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東京ジョイポリスに対戦型VRアトラクション,「TOWER TAG」が明日オープン。いくつものタワーが建ち並ぶVR空間で,2人対2人のチーム対戦を楽しもう
東京ジョイポリス「TOWER TAG」公式サイト
このアトラクションは,複数のタワーがそびえ立つVR空間を舞台とするガンシューティングゲームで,プレイヤーはガンコントローラを手に,2つのチーム(1チームは2人)に分かれて銃撃戦を繰り広げ,スコアを競うというものだ。プレイヤー1人あたり3m×3mのエリアが確保されており,この中を自由に移動できる。
プレイは1人1回800円(税込。別途,入場料が必要)で,各種パスポートも利用可能となっている。
これを開発したのはドイツのVR Nerdsで,同社にはサバイバルゲームの世界チャンピオンが在籍しており,そのノウハウがこのアトラクションに生かされているのだそうだ。
サバイバルゲームのようなフィジカルな遊びにデジタルを融合したことで,e-Sportsとは趣の異なる「VR e-Sports」を謳っている。
東京ジョイポリスを運営するCAセガジョイポリスは,ダーツライブと協業してライセンス契約をしたこのタワータグを,東京ジョイポリス以外にも展開していく予定だ。
アトラクションが始まると,プレイヤーはロボット(一人称視点なので,自分の姿は見えないが)となって,大都会の上空に浮かぶタワーが複数あるフィールドに降り立つ。タワーはプレイヤーの足場となるオブジェクトで,ワイヤーを使った移動が可能だ。タワーの上部にガンコントローラを向けると光る物体が現れ,それを撃つとワイヤーを射出する。その状態でガンコントローラを上に向けると移動ができる仕掛け。
ただし,相手陣営の色の付いたタワーや中立の白いタワーにはすぐに移動できず,ワイヤーを射出してから自陣の色に変わるまで一定時間を要する。当然,その間は攻撃ができないため,スキが生じてしまうのだ。
このようにお互いに自陣の色のタワーを増やしながら移動を続け,敵を見つけて攻撃する。もちろん攻撃だけでなく,タワーや足場にあるフェンスに隠れて敵の攻撃を回避をしたり,別の足場に逃げたりする必要もある。戦いを有利に進めるには,自陣のタワーを増やしておくことが大切だ。
倒されたプレイヤーは,上空から両陣営の攻防を見守ることになり,残った味方が倒されるか,あるいは味方が敵をすべて倒すかしないと,リスポーンできないルールになっている。上空からフィールドの様子が見わたせるので,マイクを通して味方に指示を与えるのも戦略の1つだ。
敵2人を倒すと1ポイントが入り,スタート地点からプレイ再開。5分間の攻防で多くのポイントを稼いだほうが勝利だ。
タワー間はワイヤーを使って移動するため,プレイヤーが動く必要があるのは足場の周囲だけ。これにより,広い戦場を縦横に戦っている感覚が得られながら,移動エリアは3m×3mで済むというわけだ。
ワイヤーで移動する爽快さと,正確な射撃を行ったりカバーをとったりというサバイバルゲームの感覚は,これまでのVRアトラクションでは体験したことのないものだった。
冒頭にも書いたように,正式オープンは2018年2月9日。仲間同士で参加すればより白熱したバトルが楽しめるはずなので,ぜひ友達を誘って遊びに行こう。
東京ジョイポリス「TOWER TAG」公式サイト
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