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本作は,2010年に中国でサービスを開始し,小中学生を中心に長く愛されてきた同名ブラウザゲームを,オープンワールドとモンスター収集を融合させた完全新作RPGとして再構築したタイトルだ。
現在は10月27日開始のクローズドβテスト(以下,CBT)に向けて参加者を募集中であり,今回のイベントはこれに先駆けて開催された。本稿では,このイベントの模様をレポートする。
ガチャではなく,捕獲で仲間を増やしていく! オープンワールド・モンスター収集RPG「ロコキングダム」CBT参加者を募集中【PR】
400種類以上のジニを収集し,育成して冒険するオープンワールド・モンスター収集RPG「ロコキングダム」。本作のクローズドβテストが10月27日に実施される予定で,公式サイトではテスト参加者の募集がすでに始まっている。本稿では,本作がどのようなゲームなのかを紹介しよう。
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声優のKENNさんと相羽あいなさんが生アフレコを披露
冒頭でも触れたように,本作はオープンワールドの広大な世界を旅しながら,モンスターを収集していくRPGだ。プレイヤーは魔法使いの「ロコ」となり,舞台となるカロシア大陸に生息する不思議な生物「ジニ」との絆を育みながら,冒険を繰り広げていく。
2020年にモバイル版の開発がスタートしたという本作だが,開発元のある中国では,すでに2026年3月に正式サービスを開始している。日本では10月のCBT「クワックテスト」を経たのち,時期は明言されていないものの,正式サービスに進む予定である。
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本作のナラティブディレクター兼ローカライズ責任者のシャオ・イェ氏は,ゲームが大切にしているものとして,「出会い」「寄り添い」「共に歩む」の3つのキーワードを挙げて説明した。
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ゲームのリリース時には400種が登場するというジニたちとの出会いは,そのほとんどが偶然であり,たとえ同じ種族であっても個体ごとに見た目や性格が異なる。
仲間になったジニは,単に旅を共にするだけでなく,それぞれがライフスタイルを持ち,ときには勝手な行動をすることもあるという。そんな彼らにプレイヤーが寄り添うことで強い絆が生まれ,やがて旅の相棒になっていくとのこと。
ちなみにジニは,いわゆるガチャなどから排出されるのではなく,ゲームのなかで出会って捕まえることで,初めて仲間になる仕組みとなっている。
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プレイヤーが旅するカロシア大陸の各地にはさまざまな環境があり,気候も異なるため,ジニたちは独自の生態系を築いている。
昼夜や天候の変化は,ただ風景が変わるだけでなく,冒険にも強い影響を与える。プレイヤーが高い没入感を得られるよう,その表現には最新の技術が導入されているとのことだった。
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本作にはPvP要素も用意されているが,課金によって勝敗が左右されるような,いわゆるPay2Winにはなっておらず,ジニが持つスキルや相性,そしてそれらに基づいた戦略によって決着するバランスになっている。
フレンドと一緒に冒険するといったマルチプレイ要素も備えているが,決して強制ではなく,プレイヤーにとってストレスの少ないコミュニケーションの取り方を選べるという。
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このほか,本作の登場キャラクターを演じた声優のKENNさん(イリス役)と相羽あいなさん(イェッシー役)が登壇し,ゲームのデモプレイやカットシーンの生アフレコを披露するなど,本作の魅力を来場者にアピールする一幕もあった。
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生き生きしたジニたちの生態系をデモ版で体験
ここからは,イベント終了後に体験できたデモ版の試遊レポートをお届けする。
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ゲームを開始すると,冒頭のイベントでプレイヤーは最初の相棒となるジニを1体選ぶことになる。水属性の「ポワワ」,草属性の「ニャーブ」,火属性の「スパーカ」がそれだ。
フィールドを見渡すと,周囲には無数のジニが生息しているのが分かり,それぞれが異なる行動をしている。
たとえばアヒルのような「ダッキージ」は草むらを歩き回り,こちらに気付くと近寄ってきたり離れたりする。水辺にいる亀のようなジニは水面を泳いだり,周囲の陸地をのんびり歩いたりしていて,近寄ると身体を甲羅の中に隠して防御態勢をとるといった具合である。
公開済みのゲームプレイ映像で見られるジニたちの行動は,動画用の演出ではなく,ゲーム画面そのままの生態というわけだ。
彼らとバトルをしたり,仲間にしたりする以前に,その生態を観察するだけでも楽しいのは,本作の作り込みゆえだろう。彼らが本当にそこに生きているように感じられ,その生態を理解することが,彼らを捕獲したり,コミュニケーションを取ったりするヒントにもなる。
捕獲して仲間にするには,前述したオーブというアイテムを使うのだが,これを投げるインタフェースもよく考えられている。ウインドウなどをいちいち開いて装備しなくても,移動中の画面から即座に投げられ,さらに対象へのロックオンなども可能なので,ゲームに不慣れなプレイヤーもすぐになじめるだろう。
モバイル版も原則として内容は変わらないようで,このクオリティのオープンワールドRPGを持ち歩いて手軽に遊べるのは,シンプルに嬉しい。クロスプラットフォームにも対応し,異なるプラットフォーム間でのマルチプレイも可能とのことだった。
子供の頃の驚きを本作で追体験してほしい――Morefun Studios シャオ・イェ氏ミニインタビュー
最後に,Morefun Studiosのシャオ氏がインタビューに応じてくれたので,その模様を紹介して,本稿の締めとしたい。
4Gamer:
お時間をいただきありがとうございます。本作はブラウザゲームを最新の技術で再構築したタイトルとのことですが,開発にあたり,とくに苦労した部分はどこでしたか。
シャオ・イェ氏(以下,シャオ氏):
最初の課題は,技術的な難度の高さでした。この世界には大量のジニが存在していて,さらに個々が独自の行動パターンを持って生活しています。これらを各プラットフォームに向けて最適化するのには,かなり苦労しました。
4Gamer:
先ほど試遊させてもらいましたが,確かにジニの動きには感心させられました。
シャオ氏:
それとジニたちのデザインも,気を配る必要のあったポイントの一つです。
ブラウザゲーム版は,これまで16年運営してきたタイトルですので,すでに多くのジニが存在しています。そのなかには,必ずしも現代的な感覚にマッチしないものが少なからずありました。たとえば,以前は人に近い姿のジニもいましたが,今作では動物に近い姿にリファインしています。そうしたデザイン全体のコンセプトの統一には,とくに注力しています。
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4Gamer:
ブラウザゲーム時代は,小中学生といった低めの年齢層が主なターゲットだったそうですが,今作では対象年齢をどのあたりに設定しているのでしょうか。
シャオ氏:
3月に中国でリリースした感触では,大学生から20代がボリュームゾーンのようです。なのでターゲットとしては彼らを中心に,さらに小さなお子さんから,もっと年齢の高い大人まで,幅広い層に遊んでいただけるものにしたいと考えています。
とくに大人世代には,子供の頃にブラウザ版を遊んだ記憶を呼び起こしてもらい,さらに上の世代なら,外を走り回って遊んだ昔の気持ちを,ゲームで追体験してもらえたら嬉しいと思っています。
4Gamer:
本作には,いわゆるガチャがないそうですが,課金システムはどういったものを想定しているのですか。
シャオ氏:
今のところ決定しているのは「バトルパス」です。この購入特典として,2種類の特別なジニからいずれか一方を獲得できます。ただ,パスを購入しなくても,すでに購入した人のフィールドに行けば,特別なジニを捕まえるチャンスがあるようにする予定ですので,課金は必須ではありません。
あとはロコのコーディネート用アイテムですね。これも単に見た目が変化するだけでなく,ジニとのシナジーで特別な動作が可能になるといった,演出的なものも用意する予定です。
4Gamer:
分かりました。最後に正式リリースを楽しみにしている読者に向けて,何かメッセージをいただけますか。
シャオ氏:
誰しも子供の頃は,毎日が驚きに満ちていたはずです。そんな思い出を追体験したい人は,ぜひ本作をプレイして,オープンワールドになったカロシア大陸で,新鮮な驚きを味わっていただければと思います。正式サービスはまだ少し先になりますが,ご期待ください。
4Gamer:
ありがとうございました。
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