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マーベラスが2022年3月期第3四半期の決算短信を公開。コンシューマ事業の好調で前年同期9.6%増の売上を達成
売上高は2021年同期(172億9200万円)から9.6%増となる189億5300万円に,営業利益は同じく前年同期(33億4000万円)から19.9%増となる40億600万円となっている。
オンライン事業は,長期運営タイトルの売り上げが前年同期57億8800万円から45億7100万円に減少。一方,2021年12月に累計プレイ回数が1億回を突破(関連記事)したアーケードゲーム「ポケモンメザスタ」が好調なコンシューマ事業は,前年同期の88億3400万円から114億6900万円と大幅に売り上げを伸ばしている。音楽映像事業については,ステージ制作部門が新型コロナウイルス感染症の影響で大幅な減益とはなったが,当該事業の売上高は前年同期比で8.7%増となり,2億3500万円増となっている。
2022年3月期第4四半期の取り組みとしては,オンライン事業では,2021年11月にサービスを開始したゲームアプリ「千銃士:Rhodoknight」(iOS / Android)に引き続き注力し,既存タイトルにおいても,コラボ施策などを継続し,売上の確保に努めるという。
一方,好調のコンシューマ事業では,Nintendo Switch用ソフト「ルーンファクトリー5」の北米版を3月22日に,欧州版を3月25日に発売を予定しているほか,2月にポケモンメザスタの新弾が稼働予定になっていることに加えて,アーケードゲーム「ポケモンガオーレ」の海外展開についても継続していくとしている。
「マーベラス」2022年3月期第3四半期決算短信(PDF)
「マーベラス」公式サイト
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