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ナマケモノがロングスケートボードの高速ダウンヒルに挑戦する「Driftwood」,アーリーアクセス版を6月1日にリリース
スケートボードと言っても,モチーフになっているのはロングスケートボードによる高速ダウンヒルだ。ロングスケートボードとは長めのスケートボードのことで,サーフィンやスノーボードに乗っているような気分になれるため,サーファーの夏のトレーニングにも使われたりするという。
ゲームでは,水彩画風の美しい風景の中,ドリフトしながら,ぎりぎりのコースで長い坂道を下り,ゴールを目指す。コースは一般道で,対向車が来たりするし,カーブを曲がり切れないと,崖に激突したり,コースを飛び出したりするかもしれない。
チャレンジに勝ったり,記録を達成したりすると,新しいロングボードやホイール,ウェアなどが手に入り,それらを使ってさらに記録に挑戦できる。ソロプレイが基本だが,ローカルとオンラインのリーダーボードが用意されており,ほかのプレイヤーとの非同期の対戦も楽しめる。
もちろん,流れる景色を眺めてリラックスしながらゲームに挑戦するのもアリだ。
ゲームを開発したStoked Sloth Interactiveは,プログラマーのLeonard Schölch氏と,アーティストのJason Mann氏による,たった2人の小さなデベロッパ。2021年にStoked Sloth Interactiveを設立し,本作が彼らの最初の作品になるという。
ロングボードによるダウンヒルにフォーカスしたミニマムなタイトルを制作目標に掲げており,そのため本作は,オープンワールドではなく,フリースタイルスケートボードのトリックもなく,ストーリーモードもキャンペーンも用意されていない。主人公にナマケモノが選ばれたのは,形状的に空気抵抗が少なそうだかららしい。
コースはいくつか用意されており,ゲームを進めることでアンロックされる。バンに乗って移動し,次のコースでまたスケートやドリフトを心ゆくまで楽しめるとのこと。アーリーアクセス版のリリースに期待しよう。
- 関連タイトル:
Driftwood
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