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海外では「カードeリーダー+」が「Nintendo e-Reader」として発売されているが,すでにお伝えしたように,「カードeリーダー+」向けに新作ソフトを制作するRetroDotCardsのようなインディーデベロッパも存在する(関連記事)。
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RetroDotCardsのMatt Greer氏は,公式Blogで,「Balatro」のデメイク版である「Balatro for the Nintendo e-Reader」を開発したことを明かした。
「Balatro」にハマったというGreer氏はゲームボーイアドバンス版「Balatro」のモックアップ画面を制作し,これが「本当に楽しかった」ことからゲーム本編のデメイクに着手,その進捗状況を動画で公開しているのだ。
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ブラインドの選択画面や勝利画面は動作していないモックアップだが,プレイは可能で,手札の交換や,さまざまな特殊効果を持つ「ジョーカー」の発動といった中核部分が実際に動いているところが確認できる。
ただ,Greer氏によれば「ゲームの完全な移植にはまだ程遠い」状態で,ツーペアやフルハウスなど,同じ数字のカードを揃える役は問題ないものの,ストレートがうまく認識されないといった問題があるという。
すでにお伝えした,「Balatro」をニンテンドーDSに移植するプロジェクト(関連記事)でも役の判定が課題とされており,機能の劣る旧機種へのデメイクがいかに大変であるかが窺える。
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また,Nintendo e-Readerで数字を処理する「DrawNumber」関数は,5桁の数を最大で4つしか扱えないため,スコアを表示するだけでもスロットが2つ必要になる。GBAでは小数もネイティブで扱えないが,浮動小数点機能をソフトウェアで実装することは現実的でないという。
こうした状況からGreer氏はNintendo e-Reader版「Balatro」について「多くの譲歩が必要になるだろうが,ゲームの本質と楽しさをとらえたデメイク版は実現可能だ」と語っている。
なお,今回の「Balatro」だが,「たとえ小さなプロトタイプであっても,デメイク版をリリースすることで悪影響を与えたりしたくない」ことから,オリジナル版の作者であるLocalThunk氏の承認がなければ公開しないとのこと。
このように,ニンテンドーDSやApple Watchなどへの移植をはじめ,「デイヴ・ザ・ダイバー」とのコラボによる作品内のミニゲーム化(関連記事),「Balatro」上でFPS「DOOM」を動かすMODの制作など,「Balatro」世界はさまざまな方向に広がっているようだ。
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デメイクにあたっては,何を再現して何を捨てるかのさじ加減が問われ,これは,8〜16ビット時代のアーケードゲームの移植を思わせるものがある。































