ダイスとリロールの判断が命運を分けるターン制戦略シム「Dice Kingdoms」，アーリーアクセスを本日開始。デモ版を公開中

　インディーズデベロッパのFivemid Studioは本日（2023年4月3日），新作タイトル「Dice Kingdoms」のアーリーアクセスをSteamで開始する。対応言語は英語のみ。


　Dice Kingdomsは，さまざまな絵柄を持つ6面ダイスを用いて王国を作り上げる，マルチプレイ対応のターン制戦略シミュレーションゲームだ。プレイヤーは王国の指導者となって，ターンごとに手持ちのダイスを振って資源やユニットを獲得し，それらを活用して勢力を拡大していくことになる。


　ダイスは建設した施設に紐づいていて，畑を建設すれば「麦」（食料）が多く出力されるダイスが，教会からは「本」（知識）を出力するダイスが手に入る。

　出目を確定する前には，任意のダイスを指定して振り直せるが，ドクロの絵柄を含む出目のダイスは振り直すことができない。ドクロは不幸や災厄を表現した出目で，出た数に応じて自然災害を発生させる効果を持つ。欲張って振り直しを続けると，ドクロが大量に出て痛い目を見ることになるかもしれない。


　Fivemid Studioの公式サイトでは，本作は「古典的なボードゲームにインスパイアされつつ，それを現代風にアレンジしたようなゲーム」と紹介されている。

　そこでは「カタンの開拓者たち」と「シヴィライゼーション」をかけ合わせたようなゲームとして説明されているが，リロールにリスクを持たせるメカニズムは「Roll Through the Ages」や「Era: Medieval Age」といった作品に近い。こうしたボードゲームを楽しめる人なら，ピッタリの作品になりそうだ。


　なお，アーリーアクセスの期間は数か月程度で，1年以内には終了する見込みとのこと。Steamストアページではデモ版も公開されているので，興味を持った人はそちらをダウンロードして遊んでみよう。

Fivemid Studio 公式サイト