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[TGS2023]ゲーム音楽の魅力を伝える「SQUARE ENIX MUSIC STYLE Vol 2」配信。ゲストは,RPGなら1万時間はやってしまうロックバンド・シドのShinjiさん
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スクウェア・エニックス「TGS2023」特設サイト
この番組は,ゲーム音楽のさまざまな魅力をトークと演奏で伝えるというもので,昨年は「東京ゲームショウ2022」の会期に合わせて「SQUARE ENIX MUSIC STYLE -特別編-」を公開して,ゲーム音楽ファンの注目を集めた。
今回のゲストは,ロックバンド・シドのギタリストであるShinjiさんで,昨年に引き続き,司会はニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さんが務めた。
吉田さんが,「あまりゲーム好きという印象はなかった」というShinjiさんは,「黒執事」や「鋼の錬金術師」など,数多くのアニメ主題歌を担当しているが,実は生粋のゲーム好きで,「ドラゴンクエストX オンライン」は1万3000時間プレイ中だ。もっとも,「それをあまり表に出さないようにしている」そうだが,夜な夜なこっそり遊んでいるとのこと。ゲーム音楽は,大音量で聞く派で,自身の音楽活動にもゲーム音楽は強い影響を与えており,それが出すぎて困ることもあると語る。
「ドラゴンクエスト」からスタートし,「ファイナルファンタジー」シリーズは,IからIVまで熱心にプレイしたが,音楽活動に力を入れるために一時引退。ところが,バンドメンバーの1人から「ファイナルファンタジーX」を強力にプッシュされて再開したところ,10年のうちにこれほど進歩したのかと驚き,ゲーマーに復帰したというゲーム体験なども語られた。
好きなゲーム音楽は,ネタバレ注意だが「ファイナルファンタジーIV」の双子の魔導士パロムとポロムが絶体絶命の状況の決断を下すシーンに流れる「脱出」や「哀しみのテーマ」など。「ファイナルファンタジーX」の「素敵だね」はかなり練習したそうで,配信では生演奏が披露された。
後半の演奏パートでは,9月27日の発売が予定されている「オクトパストラベラー」シリーズのアレンジアルバム「OCTOPATH TRAVELER Arrangements Break & Boost Vol.2」から,「リバーランド地方」「背中を押して」「旅路の果てに立ちはだかる者」の3曲が演奏され,配信は終了した。
番組では,すでに発売されているアイテムのほか,11月29日発売予定の「Forge Ahead: FINAL FANTASY XIV〜 Arrangement Album〜」,11月8日発売の「STAR OCEAN THE SECOND STORY R ORIGINAL SOUNDTRACK」,さらにアナログレコード化が大きな話題を呼んだ「Final Fantasy VII rebirth Vinyl」など,SQUARE ENIX MUSICのさまざまな製品も紹介された。
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