発表に先駆けてカシオの本社にて,取り組みについての説明会ならびに体験会が開かれたので,本稿ではその内容をお伝えしよう。
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今回の取り組みは,カシオの「VIRTUAL G-SHOCK」プロジェクトの一環として企画されたものだ。
同プロジェクトはG-SHOCKの資産価値や強みを生かし,新たな価値軸を生み出すべく,メタバースやWeb3といったバーチャル領域を活用して,さらなる唯一無二のブランドに拡張することを目指している。言い換えるなら「バーチャル空間におけるG-SHOCKの着用文化の醸成」を目標に掲げているのだ。
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2022年に社内で横断的にプロジェクトを発足したことを皮切りに,2023年にはDiscordチャンネルの開設,「VIRTUAL G-SHOCK NFT」発行,VR Chatにて「G-SHOCK STORE in VR Chat」「MY G-SHOCK for VR Chat」「G-SHOCK THE RIDE」の展開が行われた。
また,2024年にはブルーチップNFTプロジェクト・DoodlesやNFTゲーム「STEPN GO」とコラボを実施し,2025年にはWeb3メタバース「The Sandbox」にて,「G-SHOCK CITY」をオープンしている。
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今回は,2025年第3四半期にDAUが1億5000万人を超え,その3人に1人が13歳以下という結果を残した「Roblox」へとG-SHOCKを展開することにより,若年層へのリーチを図る。
とくに着目したのは「Roblox」のアバター文化だ。2025年のデータでは,「Roblox」内にてアバターが1日に2億7400万回更新されることが公開された。また同じく2025年に実施した13〜28歳の「Roblox」ユーザー1600人を対象とする調査では,84%が「アバターファッションが現実のファッションに影響する」,70%が「ブランドのアバターアイテムを着用している」と回答したという結果が出ている。
そうした状況を受けて,スポーツやファッションなどのブランドが相次いで「Roblox」に公式のワールドやアバターアイテムを展開しているのだが,そこにG-SHOCKも参入するというわけである。
実際のところ,「Roblox」のマーケットプレイスにはすでにG-SHOCKタイプの腕時計型アバターアクセサリーが販売されている。ただし,これらのアイテムは遠目に見るとそれっぽいが,よくよく見るとG-SHOCKの実物とはディテールがかなり異なる。
そこで今回の取り組みでは,「Roblox」公認マークを取得したG-SHOCK公式アバターアクセサリーを展開。G-SHOCKの形状や厚み,質感,刻印といったディテールにこだわり,実物と遜色ないアイテムを「Roblox」内で提供する。
第一弾となるのは,代表的なモデルのDW-5600およびGA-2100(いずれも全6種)。また「Roblox」定番アイテムのキャップやTシャツ,バックパックなどの展開も予定している。
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G-SHOCK公式ワールド「Challenge the Skate Obby: G-SHOCK」の核となるのは,スケートボードを用いた障害物レース(Obby,オビー)をベースとするゲームだ。スケートボードも障害物レースも「Roblox」では定番のジャンルで,かつ「ストリート感」や「タフさ」をセールスポイントにしているG-SHOCKとの相性のよさがチョイスの理由だという。
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その一方で公式ワールドとは言え,G-SHOCKのロゴを大きく打ち出すことはしていない。これは,ブランド感の押し付けに抵抗感を抱く「Roblox」ユーザーを意識した結果である。
その代わりにストリートを意識したアートや,オブジェクトの形状・デザインなどのビジュアルを通じてG-SHOCKをイメージさせるワールドを構築している。
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ゲームとしては,オートで前進するスケートボードに乗って障害物を避けたり,ジャンプで谷間を避けたりしながらゴールへの到達を目指すというシンプルな内容だ。コース上に100のチェックポイントが配置されており,1つ通過するたびに進行度が1%ずつ上がっていく。
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進行度が上がるにつれゲームの難度も上がり,「障害物の動きにタイミングを合わせるべく方向転換する」といったような技が必要になっていく。それらの技を初見で成功させるのは結構難しいが,失敗しても最後に通過したチェックポイントからの再スタートとなるので,すぐにリピートできるのは嬉しいところ。「もう一度!」「惜しい! あとちょっと!」といった感じで,ついつい繰り返しプレイしてしまう。
こうした「少々難度が高めだが,繰り返し挑戦することで成功を目指す」といった体験もまた,G-SHOCKのタフさをイメージしているとのことだ。
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そのほかG-SHOCKの公式アバターアクセサリーを着用して公式ワールドを訪れると,特別な演出が見られるといった仕掛けもある。
また公式ワールドのオープンを記念したイベントも開催され,コースの完走やクリアタイム20分未満といった条件を満たすと限定アイテムが提供される。さらに今後,公式アイテムやゲームのコース・機能が順次追加されていくとのことなので,G-SHOCKファンや「Roblox」ユーザーはぜひ注目してほしい。


































