテストと同じグラフィックス設定を行い,1920×1080ドット解像度を選択しても,難度「Normal」でDiabloを倒すにあたって,GPU性能に不満を感じることは一度もなかった。

 日本語ローカライズされていないのが返す返すも残念だが,個人的には,辞書を片手にでもプレイしてみる価値はあると感じている。幸いにして要求スペックは高くないので,躊躇していたという人は,これを機に始めてみてはどうだろうか。
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