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今年もちゃんとあったぞ!“インディー×ボドゲ”コラボの光も見えた「BitSummit PUNCH」ボードゲームコーナーまとめ[BitSummit]
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印刷2026/05/26 15:09

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今年もちゃんとあったぞ!“インディー×ボドゲ”コラボの光も見えた「BitSummit PUNCH」ボードゲームコーナーまとめ[BitSummit]

 京都で毎年開催されている国内最大級のインディーゲームイベント「BitSummit」では,近年になってボードゲームコーナーが登場するようになった。1人から数人程度で開発されることが多いボードゲームは,インディーゲームとの相性も良い。

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 2025年7月18日から20日にかけて,日本最大級のインディーゲームイベント「BitSummit the 13th」が開催された。インディー的コンテンツの祭典には,同じ精神を共有するボードゲームのコーナーも用意されていた。今回はコーナー全体の模様をまとめてお届けしよう。

[2025/07/23 17:33]

 2026年の「BitSummit PUNCH」でもしっかりボードゲームコーナーが設けられていたので,そこで出展されていた注目タイトルをまとめてお届けする。



ゲムマと同時開催なら両方出る! 男気あるクリエイターが多数出展!


 今年もコーナーがある――とはいうものの,実際には普段とは少し事情が違った。というのも,今回の「BitSummit PUNCH」の開催期間(2026年5月22日〜24日)は,日本最大のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2026春」と完全に開催時期が重なっていたのだ。

 となると,大手は軒並み東京に行ってしまうのではないかと不安になるところだが,実際に会場に行ってみるとそんなことはなかった。前年よりもコーナー全体の規模はやや縮小していたものの,馴染みのブースがしっかりと並んでいた。

 むしろ,今回は完全新作が多く並び,ある意味ではゲームマーケット会場よりも新作を購入しやすい側面もあった。例年のBitSummitはゲームマーケット開催後に行われていたため,これまでは“ゲムマ新作”が並ぶことが多かったが,今回はゲームマーケットと同時に新作を並べるブースが見られたのだ。

●浅草ゲームズ
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浅草ゲームズ
 新作「おつかれ!おばけちゃん」は,UNOをベースとしたカードゲームだ。各プレイヤーに設定された“酔い”を管理し,潰れないギリギリでお酒を楽しむチキンレースを楽しめる。2025年に発売された「化姫伝奇 〜狐火月夜〜」や,それぞれの参加アーティストによるグッズも販売された。
リンク:公式サイト

●SUSABI GAMES
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SUSABI GAMES
 アイドルのライブをテーマにした対戦カードゲーム「アイドルアライブ」を中心として,人気作を多数確認できた。ボードゲームのVR版を「VRChat」向けに提供しているバーチャルパーティーと連携しており,アイドルアライブもVR化を予定しているとのこと。
リンク:公式サイト

●ハーベストバレー&TANSAN
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ハーベストバレー&TANSAN
 ゆるゲーシリーズの最新作「ドロッセルマイヤーさんの映画製作委員会」がさっそく出展されていた。会場では,学生時代の試験勉強を疑似体験できる「勉強」が注目を集めていた印象だ。実際,この事務的なコンポーネントを見るとちょっとドキッとさせられる。
リンク:公式サイト

●ClaGla
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ClaGla
 目玉タイトルは「グミチョコパパイヤレボリューション」だ。こちらは,昔ながらの遊び「グリコ」をベースとした作品で,じゃんけんで勝ったプレイヤーが前に進める。ただし,グーチョキパーに紐づく言葉を伸ばしていくことで,勝利時のリターンを爆発的に増やせる。テキストを“ガチャ”で入手する仕組みも面白い。
リンク:公式紹介ページ

●HEY!
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HEY!
 ゲームマーケット2026春に合わせて,本イベントでも新作の先行販売が行われた。新作「NEW OLD(ニューオールド)」は,きれいな“ニューカード”と,使い込まれたデザインの“オールドカード”を使ったハンドマネジメントゲームだ。デザインが巧みで,オールドカードのユーズド感がうまく表現されている。
リンク:公式紹介ページ

 出展されたタイトルの中で興味深かったのは,らいるずが手がける「ChaseBoard」だ。本作は「Re:VER PROJECT -TOKYO-」とのコラボ作品であり,メディアミックスの一環として展開されているコンテンツなのだという。

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 「Re:VER PROJECT -TOKYO-」は,東映アニメーションとネストピの共同開発によるサバイバルアドベンチャーだ。無実にもかかわらず追われる立場となった主人公「弥音ユキノリ」が,持ち前のサバイバル技術を駆使して警察の追跡を逃れつつ,真犯人を追う姿が描かれる。



 一方の「ChaseBoard」は,主人公の逃走劇をミニマルに表現した非対称型対戦ゲームとなっている。プレイヤーは,姿を隠して逃走する主人公(1人)と,それを探す捜査官(1人以上)の陣営に分かれ,それぞれが勝利条件の達成を目指すことになる。

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 ゲームを開始すると,メインボードには3人の捜査官が配置され,主人公の初期位置が決定される。主人公の位置は秘匿されているので,対戦相手は捜査官を動かしながら位置を探っていく。主人公は一定ターンまで発見されなければ勝利,捜査官は主人公がいるマスに侵入すれば勝利だ。

 基本的な仕組みは名作「スコットランドヤード」や,それをシンプルにした「シティチェイズ」に近い。本作はプレイ時間をコンパクトにまとめつつ,キャラクター能力やアイテム効果によって差別化を図っている。

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 個人的に面白く感じたのは,メインボードの構成方法だ。本作はカードのみで構成されているので,メインボードはカードを組み合わせて作ることになる。というのも,カードごとに接続点が異なるため,ゲームプレイごとにランダムなマップが生まれる仕組みになっている。

 このあたりは,マップ固定の同型作品と大きく違う部分だ。捜査官カードがマップを構成するカードと同サイズなのはやや気になるが,それを適当なコマと置き換えればプレイアビリティは大幅に向上するだろう。価格も手頃なので,同系統の作品を好む人には特にオススメできそうだ。

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 国内ではボードゲームブームといえる状況が続いているが,少ない人数でゲームを開発できるという強みは変わらない。メディアミックスというと大規模なコンテンツに限られるような印象を受けるが,工夫次第ではコストを抑えて世界観を広げられるようだ。

 そういった意味で,インディーゲーム×ボードゲームは双方の強みを生かせる良いコラボなのかもしれない。両ジャンルのファンとしては,今後もこういったコンテンツが生まれ,連携が強化されていくことを願いたいところだ。

  • 関連タイトル:

    Re:VER PROJECT -TOKYO-

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