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グリーとBilibiliの協業が発表。12月に両社共同出資のbGゲームスを設立し,日本および中国向けのスマホゲームを開発へ
グリーが配信したプレスリリースによると,日本のアニメやコンテンツが好きなユーザーが集まるコミュニティを中国国内で運営するBilibiliと,ゲーム事業やライブエンターテインメント事業を展開するグリーとの親和性が高いことから,業務提携契約を締結するに至ったという。
両社の協業内容も明らかにされている。グリーとBilibiliが共同出資し,ゲームの開発・運営を主要目的とするbGゲームスが2018年12月に国内に設立される予定だ。第1弾事業は,三木一馬氏と安藤武博氏をプロデューサーに迎えた,日本および中国向けのスマホ向けゲームアプリになるとのこと。
さらに,日本と中国のゲームアプリ市場で,Bilibiliと事業展開を行うほか,グリーグループのWright Flyer Live EntertainmentとBilibiliが,VTuber事業について協業していくとしている。
なお,今回の発表会の模様は追ってお伝えする予定だ。
※2018年10月31日20:00頃追記
発表会の詳報を掲載しました。
グリーとBilibiliの業務提携に関する発表会をレポート。三木一馬氏と安藤武博氏がゲーム開発に携わる
グリーとBilibiliは2018年10月30日,両社の業務提携に関する発表会を都内で開催した。発表によると,スマートフォンゲームを開発/運営するbGゲームスを設立し,スマホアプリとバーチャルYouTuberの協業を行うとのこと。
グリー公式サイト
グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、中国国内最大級の若者向けエンターテインメントプラットフォームやコミュニティの運営を手がける、Bilibili Inc.(本社:中国上海市、董事長兼CEO:陳 睿、以下bilibili)と日本、中国国内におけるスマートフォン向けゲーム事業およびVTuber事業について業務提携契約を締結しましたのでお知らせします。
グリーは「エンジン×IP×グローバル」という戦略を掲げ、自社ゲーム用に開発した「エンジン」を強化しながら、自社以外の共同原作・他社「IP」を活用したゲームも開発し、「グローバル」での展開を進めています。今回日本のアニメーションやコンテンツ好きなユーザーが集まるコミュニティを中国国内で運営するbilibiliと、ゲーム事業やライブエンターテインメント事業を展開するグリーとの親和性が高いことから、業務提携契約を締結するに至りました。今回合意した協業内容は以下の2点です。
1.bGゲームス株式会社の共同設立
2018年12月にグリー、bilibiliが共同で出資しゲームの開発・運営を主要目的としたbGゲームス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:張 峰)を設立予定です。第一弾の事業として、三木一馬氏(株式会社ストレートエッジ 代表取締役)、安藤武博氏(株式会社シシララ 代表取締役社長)の2人をプロデューサーとして迎え、日本および中国市場向けのスマートフォン向けゲームアプリの企画を開始しています。
2.スマートフォン向けゲームアプリおよびVTuber事業での協業
グリーは、日本ゲームアプリ市場と急成長を遂げる中国ゲームアプリ市場において、bilibiliと共に事業展開を行ってまいります。また、グリーグループの1社でありVTuber事業を手がける株式会社Wright Flyer Live Entertainmentとbilibiliの両社は日本、中国において、VTuber事業について積極的に協業していきます。本協業の第一弾として、株式会社バーチャルユーチューバー(本社:東京都目黒区)とのプロジェクトを進めていきます。また、今後VTuber配信についても相互連携を図っていきます。
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