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初代「Wizardry」のフルリメイクタイトル「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」,制作発表と同時にアーリーアクセス版をリリース
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印刷2023/09/16 11:42

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初代「Wizardry」のフルリメイクタイトル「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」,制作発表と同時にアーリーアクセス版をリリース

 Digital Eclipseは2023年9月15日,「Wizardry」(ウィザードリィ)シリーズの第1弾として1981年にリリースされた「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」(邦題「ウィザードリィ 狂王の試練場」)のフルリメイク版を発表しローンチトレイラーを公開した。発表と同時に,SteamGOG.comではアーリーアクセス版の販売が始まっており,Steamでの価格は3400円(税込)となっている。

「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」公式サイト


 開発・販売は,1992年に設立されたDigital Eclipseが行っている。さまざまなタイトルを開発してきたスタジオだが,Blizzard Entertainmentと共同開発した「Blizzard Arcade Collection」(2021年)をはじめ,「ロックマン クラシックス コレクション」(2015年),「Street Fighter 30th Anniversary Collection」(2018年),「Atari 50: The Anniversary Celebration」(2022年)など,最近はレトロゲームの復刻に力を入れている印象だ。

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 オリジナル版「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」は,初めてコンピュータ向けに制作されたRPG作品の1つで,世界初となるパーティ制の採用やカラーグラフィックスなど,日本を含めて,のちのRPGジャンルに大きな影響を与えたタイトルとして知られている。史上最高のゲームの1つに挙げるメディアも多い。

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 発表によれば,復刻版「Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord」は,そんなオリジナル版の雰囲気を残しつつ,現在のプレイヤーもストレスなくプレイできるための改良が施されているという。グラフィックスは3Dになり,見た目こそ新しいが,Sir-Tech Softwareが書いたオリジナル版のプログラムが流用されている。開発には2年かかっており,今後,1年間のアーリーアクセス期間を通じてバグフィックスや新フィーチャーの導入などを行い,2024年の終わりには製品版に移行する予定だ。現段階では英語のみだが,今後,日本語にも対応すると述べられているので,ファンは期待してほしい。

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