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鈴鹿高専,地方創生スマホアプリの開発で高専GCON 2021に参加。最優秀賞を受賞
高専GCON 2021 | |||
配信元 | 独立行政法人国立高等専門学校機構 | 配信日 | 2022/01/27 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
SDGs達成への貢献に高専女子が挑戦
〜三重県の名産品を知って観光名所を駆け巡る
地方創生スマホゲームアプリの開発〜
独立行政法人国立高等専門学校機構 鈴鹿工業高等専門学校(三重県鈴鹿市 校長:竹茂 求 以下「鈴鹿高専」という。 )に所属する学生5名のチームが高専GCON 2021(※1)に参加し、 同チームが本選(成果発表会)で「最優秀賞」を受賞しました。
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本校チームの学生5名は、 高専GCON 2021に「三重県の名産品を知って観光名所を駆け巡る地方創生スマホゲームアプリの開発 〜MIE IKONI CIRCUIT〜」を提案し、 本選(成果発表会)に挑戦しました。 当日の模様は、 日経チャンネル(日本経済新聞社)でオンライン配信されました。
本チームは、 SDGsの「4. 質の高い教育をみんなに」「8. 働きがいも経済成長も」「11. 住み続けられる街づくりを」の達成の貢献を目標としました。 本提案のきっかけはコロナ禍でもスマホゲームで三重県のことを知ってもらいたい、 アフターコロナ後、 再び旅行ができるようになった時、 「旅行先として三重県を選んでもらえるようにしたいという気持ち」からです。 本スマホゲームアプリで、 地域活性化や地域学習の地方創生の社会課題に挑戦します。
概要
三重県内の子どもや県外の方に三重県の特産品や観光名所をスマホゲームでプレイしてもらうことで、 誰でどこでも簡単に三重県の魅力に触れてもらうスマホゲームアプリ(MIE IKONI CIRCUIT:ミエイコニサーキット)を開発しました。 本ゲームは、 三重県の特産品を集めてポイントをゲットしていくスコアアタックゲームで、 三重県の形を象ったサーキットコースをベースに三重県の観光名所をエリアとして盛り込むことで疑似的に観光を楽しむことができます。
参加学生: 4年電子情報工学科 代表 坪井 未来
4年電子情報工学科 斎藤 優亜
4年電子情報工学科 古田 花恋
4年電子情報工学科 南 友基
4年電子情報工学科 竹本 飛嵐
サポート教員:電子情報工学科 准教授 板谷 年也
スマホゲームの特長
スマホゲームとしては、 一般的なスコアアタックゲームですが、 三重県の特産品や観光名所などのデザイン要素をゲーム内に散りばめることで楽しみながら感覚的に三重県のことを学ぶことができることが特長です。 ゲームプレイ操作をできるだけ簡単にすることで、 観光名所の風景や名産品アイテムに注目して、 誰でも楽しみながら三重県を学ぶことができます(図1)。
図1 開発したスマホゲームのタイトル画面と名産品のコレクション画面
※1高専GCON 2021について
「高専GIRLS SDGs × Technology Contest(高専GCON2021)」は、 高専女子(個人、 チーム)が日頃の研究や演習の成果を基に、 社会課題解決を提案するコンテストです。 本コンテストは、 1.高専における「Society5.0型創造的技術人材」の育成機会の拡大2.女性技術者・研究者が少ない日本の現状打破、 を目指し、 2022年の「高専制度創設60周年記念」の一環として取り組むプロジェクトです。
高専GCON 2021
https://www.kosen-k.go.jp/gender/girl/gcon.html
【鈴鹿工業高等専門学校について】
鈴鹿高専は、 全国12の一期校のひとつとして設立された歴史ある学校で、 これまでの50年間に卒業した約10,300人の卒業生は技術者や研究者あるいは企業家として社会で活躍し、 産業界の方々から高い評価を受けています。 また、 平成5年には、 科学技術の一層の進展と本格的な国際化時代の到来に対応するため、 さらに2年間の高度な専門教育を実施するための「専攻科」を設置して国際社会で活躍できるエンジニアの育成に努めています。 また、 専攻科は平成29年度(2017年度)に、 次世代の新技術を創成できる広い視野と幅広い知識を有した創造的実践的技術者を育成するため、 2専攻(電子機械工学専攻、 応用物質工学専攻)から専攻(総合イノベーション工学専攻)3コース(環境・資源コース、 エネルギー・機能創成コース、 ロボットテクノロジーコース)へと高度化改組されています。
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